京都鉄道博物館のSL部品
梅小路蒸気機関車庫SL重要部品の展示は、扇形蒸気機関車庫の8番線~20番線に留置してある蒸気機関車の後方にある、重用部品展示場に並べてあります。
梅小路蒸気機関車庫などの展示車両の紹介(京都鉄道博物館HP)
撮影日2022年5月27日
梅小路蒸気機関車庫
8番線~20番線の蒸気機関車庫内部の後方に重要部品の展示
機関車庫後方の窓際に重要部品の展示場所が設置されている
空気圧縮機(コンプレッサー)機関車のブレーキに使用する圧縮空気を作る装置。
給水ポンプ、 蒸気の力でピストンを上下動させ、ボイラーに送る装置です
タービン発電機とブレーキシリンダー タービンは蒸気の力でタービンを回して発電し、ライトや後部の標識灯、運転室内の照明機器の電気をとる。
蒸気分配器 動輪を動かす以外の動力用蒸気を集めて調整する場所です。機種によって異なりますが、集約して蒸気を給水ポンプや圧縮機などに送る役目を果たす
連結棒 各動輪のクランクピン同士を互いに連結して、主連棒から回転運動に伝えます
主連棒 向かって左側はピストンに連なるクロスヘッド、右側はクランク軸に取り付けられ、ピストンの往復運動を動輪の回転運動に変換する部品です
摩擦を少なくして滑らかに回す工夫がされています
ピストン シリンダー内に送られる蒸気の力でピストンが前後に反復運動し機関車の動輪が動きます
蒸気室とシリンダー シリンダーに送る蒸気を右側の「蒸気室」で吸気と排気を切り替え、左側の「主シリンダー」に蒸気を送って、内側のピストンを往復運動させます
ボイラー 内部は高温燃焼ガスが通る「煙管」と水で満たされた機関車の心臓部でここで高圧蒸気を発生させ左が石炭を燃やす「火室」中央が「ボイラー室」右が「煙室」です
前照灯 機関車前頭部に設置されて列車の進路を照らす標識灯
煙室扉 煙突の前面に設けられた円形の扉で、検査、修繕、掃除の場合に開閉します。煙室を真空状態に保ち、通風を良くするために煙室胴と密着しています。
重要部品の展示で蒸気機関車の走る仕組みが勉強になります。
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