« JR北海道の入場券(1) | トップページ | 昔日の思い出・茅沼のエゾフクロウ »

2021年2月11日 (木)

雪の給餌池のシマフクロウ

 14年前に初めての冬の北海道に遠征した時の雪上のシマフクロウです。2007年2月の鷲の宿のシマフクロウ撮影は、まだストロボ撮影が可能であった時期でした。民宿鷲の宿の前を流れるチトライ川渓流の中に給餌池(夏季の給餌池よりも小さく、シマフクロウが雪の給餌池の中に一羽が胸までやっと浸かる大きさ)でした。ベテランのCMは自分のストロボ用三脚数台を給餌池の周囲に常設しているのがありました。ストロボ撮影の初心者としてはストロボ用三脚一台と📷に取り付けたストロボの2台のストロボを持参しました。鷲の宿のカニや刺身の夕食後にベテランのCMが川岸に設置した生簀の中からヤマメを数匹網に入れて、川の中の給餌池にヤマメを入れてシマフクロウが採餌に来るのを待ちましたが直後にやってきました。ヤマメがなくなるとシマフクロウが池の縁を歩き回りますのでシマフクロウが飛び去った後にまた給餌池にヤマメを補充します。給餌池が空の時は滅多に見られませんが暗闇の川岸でネズミを捕獲したのを見ました、さらにチトライ川渓流のオショロコマも採餌するようです。

07218-0491 

民宿鷲の宿の前を流れるチトライ川の中に造った小さな水面の給餌池(夏の給餌池より遥かに小さい)上にある木の枝にやって来たシマフクロウ

07217-0192-2

金色の足環のシマフクロウのヘルパーさんがヤマメをとらえて給餌池から雪上に上がった処です。カメラのストロボ発光が直に目に入ると赤目になります。

07216-0380

シマフクロウの動きを見る照明ライト1燈の写真(ストロボが発光せず)、シマフクロウもこの光で給餌池のヤマメの魚影を見ているようだ

07218-0890

ストロボの発光

07218-0930

右の雪に覆われた給餌池のヤマメを捉えたシマフクロウ♂(空色の足環が見える)

07218-0950

ヤマメを咥えてチトライ川の上流方向へ運ぶシマフクロウ♂

07218-0970

給餌池の縁で採餌するシマフクロウ

07218-1030

ヤマメを右足で掴み巣に運ぶシマフクロウ♂

07218-1150

給餌池から雪の上にあがるシマフクロウ

07218-1190-2

給餌池の中に入るシマフクロウ

07218-1340-2

給餌池の縁に金色の足環の若いヘルパー

07218-1530

足で掴んだヤマメを咥えるシマフクロウ♂

07218-1560

ヤマメを咥えて巣に戻る直前のシマフクロウ♂

07218-1570

飛び出し直後のシマフクロウ♂

07218-1681

金色の足環のヘルパーさんの採餌かな?

知床羅臼・鷲の宿のシマフクロウのストロボ撮影禁止前の14年前(2007年2月)、はじめてのストロボ撮影のシマフクロウでした。まだ野鳥撮影も駆け出しの頃、普段はストロボ撮影をしたことがないので、ストロボの扱いや発光間隔など全てが素人感覚でなんとか撮影出来た記録です。シマフクロウの赤目補正ソフトを使用して赤目を補正しています。

現在のシマフクロウ オブザバトリーの観察施設にかわってからは、まだ一度も訪れていないので機会があればシマフクロウにとって照明と給餌池どのように優しくなったのか昔と現在の違いを観察したいと思っています。

 

 

 

« JR北海道の入場券(1) | トップページ | 昔日の思い出・茅沼のエゾフクロウ »

野鳥」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« JR北海道の入場券(1) | トップページ | 昔日の思い出・茅沼のエゾフクロウ »

2025年3月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          
顔文字教室
無料ブログはココログ
フォト