防府市鉄道記念広場防石鉄道2号車
防府市鉄道記念広場防石鉄道2号車と客車2両。今まで見たことがない豪華なプラスチック製の長い屋根付きの静態保存。ところが同じような仕様と形のSLを北海道沼田町で見学している。そのSLは日本最古の小型蒸気機関車で準鉄道記念物と指定されている「明治22年に九州鉄道がドイツから輸入したクラウス15号蒸気機関車」で現在は明治鉱業昭和炭鉱の専用車庫に保存されている。
防府駅西方の高架線脇の鉄道記念広場に静態保存されている防石鉄道の車両。先頭からドイツ・クラウス社製の2号蒸気機関車・ハ6号客車・ハニフ1号客車。防府市指定有形文化財(客車2両は附指定)。この蒸気機関車は、防石鉄道(大正8年(1919)~昭和38年(1963))の三田尻(防府)と堀(山口市徳地)間の運行で使用されていた車両です。蒸気機関車は、長さ7.8m、高さ3.6m、幅2.4m、重量23.1t。明治27年(1894)ドイツ・クラウス社製で、川越鉄道(現:西武鉄道)で導入されたものを大正7年(1918)に譲り受け、川越鉄道時代の2号車番を残して使用されました。2両の客車は、明治32年(1899)に平岡工場(東京)で製造されたものと、大正7年(1918)枝光鉄工所(福岡)で製造されたものです。
撮影日2022年5月18日
防府市鉄道記念広場1
防府市鉄道記念広場2
プラスチック製の屋根の下で大切に静態保存されている
ドイツ・クラウス社製2号蒸気機関車
屋根の側面がある面から側面を撮影、風雨も保護する側屋根です。
下からキャブ内の撮影
キャブ内で撮影 出入り自由
運転席からの前方向
圧力計が壊れていた
焚口は開くことが出来る
小型のシリンダー
客車
プラットホームが設置してある
客車の内部をガラス越しに撮影
防石鉄道OB会による記念碑に78年のあゆみが刻まれています
機関車仕様がボケました、仕様がないです
この小型蒸気機関車の履歴の最後は地元で活躍し貢献している
防府市鉄道記念広場
明治27年(1894)ドイツ・クラウス社製
以下の写真はご参考です。
撮影日2018年7月撮影地 北海道沼田町
北海道沼田町の明治鉱業昭和炭鉱・クラウス15号蒸気機関車
明治22年にドイツから輸入・クラウス15号蒸気機関車の側面
« 熱海温泉伊東園ホテル熱海館 | トップページ | 日本100名城No.74岩国城 »
「鉄道」カテゴリの記事
- 水上駅前広場のD51 745と水上駅(2023.07.06)
- 名字と同じJR東北本線の高久駅(2023.05.23)
- 相鉄・東急・新横浜線開業記念グッズ(2023.04.25)
- 新横浜線新横浜駅(2023.04.21)
- 新横浜線開業記念・一日乗車券セット(2023.03.19)
コメント