« 2021年12月 | トップページ | 2022年2月 »

2022年1月

2022年1月29日 (土)

冬枯葦とウグイス

 野鳥撮影を始めて三年目の2007年1月に日本に71年振りの迷鳥・珍鳥キガシラシトドの撮影に大阪府の大泉緑地に遠征した折に、緑地の池に残った風にそよぐ冬の枯葦の中に動く小鳥を見つけました。葦の空洞の中にいる昆虫の幼虫を採餌するウグイスが飛来していました。現場のCMはキガシラシトドを見つけるのに夢中でしたが野鳥撮影新参者には冬枯れの葦にウグイスとは、珍しい光景と感じて枯葦と冬景色のウグイスにも関心がありました。葦の呼び名は本来はアシと呼ばれていましたが「悪し」に通じることに忌み嫌い、標準和名はヨシ(葦、芦、蘆、葭)と呼ばれるようになったようです。 アシの別名がヨシなのか?ヨシの別名がアシなのか? パスカルの名言「人間は考える葦(あし)である」この名言では葦を「よし」とは呼ばない。葦で編んだ葦簀(よしず)は「あしず」とは呼ばない。アッシにはアシでもヨシでもどちらにしても良しです。今回の主役はウグイスです。

07124-0541

葦(ヨシ)の茎を割って中の昆虫を採餌するウグイス

07124-0261

次はどの茎か、あの茎か、それもヨシ

07124-0311

ヨシからヨシへ茎から茎へ、蘆原のウグイス

07124-0411

餌探しが忙しいウグイスの採餌

07124-0431

ウグイスの鋭い嘴の一撃で茎を割る

07124-0511

細い茎には目もくれず

07124-0621

茎から茎へ移動の飛び出し

07124-0641

冬のウグイスの正面顔

07124-0761

餌探しの当たりの確率は?

07124-0812

冬枯れの葦の茎を割り採餌するウグイスでした

2022年1月26日 (水)

【免許の返納義務化】アンケート調査のニュース

  傘寿を過ぎてから三月で二年になります。あと二年長生きすると生まれた干支の歳を迎えますが傘寿のお祝い後は年々、月々、週々、日々に体力・知力が衰えていくような気がしています。このような時季に昨日のインターネットのniftyニュースの中に日頃から気になるニュースを見つけました。それがタイトルにある免許の返納です。以下の細字は昨日のniftyニュースからの転載・引用です。

5月から高齢者ドライバーの運転技能検査、始まる日本トレンドリサーチ(東京都豊島区)は、今年の5月から高齢者ドライバーの免許更新時に運転技能検査(実車試験)が始まることを受け、全国の男女計2,700名を対象に「運転免許の返納」についてアンケートを実施しました。

運転技能検査(実車試験)は、免許の更新を希望する75歳以上の高齢者ドライバーで、過去3年間に違反歴がある場合、受検しなくてはいけません。他にも認知機能検査や指導員による高齢者講習の受講などが必要になります。また「安全運転サポートカー(サポカー)」の限定免許制度も始まります。
様々な高齢者ドライバー対策が始まりますが「運転免許の返納」について皆さんはどのように考えているのでしょうか。

調査は2021年12月30日~2022年1月13日まで、2,700名の男女を対象にインターネットによって行われました。設問は次の9つです。
質問1:普通自動車運転免許を持っていますか?
質問2:免許の返納義務化についてどう思いますか?
質問3:回答の理由を教えてください。
質問4:免許返納が義務化となった場合、返納する年齢は何歳がよいと思いますか?
質問5:回答の理由を教えてください。
質問6:日常的に運転はしますか?
質問7:何歳になったら免許を返納しようと思いますか?
質問8:何歳で免許を返納しましたか?
質問9:回答の理由を教えてください。

高齢ドライバーの事故を懸念

回答者のうち、84.2%が普通自動車免許を所持し、4.7%がすでに返納していました。返納義務化については、賛成とどちらかというと賛成を合わせた賛成派は76.1%と多数を占め、高齢者ドライバーによる事故への心配が理由として挙げられました。反対した方の理由としては、「住む地域によっては車が必須」「運転技能には個人差ある」など「返納義務対象を年齢で決めるべきではない」という意見が多く見られました。

「何歳になったら免許を返納しようと思いますか?」という設問では、下図のような結果となり、81歳以上が24.3%と最も多く、76~80歳23.3%、71~75歳19.8%と高齢になるほど多くなりました。81歳以上と答えた人からは、次のような理由が挙げられました。
「80歳を越してくると足腰も弱ってくるし、認知機能も低下してくると思うので、このくらいの年齢で免許返納が妥当ではないかと思う。(50代・男性)」
「もちろん80歳前でも運転できなくなる可能性もあるが、田舎暮らしかつ一人暮らしだから自分で動けるうちは自分で動きたいから。(70代・女性)」

回答者のうち127名の方が既に免許を返納しており、免許所持者の免許返納希望年齢が高齢であったのと比べると、60歳までで返納している方が27.6%と最も多く、71~75歳が25.2%と続きました。

【免許の返納義務化】22.3%の方が「返納するつもりはない」

以上がniftyニュースにあった「免許の返納義務化」アンケートの内容です。
自分の免許証は2021(令和3年)5月20日に誕生月を2ヶ月過ぎてからの更新でしたので2024年4月7日まで有効です。野鳥撮影には車は必需品ですがまだ撮影をやめるつもりはありません。この有効期間中に認知機能の低下を自覚したならば車の運転を諦めて免許証を返納するつもりです。写真撮影が目的で車の運転は手段です。目的が無くなれば手段も無くなります。

2022年1月17日 (月)

熱海梅園に紅白の野鳥

 熱海梅園の竹林であたみ桜に来たメジロを撮影後、9:50から始まる熱海梅園のオープニングセレモニーへ移動中に梅園の中を流れる初川の梅見の滝の下流で紅白の野鳥、梅まつりとあたみ桜まつりの開幕セレモニーに縁起の良い紅白を見つけた。紅梅と白梅の開花のお祝いをする赤腹と白腹。

_dsc2131-2_20220117095601

1月8日熱海梅園正面入口前の早咲きの紅梅・白梅

_dsc2157_20220117101601

熱海梅園足湯の奥にある竹林に生える早咲きのあたみ桜

_dsc4589-2

_dsc4594-2_20220117154301

_dsc4632-2

早咲きのあたみ桜を吸蜜するメジロを撮影した後にアカハラ

_dsc2185-2

梅見の滝の下を流れる初川にアカハラを目撃

_dsc4726-2

梅園内を流れる初川の川辺にピョンピョン動く鳥

_dsc4728-2

餌探しのアカハラがいた

_dsc4731-2_20220117154801

初川の河原の石苔にアカハラ

_dsc4735_20220117155001

アカハラの目を離した時に次は足元にシロハラと入れ替わる

_dsc4740

石苔にシロハラがよく似合う

_dsc4746-2

初川の苔の上にシロハラ、睨まれた瞬間に飛ばれた

_dsc4751-2

苔の生えた古木の中に逃げ込んだがピントが追い付けず

熱海梅園のオープニングセレモニーが始まる前の鳥撮りでした。
野鳥を始めた頃は雨天以外は毎日のように鳥撮りとブログUPをしていましたが、久し振りに1週間連続のブログUPでした。

2022年1月16日 (日)

糸川桜まつりの桜茶・バンド演奏・大道芸

 第12回あたみ桜 糸川桜まつり、2022年1月8日(土)~2月6日(日)の開催。糸川遊歩道ドラゴン橋で桜茶・お茶のサービス、大道芸、バンド演奏などは土・日・祝日の開催。熱海市内、中心部を流れる糸川沿いにて早咲きの「あたみ桜」で一足早い春を楽しむ人々がドラゴン橋の会場と隣の新柳橋出店コーナーでは酒類や豚汁・焼きそばなどが販売され飲兵衛や家族連れなどで賑わっている。

_dsc2367-2_20220116085901

8日はドラゴン橋の無料のお茶サービス会場では午後からは梅園会場でオープニングセレモニーに出席したミス熱海・梅娘・桜娘などの桜茶サービスがあった。(写真は熱海梅園の梅まつりと糸川あたみ桜まつりの合同オープニングセレモニー会場於いて)

Img005-2_20220115212201

_dsc2693-2

9日はミス熱海 梅の女王・杉本和香奈さんから桜茶サービスを頂きました。写真はドラゴン橋桜茶サービスのコロナ除けビニールの中での撮影でした。

_dsc2517-2

国道135号銀座バス停より糸川上流方向、あたみ桜標準木(右端)一部の花びらが開く一分咲き

_dsc2498-2

ドラゴン橋の糸川ベンチャーズの演奏、ベンチャーズの曲パイプラインのエレキギター演奏の「テケテケテケ・・・」やダイヤモンドヘッドなどの例年と同じような賑やかな演奏でした。

_dsc2505-2

50年前からのエレキサウンドを奏でるギター小僧も平均年齢は70歳を超えたとか、とか言いながら今年もベンチャーズの曲を元気に演奏していました。

_dsc2623-2

 チビザルの名はちゃちゃ君。 猿回しはげんき君。 合わせて「げんまい茶」と自己紹介の大道芸

Img002-3_20220116101101 Img007-3_20220116101201

げんまい茶 コンビの名刺 表裏

_dsc2672-2

まだ新米の猿回しに感じました

_dsc2681-2

ドラゴン橋の猿回しの大道芸でした

_dsc2509-2_20220116102401

ドラゴン橋の隣は出店コーナーの新柳橋、豚汁・焼そば500円

_dsc2508-3

テーブルで酒類の出店の生ビール500円と豚汁で花見の休憩

_dsc2517-2

国道135号上り糸川橋より川上方向。「銀座」バス停の右はあたみ桜標準木は一分咲きでした。川面の赤い色はブーゲンビリア。

_dsc2518-2

糸川橋の袂(たもと)にあたみ桜の説明板

ドラゴン橋であたみ桜をバックに、あたみ桜まつり開幕のセレモニーに於いて、熱海芸妓の正月衣装の踊りが見られたが昨年はコロナで中止、今年は熱海梅園で合同のオープニングセレモニーでなくなりました。2,3年前の熱海芸妓の美保さん、小夏さん、静さん3名が正月の出の衣装で舞う姿を大勢のお客がカメラ・ビデオ・スマホ等で撮影している処に駆けつけた時のドラゴン橋の写真です。

_dsc6826

熱海芸妓 左から静さん 美保さん 小夏さん

_dsc7024_2

2018年1月20日開幕のドラゴン橋に於いて、静・小夏・美保さんの思い出の写真

今年の1月8日に芸妓見番(正式名:熱海芸妓見番歌舞練場)の前でタクシー待ちの小夏さんに9日公演の華の舞の様子をお聞きしました。

 

2022年1月15日 (土)

熱海糸川あたみ桜のメジロ

 1月8日熱海梅園でオープニングセレモニーを見物した後に、来宮神社の初詣、起雲閣の見学の後に初川沿いの芸妓見番の横を歩いて、市内中心部を流れる糸川沿い300m程の糸川遊歩道のドラゴン橋に出た。この遊歩道には58本のあたみ桜が植えられていますが老木・古木の中には若木もあるようです。糸川河口の135号線上りの銀座バス停脇にある「あたみ桜標準木」の開花状況を見るとまだ開花か一分咲き程度と思われた。若いあたみ桜は三分咲き程度であった。翌9日は芸妓見番で華の舞を見物した後も同じコースを歩いて来た。8,9日の2回とも早咲きのあたみ桜の吸蜜に来るメジロを撮影中に、ジョウビタキやスズメも熱海桜に止まったのが目にとまった。

撮影日2022年1月8、9日

_dsc4832-2

あたみ桜の開花は1分~3分咲き程度であった

_dsc4851-2

蕾が多い中で開き始めた花を見つけたメジロ

_dsc4873-2

糸川の川底石の上でハクセキレイ若が昆虫を追う

_dsc4923-3

メジロの吸蜜

_dsc4931-2

甘かったと飛び出し、お次はどの花に!

_dsc4973-2

あたみ桜の若木は三分咲き

_dsc5026-2

若木のあたみ桜の下からの吸蜜

_dsc5051-2_20220115113801

上からも吸蜜

_dsc5060-2

お次はどこか?

_dsc5099-2

この花かな

_dsc5145-2

開花した花はどこかな?

_dsc5190-2

虫を追いかけるジョウビタキ♀上に虫か?無視のようです

_dsc5206-2

あたみ桜の花には興味はなさそうです

_dsc5246-2_20220115114401

虫を追って空き地に飛ばれてしまい、熱海桜には用がない様子

_dsc5216-2

まだ蕾だらけのあたみ桜のメジロ

_dsc5266-2

蕾にスズメがちゅんちゅん

_dsc5311-2

あたみ桜の蕾にとまる雀、ご近所にスズメの巣があるようです

_dsc5334-2

まだ開花前のあたみ桜に止まるスズメ

_dsc5348-2

開花した熱海桜にはメジロの吸蜜

_dsc5352-2

早咲きのあたみ桜にはメジロがよく似合う

2022年1月14日 (金)

熱海芸妓見番・華の舞

 1月8日PM1:20頃に熱海観光名所の起雲閣見学の帰路に糸川桜まつりの会場である糸川遊歩道に向かう途中で、初川河畔の熱海芸妓見番の前で予約タクシーを待って居た「熱海芸妓人気の小夏さん」に会ったのでお声を掛けた。明日の1月9日(日)芸妓見番・華の舞の様子をお尋ねすると、明日は私の出番ではなくダブルキャストの琴千代さんの出番であるなどのお話を聞いて、11時開演の30分前から入館できるなどの話を伺っている内に彼女が予約したタクシーが来て乗車された。突然声を掛けたが人気の芸妓さんとあって気さくな人であった。
翌1月9日は11時にチエックアウトする家族に先駆けて10時前に家族と宿泊した伊東園ホテル熱海館を出立、徒歩3分程の熱海駅始発バス停に向かい市内を循環するバスで10分程の清水町で下車1分の芸妓見番に到着すると見番前に5,6人の予約客が待機していた。

Img004-4_20220113184201

熱海芸妓・華の舞 リーフレットのコピー

_dsc2578-2

開館前の玄関脇に体温測定器とアルコール消毒液を備えている、当日は10:30前に事前予約しないと入場出来ないことが分かり、この玄関前から携帯で予約を入れることになった。 

_dsc2580-2

正式名称「熱海芸妓見番歌舞練場」前の初川沿いに華の舞の幟が新春にはためく

_dsc2581-2

開演前の客席の様子 最前列は観光バスの団体客、入場は予約番号順となったいたので前から4列目の47番目の名前を貼ったイスに案内されて着席。コロナ対応で席は前後左右1m以上離れている、当日は約50名の観客。コロナ禍で定員は70名に制限されているようです。体温37・5℃以下を検温して手指のアルコール消毒後に入館したが、名前の貼ってある指定されたイス席に座ると、今度は入場者名簿(カード)に名前と緊急連絡先などを記入するして係員に渡す、何事も起きなければ2週間後にこのカードは破棄するそうです。

_dsc2583-2

開演前に時間をつぶす館内の写真撮影、舞台右手の羽子板の展示

熱海市在住の日本画家、大谷まやさんが2022年1月1日から同市の熱海芸妓(げいぎ)見番歌舞練場で恒例の羽子板展を開く。22年の干支(えと)、寅(とら)にちなんだ作品や熱海芸妓、江戸時代の火消しなどをモチーフにした作品が並び、正月の華やかなムードを盛り上げてるようです。

_dsc2587-2

開幕間に館内を散策、2階席から舞台の撮影

Img001-2_20220113194301

1月9日(日)の演目プログラム

お正月やおめでたい日に着る黒留袖の「出の衣装」の上に白い薄衣を羽織、左手の舞台から最初に現れて優雅な舞いを七番組披露して全員で三下り甚句で幕になる。

このプログラムの上演中の館内は撮影禁止なので、約30分間の舞の写真は1枚も撮れず仕舞いでした。更にコロナ禍前は行われていた一番期待していた芸妓さんとの記念撮影もなかった。

ここは100年以上続いている熱海の伝統芸能、熱海芸妓見番歌舞練場です。 2021年2月に【熱海 まめっこ】という熱海芸妓公式マスコットキャラクターを誕生させました。 少しでも若いお客様に熱海芸妓という伝統芸能に興味を持って頂きたい、そして歴史的流行をもたらした新型コロナウィルスにより静かになってしまった日本・熱海を元気にさせたい、そんな想いが込められております。 《華の舞》でも四番目のプログラムの中に【まめっこ】が踊るシーンが組み込まれておりますした。

 

_dsc2594-2

30分間の幕が下りる前に前席で写真撮影している観客を見つけて、慌てて幕が下りる寸前に撮影する。写真左より芸名ほ赤い提灯を持って、ほたる・紗都美・美保・美華。(男役の紗都美さんは白い提灯)

_dsc2595-2

これが二枚目の写真、幕が下りて来る直前の写真左より、こはく・琴千代・関美、後方は地方の三味線のお姐さん、間一髪の写真です。

_dsc2598-2

幕が下りた後にお客さんと写真撮影の「まめっこ」が舞台前に登場

_dsc2609-2_20220114153501

熱海 まめっこは、2021年2月に静岡県熱海市に誕生した熱海芸妓置屋連合組合の公式マスコットキャラクターです。ネーミングはお茶目で豆粒のように小さくて可愛く、まめまめしく動きながら、周りの人を楽しませてくれる、という意味が込められております。

_dsc2603-2

コロナ禍で芸妓さんとは記念撮影は出来ないが芸妓組合のマスコットキャラクターの「まめっこ」との記念写真は記念写真撮影のスタッフにより撮影でした。

最初のリーフレットの下1/2の部分

Img004-5_20220113184401

事前予約制でした。当日は10:30までに予約を入れて入場、今回の座席は47番で最後列に座りました。コロナ対応の定員70名。

コロナ禍明けには美保さん小夏さん琴千代さんなど数年前から熱海梅園オープニングセレモニーや野点茶会などで写真撮影した記録がある芸妓さんと記念写真を撮りたいものです。

2022年1月13日 (木)

熱海市の観光名所・起雲閣の見学

 熱海市指定有形文化財の起雲閣。大正・昭和の浪漫を残す建築様式。1947(昭和22)年に旅館として生まれ変わり、多くの文豪たちにも愛された。

Img002-5_20220113150301

熱海市の文化施設リーフレットより抜粋・転載

_dsc2496-2

起雲閣の表門は、1919(大正8)年に創建され、薬医門(やくいもん)とよばれる造りになっています。大正期から昭和期にかけての、門・土塀、母屋(座敷や玄関)、土蔵、別棟の洋館、そして庭園のすべてが揃い邸宅の屋敷構えとして現存する事例は決して多くなく、その意味でも、起雲閣は貴重な文化的・歴史的遺産である。(熱海市HPより一部抜粋・転載)

 

Img009-2_20220112165701

起雲閣のリーフレットの一部

_dsc2414-3

左より海運王「内田信也」東武鉄道創設者「根津嘉一郎」旅館を開業した「桜井兵五郎」

_dsc2412-2

麒麟の間

 

_dsc2417-3

麒麟の間は専任の係員が群青色の部屋の由来を説明しました

この座敷と玄関を含む建物は、1919(大正8)年に完成しました。最初の持ち主であった「内田信也」の伝統的な和風建築のたたずまいです、ひときわ目を引く群青色の壁は、旅館となってから塗り替えられたものです。「加賀の青漆喰」と呼ばれる石川県加賀地方の伝統的な技法ですが、旅館を開業した「桜井兵五郎」が石川県の出身であったため、これを取り入れたといわれています。二階座敷「大鳳」には、旅館当時「太宰 治」が宿泊したといわれております。

_dsc2438-2

玉姫の間

_dsc2439-2

この建物は、二代目の持ち主「根津嘉一郎」により、1931(昭和6)年に着工、1932(昭和7)年に完成しました。玉姫は、正面中央に暖炉があるヨーロッパのデザインを基本にしていますが、「折上格天上」(おりあげごうてんじょう)などは日本の神社や仏閣に見られる様式を取り入れている。

_dsc2436

折上格天井の展示品

_dsc2440-2

玉渓の間

玉渓は中世英国の「チューダー様式」に「名栗仕上げ」を取り入れたヨーロッパの山荘風の造りになっています。しかし、暖炉の覆いにはサンスクリット語の飾り、入口の天井には茶室のように竹が用いられるなど、独特の空間となっています。暖炉脇の太い円柱は、古い寺か神社の柱とも、江戸時代の帆船の帆柱ともいわれており、この柱と暖炉は、日本建築の「床の間」と「床柱」にも見立てることができます。

_dsc2465-2

金剛 昭和4年根津嘉一郎により建てられた洋館

_dsc2466-2

金剛の奥にローマ風浴室、浴槽の周囲は木のタイル

洋館「金剛」に併設されたローマ風浴室は、1989年の改築の際、多くの部分で現代の材料に改められてしまいましたが、ステンドグラスの窓やテラコッタ製の湯出口などは、建築当時の物です。肌触りの良さや滑り止めの効果を考慮して、浴槽の周囲には「木製のタイル」が敷かれている。ローマ風浴室では「舟橋聖一」が、離れの「孔雀の間」で執筆した「雪夫人絵図」の映画化(監督:溝口健二 出演:久我美子・浜田百合子・柳永次郎ほか)の際にシーンの撮影も行われました。

 

_dsc2424_20220112180701

孔雀の間

_dsc2426-2

第五期竜王戦、谷川浩司竜王と羽生善治王座の第6局が行われた孔雀の間

_dsc2427-2

当時の新聞記事と封じ手の記録が展示されている

この建物は、1918(大正7)年に着工し、翌1919(大正8)年に完成した「内田信也」の別荘の一部です。「床の間」や「付け書院」のある座敷は、今では見ることが少なくなってしまいましたが、当時としては基本的で一般的な座敷となっています。「麒麟」と同じように、座敷の周りを畳廊下が取り囲む入側造(いりかわづくり)で、比較的地味なつくりですが、部分的に竹や漆塗りの木材を使用するなど、落ち着いた雰囲気のなかにも上品な演出が施されています。
「麒麟」と同様、窓ガラスや障子など建具のほとんどは、建築当時の物です。

 

_dsc2448-2

_dsc2449-2

多くの文豪に愛された起雲閣の旅館時代

_dsc2452-2

尾崎紅葉の間、春風

_dsc2454-2

ドアを開けると尾崎紅葉の写真

_dsc2455-2

春風の中は金色夜叉の宣伝

_dsc2458-2

紅葉全集

_dsc2456-3

春風の中から庭の景色 ガラス戸に俳句

_dsc2492-2

正面右の玉姫と左は玉渓 緑豊かな庭園をフォト散歩 

_dsc2485-2

黄色い建物は展示室、回遊式庭園を池の周りを一周

 

_dsc2487-2

庭園からの正面の麒麟と2Fの大鳳

Img003-6_20220113164201

入場料610円 入場時のリーフレットの建物と庭園の案内図

2022年1月12日 (水)

来宮神社・大楠・初詣御朱印

 1月8日はAM8時頃より熱海梅園のあたみ桜を吸蜜に来たメジロを撮影後に、9:50より第78回熱海梅園梅まつりと第12回あたみ桜糸川桜まつりの同日開幕の合同オープニングセレモニーを観覧して、熱海芸妓とミス熱海梅の女王・梅娘・桜娘など写真の撮影後に11時30分頃に熱海梅園から徒歩15分程の来宮神社へはタクシーに乗車した。
前日の七日に七草粥を食べて無病息災を願ったにも関わらず、正月は朝から飲んでいた溜まったビールの空き缶をベランダからのゴミ出しの時に敷居に躓いて左足親指を強打して爪が剥がれそうな痛い目にあった。正月からの飲み過ぎの弱り目に祟り目の憂き目にあう。翌日の8日は家族で熱海温泉旅行に先駆けて独りで、新横浜発AM6:51の新幹線こだまで熱海駅、熱海から在来線でひと駅の来宮駅、駅から熱海梅園まで痛い左足を引きずって徒歩10程歩いて7:40分に熱海梅園正面入口に着いた。午前中の野鳥撮影や熱海梅園内のイベントの撮影で左足親指の痛みが激しくなり、来宮神社まで徒歩15分は辛いのでタクシーでの移動になった。
来宮神社の祈願は七草粥の効き目がなかったのか無病息災・健康長寿と初詣の御朱印を授かることになりました。

撮影日1月8日

Img003-2_20220111192501

来宮神社の初詣御朱印    来宮弁財天の御朱印

_dsc2374-2

来宮神社朱色の大鳥居 初詣の参拝が多く人を写さずに撮ると白雲と青空まで撮れる

_dsc2377-2

朱色の大鳥居の左下に境内案内図がある

_dsc2380-2

参道右手に樹齢1300年、落雷で空洞の第二大楠

_dsc2381-2

赤い手水舎、柄杓は置いてなく手水が流れ落ちる(コロナ対応?)

_dsc2406-2_20220111190801

手水舎の奥に来宮稲荷神社

_dsc2386-2

来宮神社 拝殿は初詣参拝客で途切れることはなかった

_dsc2403-2

社殿の右手の弁天岩の上に来宮弁財天

_dsc2405-2

芸能や財運の神様 来宮弁財天

_dsc2387-2

大楠の前に五色に飾られた大きな賽銭箱

Img006-2_20220111192401

伊豆國霊社 熱海来宮神社 御神木 大楠の伝説

_dsc2388-2

健康長寿・心願成就の伝説 樹齢2100 本州1位の巨樹

_dsc2390-2

幹周23・9m高さ約26m 右から反時計回りに一周する

_dsc2391-2

幹を一周すると寿命が1年延命する伝説 パワーを感じる大楠

_dsc2392-2

一周すると願い事が叶う伝説に足の親指の無痛と全治を願う

_dsc2394-2

力強い生命力を感じる大楠は今回で三回目の参拝

_dsc2395-2

一周するとどこを見ても撮っても屈指のパワースポットであった

この日は熱海温泉に宿泊するので湯前神社の御朱印を授かる

Img004-4_20220111192701

湯前神社の御朱印は令和四年1月8日来宮神社で授与される

以下の写真は七年前に熱海七湯めぐりの大湯間歇泉のそばに在る湯前神社の写真集

Dscn92651

湯前神社の石鳥居 この左下方向に熱海七湯の大湯間歇泉がある

Dscn92661_20220111191301

熱海市指定文化財 湯前神社石鳥居・石灯篭

Dscn92671

温泉が湧き出る手水

Dscn92681

湯前神社の由来記

Dscn92691

湯前神社 拝殿

この後は来宮神社大鳥居前からタクシーを拾い、大正・昭和の浪漫あふれる名邸起雲閣の初見学です。

2022年1月11日 (火)

熱海梅園オープニングセレモニー

 昨年はコロナで熱海梅園の梅桜まつりのセレモニーは中止されたが今年は、1月8日(土)熱海梅園中央広場にて「第78回熱海梅園梅まつり」と「第12回あたみ桜 糸川桜まつり」合同の梅桜まつりのオープニングセレモニーの式典が実施されました。セレモニーに先立ち、開幕を祝う「熱海囃子笛伶会(あたみばやしてきれいかい)」による太鼓の演奏が披露され開幕に勢いを付け盛り上げた。熱海芸妓による正月衣装の芸妓衆が演目「来宮参り」「梅まつりの唄」「三下り甚句」の華麗な踊りを披露され開幕に華(はな)を添えました。
熱海市観光協会会長は「昨年はコロナの影響でイベントが中止になった。梅と桜を同時に見られるのは全国でも珍しいので、常春の熱海を楽しんでほしい」と挨拶、消毒されたマイクと交換され、熱海市の市長は「熱海は早咲きの梅と桜を同時に楽しむことができるのが特徴。スイーツや飲食店など市内を回遊して熱海の春を楽しんでもらえたら」とPRの挨拶。 熱海市と大島町の友好関係にある関係者による挨拶と
梅と椿の交換が行われ、両市町の観光大使である「第29代ミス椿の女王」「第31代ミス熱海梅の女王」「ミス熱海梅娘」「ミス熱海桜娘」の紹介と挨拶も行われ、マイクは挨拶者が替る度に消毒されたマイクに交換され、コロナ対応の中にも晴れやかな幕開けとなりました。

早咲き種「冬至梅」をはじめ、園内に植樹された469本の梅が順次開花し、紅白の花々が春を彩る。今季の冬至梅は、過去10年で開花が最も早く、園内には早咲きの梅が一分咲~三分咲まである。つぼみは順調に膨らみ、園全体の見頃は1月下旬ごろと予想される。(熱海市観光協会HPより)

撮影日2022年1月8日(土)

Img003-2_20220110081501

第78回熱海梅園梅まつりパンフレット 熱海市観光協会

_dsc2131-2

1月8日AM7:40撮影(開園は8:30) 熱海梅園正面入り口前の早咲きの紅梅と白梅の開花状況

1月8日 オープニングセレモニーのスケジュール

熱海囃子笛伶会演奏 中央広場 9:50~10:00
11:00~11:10
梅桜オープニング(熱海芸妓演芸披露あり) 中央広場 10:00~11:00
大島町キャンペーン 正面入口付近 11:00~12:00
梅茶無料サービス(先着200名様分) 中央広場 13:00~ 無くなり次第終了

_dsc2202-2

AM9:50 熱海囃子笛伶会の太鼓の演奏

_dsc2220-2

梅桜オープニングセレモニーは熱海芸妓の踊りの披露で花を添える

_dsc2237-2

_dsc2241-2_20220110153601

_dsc4775-2

琴千代

_dsc2268-2

_dsc2274-2_20220110153701

_dsc4787-2

美保

_dsc2294-2

 来宮参り」「梅まつりの唄」「三下り甚句」がご披露された

この後に熱海市と大島町の両観光協会長と熱海市長、大島町代表者など関係者の挨拶でオープニングの挨拶が行われた。

_dsc2307-2

 熱海市と大島町のミス熱海と梅娘・桜娘、ミス椿の女王

_dsc2318-2

第31代ミス熱海 梅の女王 杉本和香奈(中央)

_dsc2309-2

ミス熱海 梅娘 小竹珠利亜(左から3人目) 

_dsc2310-3

ミス熱海 梅娘 佐藤未菜(中央)

_dsc2312-3

ミス熱海 桜娘 伊藤あすか

_dsc2313-3

ミス熱海 桜娘 本田リカ

_dsc2321-3

第29代 ミス椿の女王  鈴木晴日

_dsc2327-2

ミス椿の女王から熱海市長と観光協会長へ椿の贈呈

_dsc2332-2

_dsc2336-2

大島町へミス熱海 梅娘と桜娘から梅の苗木の贈呈

_dsc2341-3

 

_dsc2352-2

熱海市と大島町の友好の交歓贈呈式終了

_dsc2360-2

梅桜オープニングセレモニー列席者一同の集合写真でお開き

_dsc2363-3

舞台上の大島町ミス椿の女王とミス熱海・梅娘・桜娘

_dsc2367-2

今年はこの後の舞台降りた会場でのミス熱海・梅娘・桜娘の撮影会はコロナで中止でした。二年前の2020年はミス熱海・梅娘・桜娘は同じメンバーでしたがミス椿の女王は28代から29代に世代交代していました。

この後は正面入口付近ではミス椿の女王の他、関係者で大島町の観光キャンペーンが行われていました。

 

 

2022年1月10日 (月)

寅年の初鳥は熱海桜の目白

 寅年初春の初鳥は目白。例年通りの初撮りは熱海桜を吸蜜するメジロです。撮影した日時は、1月8日(土)「第78回熱海梅園梅まつり」と「第12回あたみ桜糸川桜まつり」の梅桜オーニングセレモニーの行われた熱海梅園です。

_dsc4162

この熱海桜とメジロの撮影場所は熱海梅園の正面入口から一番上にある足湯の更に奥にある竹林から突き出たように生えるあたみ桜

Img004-2_20220110083801

AM10時の梅桜オープニングセレモニーの会場は中央広場、メジロの撮影はオープンセレモニーの始まる前の8時~9時に撮影

_dsc2166

熱海梅園の足湯の奥にある竹林の斜面から水平に突き出た苔の生えた老木の幹は南方向に突き出してから立ち上がり東に捩るように方向を変え初春の陽光を受けている。左端の川は初川。

_dsc4527

竹林の斜面の上、下は梅園内を流れる初川、水平に横たわる老木は苔が映えるように生えるあたみ桜

_dsc2157

一月八日(土)8時頃は七、八分咲きの見頃を迎えていた。

_dsc4157_20220110090901

あたみ桜を吸蜜するメジロ

_dsc4167

久し振りの蜜に羽ばたきの喜びのように見えた

_dsc4206_20220110091601

真上からの吸蜜

_dsc4211

横からの吸蜜

_dsc4223_20220110091801

まだ蕾のような桜の吸蜜

_dsc4248_20220110092001

150ー600のレンズを150mmで撮影

_dsc4256-2

お腹が上向き?顔は下向き❓ 首をよじったのか!

_dsc4261_20220110092501

既に花びらも落ちている8分咲き

_dsc4546

まだ若い蕾も吸蜜の対象かな?

_dsc4322

嘴(くちばし)に蜜の白粉(おしろい)かな

_dsc4339

やや正面顔

_dsc4352

吸蜜の背面

_dsc4577

上向きの腹に下から舌を出して吸蜜か?

_dsc4663

背延びの吸蜜

2022年1月 7日 (金)

七草粥で無病息災を願う

1月7日は七草粥の日、七草がゆを食べて無病息災と健康長寿を願う日です。

Img001-2_20220107201401

Img002-2_20220107201501

「デパートの食品売り場で買い求めた春の七草セットの資料の表裏です」

 

七草粥に使うのは、この季節に若菜が生える7種類の「春の七草」。

せり なずな ごぎょう はこべら ほとけのざ すずな すずしろ」春の七草には、ひとつずつ意味が込められています。

お正月の暴飲暴食で疲れた胃腸を労ったり、冬に不足しがちなビタミンを補ったりしてくれるので、この時期にぴったりなのです。

■せり:『せり』いう和名は、芹の若葉が競り合うように生えていることからついた名前で、「競り勝つ」という意味が込められた縁起物です。爽やかで独特な香りが食欲を刺激する効果があります。鉄分が多く含まれており、体内の血液量を増やす効果が期待できます。

■なずな:「撫でて汚れを取り除く」という意味が込められています。熱を下げたり、尿を出やすくする作用がありと言われています。
ペンペングサとも言われていて日本各地に自生していますが、かつては冬の貴重な野菜とされていました。

■ごぎょう:「御形(仏様)の体」という意味です。別称は母子草。草餅の元祖。痰や咳に効果があり、のどの痛みもやわらげてくれることから風邪予防に使われました。

■はこべら:「反映がはびこる」繁栄が広がるという意味です。昔から腹痛薬として用いられており、胃炎に効果があります。

■ほとけのざ:「仏様が落ち着いて座ってらっしゃる」という意味があります。胃を健康にし、食欲増進、歯痛にも効果があります。

■すずな:「神を呼ぶ鈴」という意味で縁起物とされてきました。 これは現在で一般的に食されているカブのことです。
胃腸を整え、消化を促進します。しもやけやそばかすにも効果があります。

■すずしろ:ダイコンのこと。「汚れのない清白」という意味があります。消化を助け、風邪予防や美肌効果に優れています。(龍名館HPより)

 

七草粥を食べて無病息災・健康長寿の幸せの青い鳥が今年も飛んで来ますように!

3050

2470

ルリビタキ♂

七草粥の由来と知識で「無病息災」「健康長寿」を祈願する

2022年1月 1日 (土)

寅年に虎斑木莵と虎鶫

 今年の干支寅に因んだトラ○○○の野鳥二種で新年の初ブログ。
漢字表記の虎斑木莵(トラフズク)は虎の模様をした木菟(ずく=ミミズク)を表して、フクロウ目フクロウ科トラフズク属に分類されるL35~37cmの雌雄同色のミミズクです。
虎のつく二種目の野鳥は、虎鶫(トラツグミ)黄色と黒の虎のような模様の体色からの由来。スズメ目ヒタキ科トラツグミ属体長L29・5cm。ツグミ属の中で最大の大きさ雌雄同色の今どきの野鳥です。
2005年からトリ始めて2018年までの13年間に撮影したトラちゃんの記録からの抜粋。

Img001-3_20211228105801

今年の年賀状は寅年に因んで虎斑木菟(トラフズク)で”謹賀新春”

0433

初詣で賑わう相模一之宮・寒川神社近く町中の小さな公園・中里公園(寒川町)に今頃の時期に数羽のトラフズクが見られる。夜行性でネズミなどの哺乳類を餌にしている。狩りしてきた朝帰りのトラフズクが公園に遊びに来た子供の甲高い声や犬の鳴き声、ゴミ収集車のメロディーなどに大きな音に反応して閉じていた眼を開く時がシャッターチャンス。トラのような模様と長いウサギのような羽角などが特徴、虹彩は橙色、雌雄同色。葉陰に仲間が居る。

2791

常緑樹の枝葉の中で滅多に撮れない全身が撮れたのでラッキーストライク

2372

細く見せる擬態は警戒する態勢、常緑樹の暗い木立木の中で犬や人などが近づくと体を細く伸ばし、枝に似せたポーズになり、羽角もピンとまっすぐ伸ばし、長い翼も下のほうに伸ばして動かずにいると擬態になる。

2471

ある冬の日、中町公園の大きな木の枝葉の中で甲高い(かんだかい)子供の声に反応した時のトラフズク

2421-2

渡良瀬遊水地・四社神社の杉木立のカラス巣跡に繁殖営巣するトラフズク親の背羽と巣立ち前の白い綿毛と親よりも老けた顔の幼鳥3羽の内の2羽が見えました。

5051-2

関東四県にまたがる渡良瀬遊水地の四社神社で暗い杉木立の巣で子育て中のトラフズク親の監視

 

次は12年前の2010年1月16日「寅年のトラツグミ」ブログの書き出しに当時のWebに紹介されていた記事を転載した。2010÷12=167・5

「寅年は、西暦年を12で割って6が余る年が寅の年となる」ホントかな?「2022÷12=168・5 12の0・5は 余り6」「寅の月は旧暦1月」「寅の刻は午前4時を中心とする約2時間」「寅の方角は東北東よりやや北寄り(北東微南)の方角である」「2022÷12=168・5 つまり余りは6である」

07119_078s_1_20211229191901

15年前に都立公園で当時のNIKONフラグシップ機のDXで撮影した落ち葉の上の初撮りのトラツグミ

07119_139s_20211229191301

12年前の昔、数多くの野鳥が見られる道保川公園(相模原市中央区上溝)にこの時期に冬鳥のルリビタキとトラツグミ撮りに出かけた時の写真。

_dsc01041-2

トラツグミの名は、黄色と黒の虎のような模様の体色から付けられたと言われています。夜中に気味の悪い声で「ヒィーイ」と鳴くことから、「鵺(ぬえ)」や「鵺鳥」と呼ばれ気味悪がられていた時代もあったそうです。

_dsc98921

サクラの名所三ッ池公園のトラツグミ。トラツグミは雌雄ほぼ同色で、頭部と上面は黄褐色で黒褐色のうろこ状斑が散在してあり、下面は白色で黄褐色と黒褐色のうろこ状斑が散在し、虎模様のように見える。

_dsc99061

三ッ池公園、尾羽は中央2対が暗黄褐色で残りは黒褐色で先端が白色、飛翔時に翼の下面によく目立つ白と黒の帯が2本。嘴(くちばし)は黒く、脚は肉色。 

_dsc99251

トラツグミは「 トラダンス 」と呼ばれる、おしりをフリフリするような特徴的な仕草で落ち葉の上で餌を探す。  トラツグミは夏は山で過ごすことが多いですが、冬は平地の林や身近な公園などの場所でも見ることができる

0250_20211228164301

横浜市こども自然公園(大池公園)紅梅の蕾とトラツグミ

1450

紅梅一輪と後ろ姿のトラツグミ、危険を感じて落ち葉の地面から紅梅に飛び乗ったようです。

寅年に因んで野鳥図鑑に掲載されている二種目のトラ名称、トラフズクとトラツグミでした。

 

« 2021年12月 | トップページ | 2022年2月 »

2023年3月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
顔文字教室
無料ブログはココログ
フォト