« 2022年3月 | トップページ | 2022年5月 »

2022年4月

2022年4月27日 (水)

静態保存SL D51 916前橋こども公園

 SNSで今日は何の日かを調べると、4月27日は「絆の日」、日付は絆を忘れないようにと勿忘草(ワスレナグサ)が最盛期を迎え、誕生花でもある4月と、「きづ(2)な(7)」(絆)と読む語呂合わせで27日としたそうです。「きずな・絆」を広辞苑第七版に視力が落ちたので凸レンズを当てながら引くと、➀馬・犬・鷹など、動物をつなぎとめる綱。②断つにしのびない恩愛。離れがたい情実。「夫婦のー」・・動物をつなぎとめる綱が語源であった。SNSでも「絆」とは、馬・犬・鷹などの家畜をつなぎとめるためのの綱(つな)のこと。転じて、断とうにも断ち切れない人と人の結びつきの意味がある。支え合いや助け合いを意味ようになったのは、比較的最近である。「絆し」は「ほだし」と読み、人の心や行動の自由を縛るもの、自由をさまたげるものという意味である。体力・知力・気力が衰えて来た八十路を迎えて二年目、夫婦の絆はもとより娘と孫との絆を深めた温泉旅行の帰路に趣味の鉄道、静態保存のSL撮影を行いました。
静態保存SL D51 916の撮影は渋川市の「道の駅こもち」から甘楽町の「こんにゃくパーク」の見学に向かう途中の70分後の12時20分に前橋市前橋こども公園のSLを撮るために立ち寄る。交差点の手前左角に忍者そば 五ヱ門 本店のある信号を右折して無料の公園駐車場に車を入れてから家族は忍者そば 五ヱ門 へ昼食に行く間にD51 916の撮影に公園内に入る。昼飯前の撮影は渋川市駅前児童公園D51724の製造から1943年8月から4ヶ月後の同年12月で192台目の製番となっている。

撮影日4月21日

_dsc3755-2

薄いピンク色の花水木(ハナミズキ)が花を添えるD51 916 

_dsc3756-2

更に進むと白いハナミズキの花とD51 916、渋川市のD51724よりもナメクジドームは角ばっている戦時仕様

_dsc3757-2

蒸気機関車の仕様と履歴、プラットホームに上がる階段が見える

_dsc3758-2

子供向けの蒸気機関車の仕組みと走らせ方の仕様、1943年12月に誕生し、戦後の1948年5月北海道に渡り、最後の時を追分機関区で迎えています。

_dsc3760-2

北海道のD51の静態展示では屋根付きはあるがプラットフォーム付きは珍しい。屋根の柱もプラットホームにあり、撮影の支障は最小限

_dsc3761-2

前照灯は副灯付きの2つ目、足元にはスノープラウを装備

_dsc3762-2

定期整備されているのか全体的に綺麗に見えます

_dsc3764-2

後部灯は大形ライトでテンダ上部の奥まったところに見える

_dsc3765

プラットホームから運転室に入れるように開放されています

_dsc3766-2

内部は傷付いた透明のプラスティックからの撮影を強いられる

_dsc3768-2

釜焚口に目立つように色がついて半開きでした

_dsc3769-2

保護板のおかげで計器類は完備しています

_dsc3770-2

運転室横から前方を撮影

_dsc3772-2

先頭付近から公式側に旋回窓が見える

_dsc3774-2

プラットホームにはベンチも備わっている

_dsc3782-2

公園の外から道路を隔てて撮影、信号機もある

_dsc3783-3

前橋こども公園の駅に停車しているように見えるD51916

_dsc3776-2

公園斜め向いは忍者そば 五ヱ門、家族は先にここに入店していた

_dsc3780-2

忍者そば 五ヱ門の入口

_dsc3779-2

石川五右衛門が釜茹での刑に処せられた釜と同じ大きさ

_dsc3779-3

炊飯釜の歴史 蒸気機関車もカマと呼ばれたので何かの縁でした

_dsc3777

男は黙って生を飲み蕎麦を食べる。家族は天婦羅そば、ドライバーは未成年の孫、ビール飲んでまごまごせず甘楽町の「こんにゃくパーク」へ向かう。

2022年4月26日 (火)

SL D51724渋川駅前児童公園

 四万温泉やまぐち館の帰路に寄った渋川市駅前児童公園の駐車場に車をとめ車内に家族を残して屋根付きの静態保存機関車D51724号車を5分間撮影する。ここまで運転してきた孫をはじめ家族はSLにあまり興味がないらしいが子供の頃の巨大な機関車への憧れと就職してからは昭和47年(1972)頃まで出張先の鶴岡の羽越線では鶴岡ー余目間の田園風景の中をSLが煙を吐く姿を思い浮かべると郷愁がそそられます。
児童公園の一角に圧倒的な存在感のある屋根付きの静態
保存車は非常に良く整備されていて素晴らしい状態でした。

撮影日2022年4月21日

_dsc3728-2

児童公園まず目に入ったは屋根付き、プラットフォームのあるD51724号車の経歴と仕様でした。歳相応の私よりも誕生日は三歳も若く堂々としていた。

D51724
1943-8月:日立製作所笠戸工場製造 配属長岡機関区
1948-7月:長岡第1機関区
1968-4月:酒田機関区
1971-11月:廃車
走行キロ数205万kmは地球一周4万キロとして51周している
_dsc3729-2
初めて見たと思われるプラットフォームがある屋根付きの保存車、履歴と仕様の記録の次は運転室に入れることでした
_dsc3730-2
運転室機関士の座席と計器 
_dsc3731-2
釜焚口は誰も構わないでと閉じていました
_dsc3732_20220425081401
次に炭水車の後尾に回りました
_dsc3735
時計回りに運転室の下へ
_dsc3733-2
雨除けの屋根の支柱と運転室からの前方向、屋根の柱がや~ね
_dsc3734
左端は動輪の上に空気圧縮機など全てが綺麗に整備されている
_dsc3736
   ピストン 手連棒 主動輪 連結棒 空気圧縮機
_dsc3737-2
正面の下に設置された関係者の記念碑文
_dsc3741-2
児童公園の躑躅(つつじ)
_dsc3742-2
公式側も雨除けの柱が目立つ
_dsc3744-2
児童公園内からの撮影
_dsc3746-2
児童公園の外からの炭水車の撮影
_dsc3749-2
児童公園の外からの撮影
_dsc3750-2
渋川市駅前から3~4kmの国道17号沿いの「道の駅こもち」は過去に法師、伊香保、草津などの温泉旅行で何度も休憩した地元の農産物が豊富な道の駅、今回も老妻と娘はこんにゃく製品や農産物をお土産に買いこんだようだ。「白井宿ふるさと物産館」前の八重桜が満開であった。
_dsc3753-2
渋川市の採れたて野菜が集まる憩いの場「道の駅こもち」買い物を待つ間の生乳ソフトが美味かった。

2022年4月24日 (日)

名物女将の四万やまぐち館

 四万温泉は今回で四度目となります。2006年6月からのブログを始める前に法師温泉の帰路に創業元禄七年の積善館登録文化財の山荘に夫婦で宿泊、2020年8月17日に千と千尋の神隠しの神隠しの舞台となった噂の時に積善館佳松亭に娘夫婦と孫と宿泊、2021年11月2日は伊東園ホテルズ四万に宿泊している。今回の四度目の四万温泉は、世田谷自然食品のテレビCM、味噌汁に出演していた名物女将の実像を見たさに「四万やまぐち館」に決めたようです。
「四万やまぐち館」のオフィシャルサイトによると、古くより湯治場として栄えてきた四万温泉は、胃腸病、リュウマチ、運動器障害、創傷等の効能があり、四万(よんまん)の病に効く温泉ということから、四万温泉と名付けられたとも言われます。現在では美肌の湯としてもしられています。日本の温泉調査(トリチュウム試験)で四万温泉は60年以上もの時を経てわき出ていることが分かりました。これはたった今湧き出ている温泉は60年以上前に降った雨が温泉となって湧き出ていると云う事です。たっぷりミネラルを含んだこの温泉は今や美肌の湯と呼ばれるようになりました。

 

_dsc3722-2

右端の道路は四万やまぐち館玄関へ、川沿いの道はやまぐち館への搬入通路、四万やまぐち館は、清流四万川のほとりに建つ渓谷の宿です。

_dsc3652-2

四万やまぐち館玄関、チェックイン時間の15時頃には玄関前の駐車場は平日にも関わらず大混雑していましたので帳場前でかなり待たされました。早めの到着が宜しいようです。

_dsc3647-2

四万やまぐち館帳場(フロント)コロナ禍の平日にも関わらず、かなりのお客がチェックインの順番待ちしていました。

_dsc3656-2

七階建ての最上階、7階716号室 窓際に掘り炬燵、部屋から望む四万川と対岸の自然林は全ての和室から四万川を眺める事ができます。まずは温泉へ直行です。

Dscn1060-2

温泉そのものを、尊い神仏のように考え、温泉薬師様(薬師浄瑠璃如来)をお祀りしております。

Dscn1054-2

檜大浴場、手前はぬるめの湯 奥に高めの湯 右に温泉薬師

Dscn1056-2

温泉薬師如来像、昭和61年樹齢800年のくすの木の大木から生まれた温泉薬師様

Dscn1063-2

やまぐち館 -温泉データより

【泉質】硫酸塩温泉
【温度】50度~58度
【効能】皮膚の再生、傷の回復、あせも、湿疹、関節・筋肉の痛み、胃腸病・婦人病・体力回復 など

Dscn1064-2

飲泉 胃腸病に効くらしいが胃腸が丈夫なのでここはスルー

Dscn1066-2

7時からの夕食前に渓流露天風呂の四万川の湯(空いている時間)

Dscn1071-2

夕食は遅番の七時から、この時間帯は人気がありません

Dscn1073-2

19時30分から女性用に替わります、19時の夕食前に入浴

Dscn1070-2

夕食前に渓流露天風呂で四万川のせせらぎを背に一風呂浴びましたImg001-3_20220423085101

19時からの夕食 献立表

_dsc3676-2

夕食に生ビールを注文しましたが食事中に女将さんの紙芝居が始まるので写真を撮りに席を離れました

_dsc3688

19時30分から恒例の女将さんの紙芝居前の挨拶

_dsc3692-2

女将さんの紙芝居の始まり

_dsc3698

女将さんの紙芝居はマイクで、紙芝居は黒子がめくる、このために6時からの夕食時間が人気で取れずに7時になった、チェックインは早めが良いようです。

Dscn1087-2

早朝5時の檜大浴場の格子戸の中に温泉薬師如来を祀る

Dscn1085-2

昭和61年、樹齢800年のくすの木の大木から生まれた温泉薬師様

_dsc3707-2

朝食時間の選定は7時と8時で遅い方の8時にする

Dscn1082-2

「南無妙法蓮華経」のお題目を刻んだ周囲25mの大岩が目を引く大露天風呂。浴槽は内湯から露天風呂まで四万川に沿って作られています。露天風呂は時間帯によって、男女が入れ替わります。翌朝9時の終了10分前にお客がいない時間帯に入浴してお題目の「南無妙法蓮華経」を撮影する。
【男性のご利用時間】午後7時30分~翌朝9時
【女性のご利用時間】正午~午後7時

お題目露天風呂から四万川対岸の蝉鳴きの滝を撮影

Dscn1095

奥の大岩にお題目の南無妙法蓮華経が見える

Dscn1096-2

大岩に刻まれた南無妙法蓮華経を唱えて撮影

Dscn1100-3

昔、この地に大雨が降るとしばしば四万川があふれ、付近の家や橋は流されて居りました。しかし、この大岩のおかげで川の流れは変わり、やまぐち館は無事に今日を迎えております。感謝の気持ちを込め、この大岩にお題目を彫らせていただきました。(四万やまぐち館オフィシャルサイトより)

 

_dsc3709-2

朝十時の玄関前の駐車場チェックアウトは11時です

3回目のワクチン接種証明書持参で一人5000円の県民割引の適用でした(宿泊料金により最高5000円)。但し3回目の接種から2週間経過後に有効で孫は一週間早く適用外でした。この割引もGW期間中は適用されません。家内のやまぐち館の総合評価は4・5でした。

帰宅後の22日7時に下記のメールが届きました。

高久健様 

この度は、ご宿泊いただき誠にありがとうございました。 

やまぐち館でのご滞在をお楽しみいただけましたでしょうか。

また、皆様ご無事にお帰りになられましたでしょうか。 

今後も安心しておくつろぎいただくために、サービスの向上に努めておりますが、

ご宿泊中で、お気付きの点などがございましたらお聞かせ願えればと存じます。

至らぬ宿ではございますが、これからも何卒宜しくお願い致します。 

またのお越しを心よりお待ち申し上げております。 

群馬県 四万温泉 やまぐち館

〒377-0601

群馬県吾妻郡中之条町大字四万3876-1

Tel 0279-64-2011  Fax 0279-64-2874

宿泊予約係り直通 0120-64-2077 (午前9時から午後8時)

四万やまぐち館 宿泊予約係

 

2022年4月22日 (金)

水沢観音と水沢うどん

 四度目の四万温泉へ行く途中に四度目の群馬県伊香保町水沢の坂東十六番札所五徳山水沢観世音に参拝して御朱印を授かり、水沢観音前の水沢うどん大澤屋で昼食をとり目的地の四万温泉にむかいました。群馬県の温泉地・法師温泉や伊香保温泉などの行き帰りの昼食時に水沢観音と水沢うどんはセットのような関係でした。

Img001-2_20220422104501

駒寄スマートICより水沢観音へ、大澤屋のパンフレットより転載

_dsc3538-2

五徳山 水澤観世音 水澤寺 仁王門石段

_dsc3534-2

水澤寺仁王門 

_dsc3539-2

_dsc3531-2_20220422111501

風神・雷神像 前回のブログ正面左右の仁王像を撮影

_dsc3532-2

今回は風神・雷神像を添付

_dsc3518

_dsc3528-2

水澤寺観音堂

_dsc3520-2

観音堂

_dsc3524-2

観音堂の額

_dsc3527_20220422140301

御朱印の札所

Img002-5_20220422113201

本尊 千手観音 御朱印    六角堂 地蔵尊 御朱印

_dsc3515-2

六角堂二重塔の六道輪廻の地蔵尊

_dsc3516-2

六角堂二重塔の六道輪廻の地蔵尊を左まわりに3回廻、重たい

_dsc3513-2

十二干支の守り本尊

_dsc3514-2

十二支の守り本尊(夫婦とも辰巳の普賢菩薩)今回は孫も同じ

_dsc3552-2_20220422114201

鐘楼の鐘は一打100円、女性は力がないのでゴーン、男はゴ~ン

_dsc3577-2

参拝後はラジオ放送で有名な大沢うどん 大澤屋第一店へ

_dsc3572-2

第一店小広間の入口

_dsc3571-2

入口の「岡本太郎作 手の椅子」

_dsc3570-2

昔懐かしい将棋の米長邦雄名人

_dsc3566-2

運転は孫なのでビールとざるうどん、家族は釜天セット

まだ13時なので水沢うどん街道の「おもちゃと人形自動車博物館」を見物してから四万温泉「やまぐち館」に向かう。

2022年4月19日 (火)

三ッ池の遅咲き桜

 4月19日は419で飼育の日です、多摩動物公園の発案を受けて、日本動物園水族館協会が創立70周年の2009年に制定。飼育員の仕事や動物園、水族館への理解を深めてもらうのが目的です。地図の日(最初の一歩の日)寛政12(1800)年旧暦閏4月19日、伊能忠敬が蝦夷地の測量に出発したした日です。
 北上中の桜前線が今年は早くも北海道に上陸したとのニュースがありましたが公園全体が桜色に染まっていた3月下旬~4月上旬の県立三ッ池公園には78品種、およそ1600本(約8割がソメイヨシノ)の早咲きから遅咲きまでさまざまなサクラを長く楽しむ事ができます。飼育の日に遅咲きの桜を愛でてきました。

撮影日4月19日

Img003-3_20220419135401

県立三ッ池公園 桜図鑑より

_dsc3393-2

午前6時に正門駐車場に到着、パークセンター前を通り、反時計回りに下の池から写歩の始まり

_dsc3397-2

下の池の遅咲きのサクラ普賢象(フゲンゾウ)

_dsc3402-2

雨上がりの遊歩道とテニスコート前の遅咲きのサクラ(関山)

_dsc3418-3

昨夜の雨は遊歩道に桜散らし、テニスコートの関山(カンザン)

_dsc3421-2_20220419144801

関山(カンザン)

_dsc3423-2

右上に開花時期、カンザンとフゲンゾウの開花時期は4月下旬

_dsc3432-2

紅華(コウカ)北海道松前町で作られた里桜の一つ

_dsc3440-2

里の広場

_dsc3444-2

松月(ショウゲツ)

_dsc3446-2

松月(ショウゲツ)

_dsc3454-2

紅笠(ベニカサ)

_dsc3456-2_20220419152301

ヤエベニトラノオ

_dsc3465-2

麒麟(キリン)

_dsc3462

麒麟(キリン)枝ばかりでどれが幹なのか

_dsc3468-2

花の広場のフゲンゾウ

_dsc3469-2

普賢象(フゲンゾウ)

_dsc3477-2

梅護寺数珠掛桜

_dsc3481-2_20220419154001

ツツジの上に散った桜の花弁、花の盛りは桜からツツジへ

_dsc3484-2

花の広場入口の三ツ池の桜

_dsc3486-2

中の池対岸の手前(左)紅笠、奥(右)松月(ショウゲツ)

_dsc3498-2

中の池の関山(カンザン)

_dsc3502-2

中の池に枝をたれる関山(カンザン)

_dsc3508-2

三ツ池を遅咲き桜の写歩で一回り、パークセンターのフジ

4月19日AM6時~7時 5400歩の写歩でした。

 

 

 

2022年4月17日 (日)

初ブログはハワイの野鳥

 2006年6月1日から開始したこのブログは、サブタイトルに「野鳥撮影で自己実現」の目的が書かれていました。この時点では野鳥撮影を趣味に始めて一年が経過しました。2005年3月に日本野鳥の会に入会してから初心者として四季の野鳥撮影を楽しんできましたが、2006年4月に家族とハワイ旅行の機会があり、過去数回は家族とのハワイ観光の写真でしたが、今回はハワイの野鳥撮影を実行したいと思い、軽めのデジタルカメラと300mmのレンズで撮影してきました。カメラはNikon D70、レンズはAF NIKKOR 70-300mm1:4~5.6D。ハワイの野鳥は日本と違い比較的近くまで寄ってもあまり逃げないので、この程度のレンズでも十分に撮れました。ブログを開始する二ヵ月前でしたが初ブログにはこのハワイの野鳥を撮り上げましたので幼稚な初ブログを今回は再編集してみました。

撮影日2006年4月3日~9日

030-2

フォスター植物園で撮影のアカハラシキチョウ

618-2

ワイキキからいつもの単独でバスで20分のフォスター植物園へ

484-2

猩々紅冠鳥(ショウジョウコウカンチョウ)フォスター植物園

457-2

ショウジョウコウカンチョウ

013-2

紅冠鳥(コウカンチョウ)撮影地ワイキキ・ビーチ

012-2

コウカンチョウ 撮影地 カピオラ二・パーク

086-2

シリアカヒヨドリ

036-2

シリアカヒヨドリ フォスター植物園

214-2

キマユカナリア カピオラ二パーク

221-2

キマユカナリア

237-2

オナガカエデチョウ カピオラ二パーク

003-2

メキシコマシコ クヒオビーチ

004-2

メキシコマシコ

068-2

ブンチョウ カピオラ二パーク

119-2

カバイロハッカ カピオラ二パーク

154_20220417111301

チョウショウバト 土鳩より二回り小さい21cm クヒオビーチ

107-2

コウラウン(紅羅雲) カピオラ二パーク

103-2

コウラウン カピオラ二パーク

3-038-2

ホノルル空港よりアロハ航空でハワイ島の一日観光、後方はマウナケア山頂周辺に様々な国の天文台群。山自体の標高は4,205mだが、望遠鏡は100mほど下った4,100m付近を中心に合計12基が存在する。日本のすばる望遠鏡もハワイ島マウナケア山頂に位置する、世界最大級の口径8.2メートルを誇る光学赤外望遠鏡です。

015-2

マウナケア山岩場の丸々とした鳥はイワシャコ

036-2_20220417114101

イワシャコ 全長35cm。オスとメスは同じ色。上面は灰色がかった茶色で、下面は明るい。喉は白色。耳の部分は茶色。目は黒色で、周りに赤い輪がある。脇には白と黒の濃い縦縞がある。額から目、首、胸にかけて黒く太い線が通る。くちばしと足は濃いピンク色。(ハワイの野鳥は国内撮影400種には含まれていません)

16年前の一番最初の幼稚なブログを再編集しました。今となっては林住期と遊行期における、自分用の回顧録と自分史や家族史としての重要な記録となりました。これは野鳥撮影に限らず観光・温泉・趣味などのカテゴリーで温泉や観光地などへの家族旅行の記録などを含み、鉄道や日本100名城などの自分の趣味などを通じてフォト記録を伴う紀行記などの傾向の方が強いが過去も現在も全て自伝ないしは回顧録と言えると思います。

 広辞苑 第七版の「自伝」「伝記」「回顧」「回想」を引いてみました。近頃は視力が衰えたのか字が小さいので拡大鏡を広辞苑の上に置いての字引です。

自伝 :自ら書いた自分の伝記。自叙伝。
伝記 :①個人一生の事績を中心とした記録。
    ②あることについて語り伝えられた記録。
回顧 :昔のことを思うこと。過去を顧みること。
回顧録:自分の経験や生きた時代などを思い起こして記録したもの。
回想 :かって経験したことを再認感情を伴って思いめぐらすこと。
回想録:過去の出来事についてその関係者が回想して記述したもの。
    回顧録。 
16年間3700回以上継続したこのブログは私の個人的な物語の一部です。回顧録と自伝の主な違いは、 自伝は個人の人生の物語の年代順の記述であるのに対し、回顧録は単一の経験や事件に焦点を当てていますが私にとってはこのブログの評価は自伝でも回顧録でもどちらでも良いことです。未来の課題は80の壁を超えていつまで続くかこのブログです。






 

 

2022年4月14日 (木)

「80歳の壁」の次は未知の壁

 一週間前の四月七日、朝日新聞13判の書籍の広告で一番大きい紙面、B3半開きの全面広告15段に幻冬舎文庫の春まつり「新刊」の広告10刊の中で、全面広告の1/3を占める下から1段~5段に「80歳の壁 老年医学・精神科医 和田秀樹」のモノクロの広告が目に入った。

Img002-3_20220411084401

4月7日の朝日新聞朝刊から切り抜いた新刊書の広告

Img001-4_20220411084501

タテ168mm X ヨコ378mmの広告はA4プリンターのスキャナー取り込みでは2ページの取り込みとなりました。この広告を一目見て興味が湧き、早速8日にAmazonに注文しました。70代からの自分の生活習慣と比較して「はい」と「いいえ」などで「同感」するか「否か」どうかで分類すると全てが「はい」ではなかったが「いいえ」か「わからない」が十項目くらいあったがいつもの衝動買いで注文して仕舞いました。

Img001-5_20220411102801 Img002-4_20220411102901

翌日届いた青帯の宣伝が際立つ、現物の「80歳の壁」表と裏表紙です

Img007-2_20220411093501

帯を外して表と裏表紙をスキャンしてみました。以下は裏表紙の文言の内容です。

人生100年時代だが、健康寿命の平均は男性72歳、女性75歳。80歳を目前に寝たきりや要介護になる人は多い。「80歳の壁」は高く厚いが、壁を超える最強の方法がある。それは、嫌なことを我慢せず、好きなことだけすること。「食べたいものを食べる」「血圧・血糖値は下げなくていい」「ガンは切らない」「おむつを味方にする」「ボケることは怖くない」等々、思わず膝を打つヒントが満載。70代とはまるで違って、一つ一つの選択が命に直結する80歳からの人生。ラクして壁を超えて寿命を伸ばす「正解」を教えます! (裏表紙の文言)青字の部分は自分の生活習慣と異なることや未体験ゾーンなど。

本書を読み始めたが自分は既に「80歳の壁」をクリヤーして2年も経過していること。男性の平均寿命81・64歳を3月7日でクリヤーして満82歳になったばかりである。連れ合いも4月10日におなじ満82歳になり、夫婦揃っての足し算は満164歳を迎えて二人とも心身ともに自立して、男性72・68歳、女性75・38歳の統計上の健康寿命をクリヤーしており余裕をもって「80歳の壁」は超えているが初めて読む、老年医学・精神科医の和田秀樹先生の診断と同じであったかどうか気になることを早読みで較べてみることにしました。

まず最初に老いを受け入れ、できることを大事にすることが、「幸せな晩年」と「不満足な晩年」の境目になると説いています。そして、80歳を超えた人は高齢者ではなく「幸齢者」と呼ぶことを提案しているが駄洒落で最初に面食らいました。自分だったら健康寿命の「康」やすらか・こう の「康齢者」を提案します。
「プロローグ 80歳の壁を越えていく」の中で気になることが数か所ありました。統計データの説明では「死亡数」年齢別になくなった人の数を調べたものです。最も多くの人が亡くなった年齢は男性85歳、女性90歳でした。(平成17年調べ)2021年の発表では85歳以上の男性が208万人、90歳以上の女性が192万人もいるのです。・・・現在満82歳1ヵ月となりましたので、85歳まであと3年で統計的に男性が亡くなる方が多い年齢に達します。旅立つ準備の終活を急がねばなりませんが一方では85歳以上の男性208万人の仲間に入る願望も強く湧き出してきます。

「80歳を過ぎたらガンがある。それに気づかない人も多い」

「認知症は必ずやってくる。ならないいまのうちにしたいことをする」

 「人生百年時代」 最も気になったこの三項目

80歳の壁を超えてから願望と重荷の両方がのしかかるという。80歳を超えたことは喜ばしいことだが「長生きしなければならない」という呪縛のような願望にかかってしまう。その呪縛を解くヒントを本書から見つけることにしたい。
今よりもかなり心身ともにに充実していた70代になる前は、夫婦ともども毎年半日の人間ドック通っていましたが70代以降は近所のクリニックの定期健診で過ごしてきました。生活習慣病の高血圧・高血糖・コレストロールなどの治療で定期的に月一で通院を始めて生活習慣病の治療薬を毎日飲み始めて12年になります。生活習慣病の治療薬を飲み野鳥撮影で80歳の壁を超えたともいえます。二年前までは毎年三ヶ月間の北海道遠征旅行などを5年連続で滞在していました。
2年前からのコロナ禍では二ヵ月一度の通院で二ヵ月分の治療薬をいただいて12年目に入っても同じ薬を続けている。二ヶ月毎の通院で毎回血圧と血糖値を計りその結果に一喜一憂してきました。血圧は毎日飲んでいる薬のおかげなのか130~150程度でこの十年間はあまり心配はなく過ごしてきた。チクリと指先に刺して血液の小さな滴をメーターが読み取る血糖値測定器では、血糖の基準値(下限値~上限値60~109)は毎回とも上限値を超えて赤字で表示されています。HbAIc(4.6~6.2)は上限値6・2を超える機会が多く、稀に基準値6・2以下の基準内がある程度。これほど血糖が悪くても甘いものは避けることが出来ないので何でも口にしいます。「食べたいものを食べてよい お酒も飲んでいい」結果的にその通り実行しています。 

和田先生の「80歳を過ぎたら我慢をしない」という生き方だ。がんにならないために食べたいものを我慢したり、好きなお酒(ビールしか飲まない)やタバコ(吸ったことがない)を控えたりすることもない。むしろ好きなこと(野鳥撮影など)をして気楽に生きるほうが、免疫力が高まることも分かっており、がんの進行を遅くするという。認知症は必ずやってくる 今のうちにしたいことをする、ことを勧めている。 認知症は病気というより「老化現象」に近いものであり、年を取ると誰にでも起こる症状だというのだ。認知症の発症年齢のデータを示している。60代で1~2%、70代前半で3~4%、70代後半で10%、80代前半で20%を超え、ここから一気に増える。 80代後半で40%、90歳で60%、95歳では80%となる。「死ぬまで認知症にならなかった」という人は、認知症になる前に亡くなっただけのこと、と書いている。 そこから導かれる結論も「どんどん好きなことをして、楽しく生きること」。そのことによって脳は刺激を受け、活性化し、認知症の発症を遅らせることは可能だという。この本の一番気に入ったところ。 

 和田先生はどんな医師を選ぶかが晩年の幸・不幸を左右するとして、良い医師選びが大切だという。近所のFクリニックの先生は十数年もかかりつけ医としてお世話になっていますが、自分では良い医師に巡り合ったと自認しています。コロナ禍になってからは1回目から3回目までワクチン接種もこのFクリニックからの連絡で予約から接種まで済ませています。常にお世話になっております。

糖尿病の治療がアルツハイマー型認知症を促進するという驚くべきことを書いていますが一般に「糖尿病の人はアルツハイマー型認知症になりやすい」と言われていますがこれから先の運命は未知の世界です。未知に迷うか道を誤るかは宿命に従うしかありません。

 日本人の平均寿命は、男性が81.64歳。女性が87.74歳(令和2年調べ)。3月7日に82歳を超えたので、これまでは幸せであった。これから先は「未知の壁」

 

 

 

2022年4月 9日 (土)

花祭りの日に總持寺御朱印

 四月八日は仏教の開祖お釈迦様のお誕生日です。横浜市港北区篠原町の曹洞宗天宗山東林寺(檀那寺)へ花御堂のお釈迦様に甘茶を掛けに参拝に行きましたが 例年ならば本堂の前に設置されてるはずの花御堂がありません。コロナ禍でしょうか。
東林寺から直ぐに鶴見の曹洞宗関東大本山 總持寺の花御堂に向かいました。

總持寺でまず最初に目にした注意書きは、「墓参りや年回忌法要などのご参列は可能(人数制限)ですが、その際マスクを着用するなどの予防対策をお願いします。その他の来山はご遠慮いただきたくお願い申し上げます」いきなりの不安です。

4月8日撮影 まず始めは空振りした当日の東林寺の様子です

_dsc3281

曹洞宗天宗山東林寺山門

_dsc3282

山門からの正面石段上の本堂への桜の参道を進む

_dsc3283

午前9時半頃 本堂前は人影なし

_dsc3285-2

昨年は本堂で写経の会が行われていました本堂前のここに花御堂が置かれていましたが、一昨年は本堂内は静かでコロナ禍で花御堂はありませんでした。今年は一昨年同様に本堂前に花御堂はありません。歳をとると諦めが早くなりました、それではと向かったのは・・・

東林寺を出てから30分後には曹洞宗大本山總持寺の大駐車場にいました。

2022年4月8日撮影

Keidai_map

總持寺総合案内の境内案内図

_dsc3360-2_20220409124201

三門正面「立ち入りを当面の間禁止といたします」の赤字書き

_dsc3292-2

左から明峰素哲禅師 太祖 瑩山紹瑾禅師 二祖 峨山韶碩禅師

_dsc3293-2

太祖瑩山禅師・二祖峨山禅師・明峰禅師 銅像の銘

_dsc3296-2

向唐門(むかいからもん)と桜(散った河津桜と右は染井吉野)

_dsc3298

三松閣 法事以外は立ち寄り禁止でした

_dsc3301-2

総受付の香積台前の七00回大遠忌

_dsc3303-2

香積台(総受付)の桜

_dsc3304

当日の香積台入口前のお知らせ(山内でコロナ感染の模様)

_dsc3308-2

香積台内部の入口大黒天、時節柄おさすりを遠慮する

総受付の御朱印受付の老師より貼り付けの御朱印をいただく

Img004-2_20220409113601

花御堂の場所を確認するとコロナで一般公開はしていないとの事でした。總持寺内部の行事として太祖堂(仏殿は改装工事中)で釈尊降誕会を行うそうです

Img006-2_20220409113801

Img005-2_20220409113801

参拝記念の三寶荒神・大黒天・准胝観音(じゅんていかんのん)・文殊菩薩、
准胝観音は仏教における信仰対象である菩薩の一尊、御姿は千手観音に似ている。

_dsc3310-2

目的の花まつりの花御堂がありませんので香積台に祀られている大黒尊天をお参りしきました。

_dsc3320-2

太祖堂、お釈迦様のお誕生日をお祝いする太祖堂に花御堂をしつらえて釈尊降誕祭が行われるそうです。コロナ禍で一般客は見学出来ません。

_dsc3342-2_20220409123101

休館中の宝物殿前の雲水の群像

_dsc3347-2

雲水群像正面の銘

_dsc3345-2_20220409123201
雲水群像は寶物殿前に建立されました。雲の行くまま、水の流るるままの拓鉢遍路をして精進する僧の「雲水群像」です。

_dsc3350-2

境内の桜が咲き誇る時から北上を始めたこの時期に

_dsc3356-2

歩き始めた駐車場前のロータリーに戻りましたが雀が太祖瑩山禅師像の頭に止まっていました、これを怪しからんと見るのか、小林一茶の句「我と来て遊べや親のない雀」を彷彿させる光景と見てしまいました。

4月8日のお釈迦様の御誕生日に花御堂の小さなお釈迦様に甘茶を濯ぎに来ましたが目的を果たせずにコロナ禍の境内を6300歩のフォト写歩(シャンポ)で帰宅しました。

 

2022年4月 8日 (金)

三ッ池公園の桜写歩

 江戸時代後期の曹洞宗の僧侶、歌人、漢詩人、書家の良寛和尚の
「散る桜 残る桜も 散る桜」という禅語なのか俳句なのか、この句は良寛の辞世の句と言われている。桜は咲いた瞬間から、やがて散りゆく運命を背負う。
江戸時代の三大俳人、松尾芭蕉・与謝蕪村・小林一茶の桜の俳句の一句

さまざまの こと思ひ出す 桜かな 芭蕉

行く春や 白き花見ゆ 垣の隙   蕪村

桜花 何が不足で ちりいそぐ   一茶

 

Img003-3_20220407125601

撮影日4月6日

_dsc3184

売店横の左のソメイヨシノ標本木は散りの三分か

_dsc3185

下の池の大島桜は染井吉野に代わって主役の桜?

 

_dsc3186

下の池プール前の大島桜

_dsc3190

大島桜

_dsc3199

三ッ池公園桜標本木のソメイヨシノは散り急ぐ

_dsc3208

横浜緋桜はまだ咲き乱れていた

_dsc3215

横浜緋桜の遅咲きか?

_dsc3225_20220408144901

中の池の白妙

_dsc3227

白妙の近写

_dsc3256

オオヤマザクラ

_dsc3264

八重紅大島

_dsc3260_20220408150301

遅咲きの関山はこれからの桜

染井吉野などは桜前線北上中、三ッ池公園の遅咲きの関山などはこれからが見頃を迎えます。

 

 

2022年4月 5日 (火)

ブログは手段か目的かハヤブサの例


 2005年3月に日本野鳥の会に入会して、三ッ池公園で野鳥撮影をデビューさせていただいたがブログを開始したのはそれから1年3ヶ月後の2006年6月1日であった。今になってみると随分と昔の話です。

初めてこのブログのタイトル名は、当時はいろいろ考えたが撮影の対象を野鳥撮影にした自分の意志を表す「ケンさんの探鳥記」とした。マズローの欲求五段階説から第二の人生は自我の欲求を実現する思いで、サブタイトルは「セカンドステージの思いを行動に変えて、野鳥撮影で自己実現、目標は国内400種」と自己主張している。


マズローの欲求5段階説のフリー素材より転用したイラスト

Rewarding001

マズローの欲求段階説は、アメリカの心理学者マズローによって考えられたモチベーションに関する理論の1つです。 人間の欲求は、「生理的欲求」「安全欲求」「社会的欲求」「承認欲求」「自己実現欲求」の5つがピラミッド型に構成されており、1つ下の欲求が満たされると次の欲求を満たそうとするといわれています。

今回のブログのタイトルは「ブログは手段か目的か」はじめは手段であったこのブログは目標400種の達成以降はカテゴリーも増えていき、いつの間のかブログが目的になったような気がする❓「手段は目的や目標を達成するための方法や行動」のはずであった。「目的は自我の欲求の実現、手段は野鳥撮影、目標は400種の撮影」目標は達成に必要な通過点であった。最近はそれがブログを書くことが目的になってしまった気がする。

2006年6月1日に最初の1ページを公開した野鳥ブログを開設してから5月末で16年が経つことになる。6月1日から17年目迎えるが目標の400種の野鳥撮影を達成したのは10年前の2012年10月、その後のカテゴリーは思いつくままに増えていき、目標も増加の一途になった。直近では当然あると思っていた「桜」が「趣味」の中に埋没している事に気づき新たに「桜」のカテゴリーを追加しました。その他のカテゴリーは旅と観光 日本100名城 温泉 観光 趣味 趣味の鉄道  鉄道 などがありましたが「旅と観光」は「旅」と「趣味の鉄道」は「鉄道」と重複していると思われるのでそれぞれ除外する事にしました。このようにカテゴリーもあまり深く考えずにその時の思い付きで設定してきたものと反省しております。

 野鳥撮影を開始した頃は人生80年といわれた時代。65歳から20年くらいは健康で過ごしたいと願っていた。20年は長いと思っていたが、あっという間に18年目を迎えることになった。夫婦ともどもに「健康生活・年金生活・生き甲斐」の3つのバランスのとれた生活を目標にしてきたがそれが実践出来たのか、自己満足なのか結果の良し悪しの判定を自問自答しても答えは過ごしてきた浮世の流れの中にある。これから先も生き甲斐のある老活を送りたいと願っているが、何時の間にかコロナ禍にも関わらず人生100年時代と言われるようになった昨今。年々の如く体力・気力・知力の落ちるスピードが上がり、全ての行動が億劫になり、ことのほかに外出が面倒になるとブログの題材を過去に求める機会が増えて来ている。16年間に渡るブログの蓄積は、過去は豊富にあり、現在は減少して、未来は希少と思えるように感じるのが現状と言える。

「目的」の目指す事柄は「自己実現」であった。そして、その事柄を実現する行為・方法の「手段」は主に「野鳥撮影」であったが目標の400種を達成すると好きな撮影対象が増え続けてカテゴリーも増えて来た。
目的:達成したいこと・・・好きな事の撮影による自己実現
目標:目的の達成に必要な通過点・・・野鳥400種・100名城・SL
手段:目的や目標の達成に必要な行動・・野鳥撮影⇒好きな事の撮影

目的がなければ手段はありません。目的と手段が入れ替わり、目的が手段化する理由としては、好きな事の撮影の行動が少なくなっても相変わらずブログの掲載が減らない。ブログの作成は16年間に蓄積した豊富な在庫の写真を多用する機会が度々生じることがあり、これが目的と手段が入れ替わったと自己分析しています。

例えば、過去に撮影の機会が多かった好きなハヤブサの写真を利用してブログを目的にした作成例です。自己満足している傑作のハヤブサの空中餌渡し

ハヤブサ雄L42cm 雌L49cm W84~120cm

9771_20220405090701

子育て中は♂が狩りをしてきました

9812

空中で獲物を咥え乍ら♂が♀を待ち構えています、トリム

9822_20220405090901

雌に向かって獲物を放り投げたのか決定的な瞬間

9832_20220405091001

雌がキャッチした瞬間

9842

オスとメスがすれ違う瞬間

9852

雄が急降下から水平飛翔になる

9862

雌雄の餌渡し交錯の終了

9872

♂が離れて行きます、また食欲旺盛なヒナの餌捕りへ

9901

受け取った獲物を確認しています

9911

育雛中のヒナの待つ断崖の巣穴に向かい空中餌渡しの完了

撮影日2013年5月18日

撮影地 長野県中野市

カメラ NIKON D3

レンズ NIKON F4 600mm

ISO 800

SS  1/6400秒

 

 


 

 

 


 

2022年4月 1日 (金)

花桃に四十雀

 野鳥撮影に盲進して猛進した時期に「ガセネタ」を盲信して空振りした苦い経験があります。エイプリルフール、噓の日、馬鹿の日の情報は妄信してはいけませんが今日のブログは真実一路の初見・初撮りの出来事です。3年前に撮影実績のある真っ赤なウソのシジュウカラ。

桜が一斉に咲き、まさに春爛漫といった三ッ池公園。ソメイヨシノよりも一足早く春の便りを伝えたのは濃いピンク色の八重咲の花桃(ハナモモ)の花。中の池の花の広場片隅で濃いピンク色で咲き乱れ葉の展開に先立って花を咲かせる。花の色は濃い紅色だが八重咲きの花径は3センチから4センチで、雄しべがたくさんある。
この花の広場東端でひと際鮮やかに目立つハナモモに小鳥が動くのが見えたので150~600mmレンズ装着のカメラで手持ちで近寄る。

_dsc7051-2

150mmレンズで近づくと逆光の花桃の中に二羽の小鳥、花蜜を吸うメジロと思いきや以外にも四十雀(シジュウカラ)の雌雄と思われる番に驚きを隠せない

_dsc6945-2

白いほっぺたに黒いネクタイのシジュウカラが花桃を採食中?

_dsc6947-2

黒いクチバシの上に花飾り、やや細めのネクタイはメスのよう❓

_dsc6949-2

オデコの花びら、足でおさえた花弁の採食に余念がないようだ

_dsc6952-2

オデコに花びらを付けて顔を上げたカメラ目線をパチリ

_dsc6954-2

樹上や地上で昆虫類やクモ類が好みのシジュウカラのハズだが

_dsc6958-2

 メジロやヒヨドリのように花蜜の吸蜜ではなさそうです

_dsc6987-2

花桃の雄しべ・メシベを採食? トリムしてみました

_dsc6988-2

雄しべの採食をトリム

_dsc7011-2

花桃のどこがお好きですか?

_dsc7021-2

目線は花盛りが終わった花桃に、満開の綺麗な花桃に目もくれず!

_dsc7024-2

新鮮な花蜜を追うメジロとは花の好みが異なるようです

_dsc7098-3

次は上向きの採食です

_dsc7101-2

クチバシの先に花びら

_dsc7102-2

花桃のメシベ?幼虫にも見えるが?

_dsc7103-2

口の中へ

_dsc7104-2

飲み込まず、飲み込めずのどちらかな?

_dsc7118-2

花桃の花弁をつまむ、手持ちで重くて次のカットを鳥り逃がす

_dsc7133-2

最後は右足を器用に使っての花桃の採食です

_dsc7134-2

足を使う採食は花桃の花粉を浴びます、花粉症には見たくない

_dsc7135-2

足を使うと花粉とオシベが降り注ぐ採食となります、手持ちの連続撮影は疲れます。

昆虫やクモ以外には草木の種子や実などを採食すると言われますが花桃の花弁を食べるシジュウカラは初見・初撮りでした。

 

« 2022年3月 | トップページ | 2022年5月 »

2023年12月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            
顔文字教室
無料ブログはココログ
フォト