4月8日の花まつり
四月八日は仏教の開祖お釈迦様の誕生をお祝いする行事があります。この日の午前中に檀那寺の曹洞宗天宗山東林寺の花御堂のお釈迦様に甘茶を掛けに参拝してきました。本堂の前に置かれた机の上に花御堂が置かれています。天上天下を指さすお釈迦様に備え付けの柄杓で甘茶を灌いでお祝いをしてきました。扉が開けられた本堂ではご住職の奥様と御近所の奥様と思われる人たちが写経会の様子でした。
現役時代の回想ですが四十数年前の昔。同じ東京出身の江戸っ子で小石川生まれの上司が隣の席で大声でボヤクので、なにかようか(7月8日)と尋ねると国語辞典を引いていた部長がこの辞書には載っていないと叫んでいました。日頃から「百円」を「しゃくえん」と発音する江戸訛りの習慣から「ひ」で始まる用語を「し」で索引してこの辞書はダメだ!のってないとぼやいていた江戸っ子の笑い話です。
4月8日のお釈迦様の誕生日にまつわる話として、面白い話が鋳物の出来具合が失敗した江戸の鋳物職人が江戸訛りで「ひ」を「し」で発音するので「火が強かった」→「しがつよかった」→「しがつようか」、「四月八日」はお釈迦様の誕生日→「お釈迦になった」ということで職人の隠語で「オシャカ」とは失敗したことになる。このオシャカになる語源は,広辞苑などではこの他に阿弥陀像を鋳造しようとしたのに光背があまりに薄肉で湯周り不良となり,光背のない仏像になってしまい,これではまるで釈迦像ではないかの説明もあります。
撮影日 令和3年4月8日
天宗山 東林寺 山門 一週間前までは桜の時季だったが今年の境内のサクラは一週間以上も早く見頃が過ぎていた。
山門よりイチョウの名木の前を通り本殿へ向かう参道を行く
本殿前の境内
本殿の扉は開いていました本堂に人の気配がします
時節柄、花御堂の脇にお釈迦様より大きい消毒薬が設置されています
花御堂の甘茶をお釈迦様に掛けてお釈迦様の誕生日をお祝いしました
本堂内からご婦人方が出てきて写真撮影を見ていました。
帰り際に参道で子供連れの男性とすれ違いましたので花まつりの参拝と思われます。
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