流氷・バードウォッチング
14年前の2007年2月の流氷クルーズの回顧録です。冬季には流氷クルーズ観光の流氷バード・ウォッチングと流氷観光、夏季はクジラやシャチのクルーズ観光船を運営している会社 、2006年に地元の漁師さんが漁業から観光業に転身して船長を務める「有限会社 知床ネイチャークルーズ」のエバーグリーン号による観光クルージングの会社です。

流氷・バードウォッチング・厳しい知床・羅臼の冬を体感するなら流氷クルージング。エバーグリーンで流氷を掻き分けながら、知床に越冬してきた動物や鳥などを探しながらクルージング。流氷時期やってくる約700羽のオジロワシ、オオワシは、高確率でその姿を見ることが出来ます。動物たちを発見したときは、その都度マイクと船内スピーカーでみなさんにお知らせし、生態や特徴、習性などについてスタッフが丁寧にガイドします。同時に、1月頃から始まる冬のスケソウダラ漁の漁船を間近で見学していただけます。冬の知床半島で流氷観光船に乗ることができるのは羅臼だけです。地図と文は(有)知床ネイチャークルーズのHPより転載
14年前の流氷クルージングは乗船時間2時間30分で8000円でしたが現在も同じ乗船時間で11000円となっています。
暖冬だったのか?14年前2月17日の初の流氷クルージングは羅臼沖には流氷が全く見えず、スケソウダラ漁の観光だけで終わり、翌々日は気温が下がり再びエバーグリーン号に乗船した、知床岬方面に1時間も北上してやっと知床岬から南下してきた流氷に巡りあいました。この年はこの日まで流氷がなかなか南下せず、野鳥撮影に用意した餌のスケソウダラなどが醗酵寸前まで腐りかけていると長谷川船長が呟いていたのを船上で耳にした。今回は2日前よりも寒いので流氷がここまで南下したらしい、船員が流氷の上にスケソウダラをばら撒いて、一旦船は流氷から離れると、カモメが集まるそのカモメを見てから陸の方からオオワシがやってくる。流氷も陸地から遠いとオオワシも来ないそうです。
帰り際に船がガリガリバリバリと音をたてて砕氷船もどきに、餌場に近づいたので大きく撮れました、船の上はゆれるのでレンズは200-400mmズームを使用。
漂流・南下してきた流氷にオオワシ一羽
大きい流氷にばら撒いた餌の魚に飛んできたカモメの群れ
クルーズ船が流氷に近づき、エサ箱の魚をばら撒くと最初はカモメが来て、それを見たオオワシが飛んでくる
オジロワシも飛んでくるがオオワシよりも少ない
ばら撒いた餌の魚に群がるオオワシの群れ
流氷に撒いた雑魚等を採餌しているオオワシ
餌場に飛んできたオオワシ若鳥
餌場には若い亜成鳥のオオワシが目立つようだ
流氷に三々五々のオオワシ
離れて採餌する亜成鳥のオオワシ、羽・尾羽・嘴の色などが若い
小雪の中を飛翔するオオワシ成鳥
餌場近くのオオワシ成鳥
オオワシ成鳥 流氷の柱の上からタカ見の見物
採餌後のオオワシ成鳥三羽、昔流行ったのは団子三兄弟
大きな嘴を流氷の雪で採餌の汚れを落とすオオワシ、目が駄目
オオワシ成鳥
飛んできたオオワシの尾羽
オジロワシ幼鳥とオオワシ
オオワシ若と成鳥
流氷から飛び立つオオワシ
2月19日に羅臼港を出港してから1時間も流氷を探しての航海で知床岬沖合の流氷に到着、10:10~11:20までオオワシ・オジロワシ・カモメなどの流氷バードウォッチング、往復3時間の撮影。
2月16日から三泊四日の羅臼の野鳥撮影(シマフクロウ・オオワシ・オジロワシなど)のフォト回顧録でした。
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