冬枯葦とウグイス
野鳥撮影を始めて三年目の2007年1月に日本に71年振りの迷鳥・珍鳥キガシラシトドの撮影に大阪府の大泉緑地に遠征した折に、緑地の池に残った風にそよぐ冬の枯葦の中に動く小鳥を見つけました。葦の空洞の中にいる昆虫の幼虫を採餌するウグイスが飛来していました。現場のCMはキガシラシトドを見つけるのに夢中でしたが野鳥撮影新参者には冬枯れの葦にウグイスとは、珍しい光景と感じて枯葦と冬景色のウグイスにも関心がありました。葦の呼び名は本来はアシと呼ばれていましたが「悪し」に通じることに忌み嫌い、標準和名はヨシ(葦、芦、蘆、葭)と呼ばれるようになったようです。 アシの別名がヨシなのか?ヨシの別名がアシなのか? パスカルの名言「人間は考える葦(あし)である」この名言では葦を「よし」とは呼ばない。葦で編んだ葦簀(よしず)は「あしず」とは呼ばない。アッシにはアシでもヨシでもどちらにしても良しです。今回の主役はウグイスです。
葦(ヨシ)の茎を割って中の昆虫を採餌するウグイス
次はどの茎か、あの茎か、それもヨシ
ヨシからヨシへ茎から茎へ、蘆原のウグイス
餌探しが忙しいウグイスの採餌
ウグイスの鋭い嘴の一撃で茎を割る
細い茎には目もくれず
茎から茎へ移動の飛び出し
冬のウグイスの正面顔
餌探しの当たりの確率は?
冬枯れの葦の茎を割り採餌するウグイスでした
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