« 翡翠三番子の親離れ | トップページ | 白骨温泉で骨休み »

2021年9月21日 (火)

16年目のタカの渡り

 白樺峠タカの渡りの撮影は9月14日~18日までの四泊五日の車中泊の旅でした。昔から野鳥撮影はどこえ行くにも群れでの行動がなじめず、歳をとっても16年間単独行動の継続・実践でした。今回の一人旅では白樺峠のタカ見の広場への山登りは疲労による足腰の痛みが我慢できずに三日目は断念しました。三日目は足腰を癒すために乗鞍高原から7,8kmの白骨温泉に出掛けました。足腰を癒した四日目は乗鞍高原の散策と乗鞍三滝(三本滝・善五郎の滝・番所大滝)の名勝巡りでした。
タカの渡りは乗鞍高原観光センター駐車場から白樺峠までのスーパー林道で9km約20分のドライブでタカ見の広場駐車場に到着。後期高齢者にはここからタカ見の広場へ苦痛の登山が始まる。昨年は三日間の継続でしたが寄る年波に勝てず、年々山登りが辛くて年々短期間になり今年は足腰の痛みで二日間で断念しました。

Dsc00057

撮影日は16年前、2005年9月17日タカ見の広場撮影風景

2005年9月17日初めての白樺峠「タカ見の広場」の撮影から16年の歳月が経ちました。白樺峠の駐車場からタカ見の広場まで、640のレンズと大砲用の大型の三脚と雲台などの重たい撮影機材をを担いで20分間の山登りでしたが今年は一昨年と同じ軽装備の撮影機材でも60分もかかりました。山登りの歩幅はトレッキングシューズの長さと同じ短い歩幅となり、十歩上ると止まり足を休めながら、10分上ると5分の休憩を4回繰り返して、1時間かけてやっとタカ見の広場に到着です。タカの渡りの撮影の楽しみよりも、山登りを克服する苦しさの苦行となりました。撮影装備もお手軽な機材に変更してから昨年は40分、2年前は30分で登り切りましたが、今年はコロナ禍における運動不足の影響もありますが今年初の撮影旅は、何よりも高齢化による体力の衰えを痛感することになりました。山登り中の思案は来年も挑戦出来るか不安がよぎりました。ヒロシのボッチキャンプの楽しみのようにボッチ撮影が続けられるか疑問に思うようになりました。

参考までに2020年9月15~17日のタカの渡りのブログの書き出しです。
白樺峠のタカの渡りを撮りに白樺峠のタカ見の広場に昇りました。15年目の白樺峠は昨年と同様に三脚とレンズを加齢により小型軽量の装備での山登りです。通常は20分の山登りは10歩上っては休み、休み休みで初日は40分も掛かりましたが二日・三日目は30分でしたが「継続は我慢なり」の登山でした。ようやくタカ見の広場に辿り着いた時は両足のふくらはぎは疲労と加齢で三日間ともパンパンでした。「継続は執念なり」のタカの渡りの撮影です。
問題点は昨年からレンズを640→SP 150-600mmに小型軽量安価に替えたためにシャッタースピードと解像度が落ち、更には加齢により腕が落ちたのか視力が落ちたのかピントの甘い写真が続出でしたが、Go Toキャンペーンの期間に大自然の中でタカの渡りを撮影出来たことに大満足でした。「継続は健康なり」。
(2020年9月20日のブログより)

_dsc9386

白樺峠のタカの渡りを撮りに白樺峠のタカ見の広場に昇りました。15年目の白樺峠は昨年と同様に三脚とレンズを加齢により小型軽量の装備での山登りです。通常は20分の山登りは10歩上っては休み、休み休みで初日は40分も掛かりましたが二日・三日目は30分でしたが「継続は我慢なり」の登山でした。ようやくタカ見の広場に辿り着いた時は両足のふくらはぎは疲労と加齢で三日間ともパンパンでした。「継続は執念なり」のタカの渡りの撮影です。問題点は昨年からレンズを640→SP 150-600mmに小型軽量安価に替えたためにシャッタースピードと解像度が落ち、更には加齢により腕が落ちたのか視力が落ちたのかピントの甘い写真が続出でしたが、Go Toキャンペーンの期間に大自然の中でタカの渡りを撮影出来たことに大満足でした。「継続は健康なり」。
(2020年9月20日のブログより)

_dsc9386

三年前までは距離の短い(急坂)の西ルートを登りましたが初心者などが登る北ルートに変更して3年目になりました。

_dsc9384

たか見の広場の標識のある乗鞍岳眺望広場、ここまで昔は20分で登りました


_dsc9462-2
乗鞍岳眺望広場からの乗鞍岳、撮影日2021年9月15日

_dsc9393-2
タカ見の広場の荒天時の3棟の避難小屋(写真は中央小屋の内部)
_dsc9666-2
撮影日9月15日、前日の渡り速報14日曇のち雨、サシバ10、ハチクマ14、その他5、計29。因みに15日の速報値、晴れサシバ1728、ハチクマ579、ノスリ58、ツミ42、その他のタカ31、タカの渡り計2438羽
_dsc9668-2
_dsc9446-2
飛んでくるタカの渡りの名称
_dsc9676-2
撮影日2021年9月15日正午頃の撮影風景(晴天にも関わらずコロナ禍で例年よりも撮影者と見物者はまばらであった)
_dsc11361_20210921121101
9月14日AM11:01山を背景にお泊りハチクマの飛翔
_dsc11951
9月14日AM12:42 前日からお泊りのハチクマ
_dsc12431-2
9月15日AM9:33 タカ柱
_dsc13771_20210921122101
タカ柱の一部

_dsc14051

9月15日AM10:58 ハチクマ

_dsc14921

9月15日AM11:18 ハチクマ

今年も昨年に引き続き腕の衰えとともに体力・気力の無い、あまり収穫のないタカの渡りでした、タカの渡りは飛んだ羽数よりも如何に写真が撮れる近くを飛んでくれるかであった。

 

 

« 翡翠三番子の親離れ | トップページ | 白骨温泉で骨休み »

野鳥」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 翡翠三番子の親離れ | トップページ | 白骨温泉で骨休み »

2025年3月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          
顔文字教室
無料ブログはココログ
フォト