空飛ぶ漁師の英名はオスプレイ
5~60年前の昔、怪鳥と呼ばれた超音速旅客機(SST)と言えば世界初の超音速旅客機「Concorde コンコルド」を思い出す。10年位前から怪鳥と呼ばれるのは沖縄の米軍基地などで地元住民が配備反対運動を起こした事故率の高い怖い思いを残した米軍の垂直離着陸機MV-22 「Osprey オスプレイ」と陸上自衛隊に配備されたV-22オスプレイ*。自衛隊では木更津駐屯地で飛行訓練を行っている。配備された目的は災害時などに主として迅速に島嶼に輸送する任務。V-22オスプレイは、回転翼機と固定翼機の特徴を併せ持ち、固定翼機が離着陸するための飛行場がない離島においても離着陸が可能です。 また、陸上自衛隊が現在保有している輸送ヘリ(CH-47JA)に比べ、最大速度が約2倍、航続距離及び飛行高度が約3倍と極めて高い性能を有しています。本来の配置先は佐賀空港が最適と考えていますが、佐賀空港の施設整備が整うまでの間の暫定的な配置として、木更津駐屯地に部隊を配置しています。「*2020年8月 陸上自衛隊(V-22オスプレイの当面の運用について)防衛庁・自衛隊の資料より一部抜粋・編集」
本日のタイトルは英名オスプレイと言われる魚鷹(ミサゴ)の飛び込み狩りと空中の魚運びの様子です。ミサゴ(漢字名 魚鷹、鶚、英名Osprey オスプレイ)は、タカ目ミサゴ科ミサゴ属に分類される鳥類。魚を好んで食べることから空飛ぶ漁師とも呼ばれる 。
相模川の空飛ぶ漁師ミサゴの飛び込みから空輸までの1分間
ミサゴがドボンと飛び込んだあとに水中を探っている様子
魚を鋭い爪で捕らえて引き上げるようです(水中の推定)
水面から空中へ濡れた翼を思い切り羽ばたく
大根を引き抜くように魚を持って飛び上がる瞬間
鯔(ボラ)のような魚の腹を見せて引き上げた
ミサゴ♂の全長から推定35cmのボラの捕獲に成功
片足で運ぶ力持ち 怪鳥オスプレイがロープで荷物を吊り下げて飛ぶ空中空輸を想像
まだ暴れる魚から水滴が飛び散る、オスプレイの空中空輸
対岸の草むらの上をボラ運び
対岸から水門の上を超える急上昇
片足持ちで水門の上を超える
両足で抱えて水門の上を越えてからUターンをしてきた
片足持ちに切り替えた
ミサゴ♂とすれば全長54cm、魚の全長は約35cm相当
塒(ねぐら)に向かうのか?
両足持ち空中持ち運びのトリム、塒なのかそれとも採食場所へ
ドボンと急降下の飛び込みから1分間80枚の連写から空飛ぶ漁師ミサゴの狩りと空輸でした。
撮影日2011年11月25日、撮影地はこの日に虎斑木菟(トラフズク)を撮影した相模一之宮寒川神社周辺の相模川
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