梅小路扇形蒸気機関車庫20輌のSL
京都鉄道博物館の梅小路蒸気機関車庫はSLを効率的に格納するための転車台を中心に扇形になっています。現存する日本最古の鉄筋コンクリート造で前面にある転車台を中心としてほぼ東西に扇形平面を描いている。機関車の修理を行う器械場、その東に機関車駐留場、全線で20線の引き込み線があり、扇形車庫には動態保存車両8両(営業運転車両3両)を含む蒸気機関車20両を保存展示しています。扇形車庫1番から7番までは動態保存車、8番から20番までは静態保存車の収蔵となっている。撮影日は扇形車庫の3番線、5番線、7番線の蒸気機関車は空車でした。
撮影日2022年5月27日(金)
転車台から見た左に器械場、駐留場に二番庫のC612号車、その左に扇形車庫が1番線~20番線
5月27日(金)平日のの昼下がり、梅小路蒸気機関車庫の1番庫~20番庫の扇形車庫を撮影するために引き込み線を後さずりしてやっと20番線まで入る。
1番線 7100形7105号車 義経号、北海道最初の幹線鉄道として建設された幌内鉄道にアメリカより最初に輸入された蒸気機関車。自走可能に復元。
2番線 義経号の隣の二番車庫は空でした、転車台奥の留置線にC61 2号車が既に出庫していた。C61形2号車はSLスチーム号を牽引する蒸気機関車です。
3番線 C62形2号車 C62 2特急「つばめ」で活躍、現在はSLスチーム号を牽引機関車する動態保存車。
4番線 8620形8630号車 8630 日本で最初の量産タイプの旅客用蒸気機関車。SLスチーム号牽引車を牽引する動態保存車。
5番線 C56形160号機は1935年から製造された小型の蒸気機関車。当日はSLスチーム号を牽引の当番機、C56160をSLのりばのプラットホームで撮影。
6番線 C57形1号車、貴婦人とよばれ「やまぐち」号で活躍する優美なスタイルの旅客用蒸気機関車。 C57 1
7番線 B51形200号機は器械場で本線運転のため整備されている、車庫は空
8番線 C11形64号車、1932年から製造されたローカル線や構内入れ換え用として活躍した。 C1164
9番線 9600形9633号車 日本で最初の量産タイプの貨物用蒸気機関車、 9633
10番線 D51形1号機 1115製造された大型の貨物用蒸気機関車、D511は デコイチの1号機
11番線 1070形1080号機 イギリス製、明治期の6200形から改造された蒸気機関車。1080
12番線 B20形10号機 戦時中に設計された小型の蒸気機関車で構内入れ換え用として活躍した。 B2010
13番線 C62形1号機 日本最大の旅客用蒸気機関車でD52形のボイラーを流用して製造された。 C62 1
14番線 C55形1号機 1935年から製造された中型の旅客用蒸気機関車でC54形の改良型。 C55 1
15番線 C58形1号機 1938年から製造され、ローカル線の旅客・貨物用として活躍した。 C581
16番線 D50形140号機 1923年から製造された貨物用蒸気機関車で輸送力を飛躍的に高めた。 D50140
17番線 D52形468号機 日本最大の貨物用蒸気機関車で、戦時中の石炭輸送に活躍した。 D52 468
18番線 C51形239号機 お召列車の専用指定機、1930年に登場した超特急「燕」を牽引した旅客用蒸気機関車。 C51 239
19番線 C53形45号機 国内唯一の3シリンダーを持つ旅客用蒸気機関車。 C5345
20番線 C59形164号機 大型の旅客用蒸気機関車で、つばめ、はと、さくら、かもめ 特急で活躍した。 C59164
1番線~20番線の説明は京都鉄道博物館・扇形車庫より編集・転載。
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