菊名池の散る桜と野鳥
歳をとれば取るほど感じるのは、「月日が経つのがはやい」ことです。自分としては今年はまだ二つ月ぐらいしか経っていないつもりなのに、もう四月になってしまっている。1月いぬる2月逃げる3月去るように、歳月人を待たず・光陰矢の如しで四月バカの日より六日もたって既に卯月に入っている。昨年の今頃は第一回緊急事態宣言のコロナ禍の中でも、北海道に一週間滞在する遠征に出掛けたようなコロナに負けない元気と覇気があったが今年に入ってからはコロナに根負け、出掛ける元気が何処かに行ってしまったようです。昨年11月初旬の三日間で関東近在の日本100名城を六ヶ所を巡り栃木県の足利氏館から箕輪城・金山城・鉢形城・川越城と最後は千葉県の佐倉城を巡るスタンプラリーで佐倉城内の国立歴史民俗博物館を見学して帰浜している。11月下旬には一泊二日の箱根ビジターセンターへ野鳥撮影と真鶴半島三ツ石海岸の野鳥撮影を最後にコロナ巣籠が4ヶ月以上も続いています。毎年恒例の正月の熱海温泉旅行はGO TOトラベルの全国停止でキャンセル、浜離宮庭園の正月行事・新春の空に鷹が舞う放鷹術もコロナで中止、熱海梅園梅まつりと糸川熱海桜まつりも芸妓さんの参加する行事の中止。横浜中華街の春節イベントの採青や祝賀遊行も見られず、2月15日沢田涅槃堂寝釈迦の百万遍念仏法要の中止と河津桜まつりと河津桜の野鳥撮影もスルー、大倉山梅園観梅会の行事もコロナで中止となり、これらの毎年恒例のブログが無い寂しい思いが過ぎ去るままに時間が経つのが早いとの思いを感じながら本日より大阪・兵庫・宮城の3府県で「まん延防止」が始まりました。明日は一年前に第一回緊急事態宣言が発出された日です。時間が過ぎるのが早いですね!
曹洞宗の良寛さんの句に 散る桜 残る桜も 散る桜
1週間前の三月末に地元の菊名池公園の桜吹雪舞う「散る桜が綺麗な時季」のサクラと野鳥です。今頃は青葉若葉のサクラとなっている桜はなお更時間の過ぎる、時間が経つのが早いと感じる、傘寿に一つ重ねた歳を過ぎ去った今日この頃です。
撮影日3月31日
花吹雪舞う菊名池公園のサクラと水鳥(キンクロハジロ)
石段の下は子供の水遊びのたまり場、ここに花筏が溜まる。
子供がいないとカワセミが採餌に来ます
桜吹雪の散った池面の手前にオオバン一羽とキンクロハジロ
桜の花びらを採食するキンクロハジロとオオバンの大盤振る舞い
散った桜が浮かぶ中を行くハシビロガモの番
桜の枝で給餌を待つカワセミ♀に水中から飛び出すカワセミ♂
散る桜の下で求愛給餌
散った桜の下でハシビロガモ♂が♀の後を追う
雌が向き直り、なんでついてくるのと咎めているように見えます
それでもしつこくメスを追うオス、桜の下で春が来ました。
ハシビロガモ♂ ノントリ
ハシビロガモ♀もノントリ
散る桜 の時季にある池一面の花筏にオオバン
最後ははバンの番ですですが今回は散る桜が焦点ですのでボケバンです。手前のボケの葉は河骨(コウホネ)の水草、5月ごろから黄色い花が咲きます。
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