山口県立博物館SL D601
蒸気機関車 D601 D60型1号機の貴重なトップナンバー 山口県立山口博物館敷地に屋根なし柵なし(低いチェーンあり)の野ざらしの静態保存。県立博物館での展示ですのでそれなりののわりに保存状態です。キャブ内出入り自由のため計器類の欠損が多いようです。博物館の保存らしく子供向けの説明板が各所付いていますので初めての鉄ちゃんでも興味を覚えます。
撮影日2022年5月18日
D60形式1号蒸気機関車について
D60形式1号蒸気機関車は、昭和2年3月、9900形式161号機関車として川崎造船所で誕生し、東海道線や山陽本線などで活躍していましたが、昭和26年10月、山口線の津和野機関区に配属となり、昭和41年10月まで約15年間、山口線の旅客・貨物の輸送に活躍してきました。
一方、動力の近代化がすすむにつれて、蒸気機関車はだんだん姿を消すようになり、このD60形式1号機関車も昭和41年12月1日、廃車になりました。
蒸気機関車は、将来貴重な存在になるものと思われますので、山口県では青少年の育成に役立たせるため、山口線を走ったこの由緒ある機関車を、日本国有鉄道から借り受け、県立山口博物館に展示することにしました。
昭和43年9月1日 山口県 展示車両前のプレートより
撮影日2022年5月18日
山口県立山口博物館横に鎮座するD601号機の正面です。前照灯のガラスレンズがあるのか、ないのかよく分かりません、白い枠も欠損しているようです。
D601 説明板
信号機も併設してあります、デフの上の集煙装置が目立つ
山口県のシンボルマークがデフに有りアクセントになっている
動輪・元空気溜・コンプレッサー・SLのイラストなど説明板有り
蒸気機関車の動く仕組みの説明板の拡大
シリンダー・主連棒・動輪の説明板
後照灯の灯具の中は空っぽに見え、シールドビームが入って無い
圧力コックの説明、圧力計が欠損している
逆転機の説明板と赤い釜焚口の塗装が新しい、注水器の説明板
機関士座席前は撮影不能
注水器の説明板と機関助手席
デフの山口県シンボルマークが凛々しく見える
蒸気溜め器・砂溜・シリンダー安全弁・シリンダーなどの説明板
山口県立博物館前のD601
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