函館本線のわがまちご当地入場券と普通入場券
駅の入場券は、駅構内の立ち入りだけ許され、列車内には入れない。本来の用途は見送りや出迎えで制限時間は2時間である。列車や電車の撮影や駅構内の撮影と訪問記念で一区間の料金と同じ金額の入場券を購入しながらの北海道旅である。ネットの情報によると、入場券入場券制度のきっかけは不正乗車だったという。切符を持たずに列車を降りた者が「乗っていない、見送りに来ただけだ」と言い逃れるため、入場した駅を明確にする必要があった。かくして、入場券の券面には駅名が大きく書かれ、それが「駅の訪問記念」として採集趣味の対象となった。
無人駅の秘境駅の入場券も訪問記念に販売している場合もある。室蘭本線の秘境駅無人駅の小幌駅の「わがまちご当地入場券」は豊浦駅で販売していた。他にも数駅で購入実績がある。
平成29年7月~平成30年9月まで発売され累計総数80万枚の実績のある「わがまちご当地入場券」はJR北海道全駅417駅のうちご当地入場券発売駅は100駅。函館本線458・4kmに103駅のうちご当地入場券発売駅は21駅ある。
函館本線は北海道三大都市の函館から大沼公園、森駅から内浦湾沿いに長万部駅を経て山線と称するニセコ方面に方向を変える。現在は距離は約30km長いが時間が短いので、函館―札幌間は長万部から噴火湾沿いの室蘭本線に入る。
20数年前に特急寝台カシオペヤで上野から札幌の北海道への温泉旅行の時は、長万部から噴火湾沿いに海岸を走る室蘭本線で洞爺・伊達紋別・東室蘭、苫小牧から千歳線方面に入り札幌駅への車窓の旅を楽しんだ思い出がある。
函館本線の路線図は長万部から単線で急こう配・急曲線の通称山線と言われるニセコ・倶知安を通り、日本海側の余市・小樽を経て札幌・岩見沢・旭川に至るが、現在は函館駅から旭川駅までの全区間を運行する列車はない。函館から札幌までのメインルートは函館―長万部までの函館本線、長万部から海線といわれる室蘭本線・千歳線経由の札幌となっている。
北海道三大都市を結ぶ函館―札幌ー旭川 458・4km薄いピンク色の函館本線は北海道最長の路線図
函館本線路線図にはご当地入場券発売駅は21駅あるが現在は函館―札幌―旭川までの三大都市を結ぶ直通列車はありません。ご当地入場券と183系初期型入場券と常備軟券・硬券・マルス入場券・硬券観光旅行記念入場券などの函館本線の入場券です。2017年7月~2019年9月まで発売されたわがまちご当地入場券は入手困難な秘境駅などがありました。
一番上はご当地入場券の函館駅裏面(観光)と二枚目は183系初期型入場券と常備軟券入場券
下面は大沼公園駅のわがまちご当地入場券の裏面
183系初期型入場券とマルス発行の大沼公園駅入場券
森駅の183系初期型入場券とマルス入場券
余市駅の軟券常備入場券
銭函駅の観光旅行記念入場券硬券と軟券常備入場券
小樽駅の観光旅行記念入場券の表と裏
札幌駅のわがまちご当地入場券の裏面、観光旅行記念入場券(未使用)、常備軟券(北海道マーク印)、硬券普通入場券
岩見沢駅の183系初期型入場券と常備入場(軟券)
深川駅のマルス入場券表と裏、下は旭川駅わがまちご当地入場券の裏面、裏面は自慢の観光地やグルメなどが描かれている。
旭川駅のわがまちご当地入場券の裏面、183系初期型入場券、軟券常備入場券
2018年10月2日の「函館本線路線図のご当地入場券」ブログに訪問した駅の183系初期型入場券・硬券 観光旅行記念入場券・硬券普通入場券・軟券常備入場券・マルス入場券を追加したものです。
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