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2023年3月

2023年3月27日 (月)

三ッ池公園の桜フォト散歩

 うっかりミスが多くなり気になっています。人の名前や鳥の名前も思い出せなくなりました。歳を重ねるとサクラもあと何回見られるのかと不安がよぎります。
ボケの壁を乗り越えるために、今年も
さくら名所100選の県立三ッ池公園の🌸と桜の木にぶら下がる桜の名札を確認してきました。染井吉野が満開の昨日は雨と北風の吹く花冷えの日曜日でしたので花見を見送り、天気予報で月曜日は曇りのち晴れの予報でしたので今朝は午前六時起きで車で8キロの三ツ池公園・正面駐車場に6:30に到着しました。花曇りの曇天に何か物足りないコンデジ撮影のフォト散歩でした。

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三ツ池公園公園桜見頃マップ、今年の開花期はこのマップよりも2週間程早い気がしました。

撮影日2023年3月27日(月)花曇り、北又は北東の風

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下の池天馬の像 馬超龍雀 今年は曇天で桜少なし

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下の池のソメイヨシノ

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下の池水辺の広場の染井吉野(そめいよしの)

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下の池コリア庭園横の薄重大島(うすえおおしま)

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下の池プール前の大島桜

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下の池桜の説明板横に鵜が休んでいました(三ツ池公園の初見)

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桜の説明板 78種1600本を超える桜と代表的な品種 

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下の池売店横の三ツ池公園標準木

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三ツ池公園標準木の下は花筏と花びらを採食するオオバン

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標準木の隣は二本の苔清水(こけしみず)

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中の池の横浜緋桜(左手前)と染井吉野とキンクロハジロなど

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中の池 山桜(やまざくら)

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中の池里の広場の白妙(しろたえ)

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中の池遊びの森前の紅豊(べにゆたか)

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中の池紅豊の下あたりに白とピンクの花筏(はないかだ)

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花の広場の枝垂れ染井吉野(しだれそめいよしの)

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花の広場の伊豆吉野(いずよしの)

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染井吉野の老木に胴吹き桜

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花の広場の藪で囀(さえずる)ガビチョウ

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花の広場の紅枝垂(べにしだれ)

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中の池4号WC前 オオバンの水かき(弁足)を撮った

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中の池 八重紅大島(やえべにおおしま)

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上の池 アオサギ

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上の池

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上の池水の広場の染井吉野

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丘の上広場の紅華(こうか)まだ蕾でした

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最後はパークセンターの上から撮影した下の池

駐車場は8:30から有料(810円)になるので6:30~8:00までの無料のうちに7000歩弱の桜と野鳥のフォト散歩でした。

 

2023年3月21日 (火)

三ッ池公園の🌸フォト散歩

 さくら名所100選の県立三ッ池公園の🌸フォト散歩。染井吉野は公園全体でまだ三部~五分咲程度であったがソメイヨシノよりも先に開花した品種の桜のフォト散歩です。コンデジのサイバーショットのノントリです。

撮影日2023年3月20日Dsc01159

公園正門駐車場の紅枝垂れ

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下の池、左は越の彼岸と右の横浜緋桜

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中の池の大島桜(左)と江戸彼岸桜(右)

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中の池のキンクロハジロ、北帰行はいつ頃なのか?

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花の広場の伊豆吉野(左)枝垂れ染井吉野(右)

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花の広場の竹やぶ前のソメイヨシノ

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まだ日陰の時間、花の広場の紅枝垂れ

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 昔は枝垂桜の下で花の宴をしていた人気の花見の広場

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中の池 里の広場の通路にガビチョウ、コンデジのノントリ

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里の広場の通路にガビチョウ

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里の広場のガビチョウをコンデジのノントリでした

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左は中の池、中は通路の左右に横浜緋桜、右は下の池

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左は中の池、横浜緋桜

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横浜緋桜のマクロ

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三ッ池公園のサクラ開花標本木(染井吉野

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下の池売店横の三ッ池公園のサクラ開花標本木

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サクラ開花標本木と水仙

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東屋横のソメイヨシノとカラス

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下の池水辺の広場前のソメイヨシノはまだ三分咲

菜種梅雨の降る前にさくら名所100選のサクラフォト散歩でした。

2023年3月19日 (日)

新横浜線開業記念・一日乗車券セット

 相鉄・東急新横浜線開業記念の一日乗車券セットのブログです。

2023・03・18に西谷─羽沢横浜国大─新横浜間を「相鉄新横浜線」、新横浜─新綱島─日吉間を「東急新横浜線」と名付けられた相鉄線・東急線の新横浜線開業記念の一日乗車券セットです。通勤・通学ラッシュ時は相鉄新横浜線で最多11本、東急新横浜線で最多16本が運行する。相互乗り入れで所要時間も短縮する。今から二十数年前の現役時代は新横浜からJR横浜線で隣のJR菊名駅で東急線菊名駅に乗り換えて中目黒駅まで通勤していましたが10分以上の時間短縮が推測され、乗り換えなしで中目黒の本社へ通勤できるとは便利になったものです。現在では桜の時期に中目黒を思い出す程度です。従来13分かかっていた日吉─新横浜間は菊名での乗り換えが不要となり6分となったそうです。

「相鉄・東急新横浜線」は日吉から新横浜駅を経由し羽沢横浜国大までを結ぶおよそ10キロの路線です。開業によって神奈川・東京・埼玉にまたがる7つの鉄道会社など14路線がつながることで乗り換えの回数が減るほか、東海道新幹線へのアクセスも向上し便利になります。新横浜に住む人「渋谷から半蔵門まで通勤しているので、今までより早くなるので便利だなと思いました」中目黒に住む人「(東海道新幹線まで)今までは菊名で乗り換えがあって階段上ったりしなければいけなかったが直通で楽になる」(神奈川新聞)

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相鉄・東急新横浜線 出発式 (朝日新聞デジタル)

午前5時8分「相鉄・東急新横浜線」の初列車が新横浜駅を出発し沿線の人や鉄道フアンが開業を祝いました。 

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A5版「一日乗車券セット」の表紙(右)と裏表紙(左)

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「一日乗車券セット」の中身 相鉄と東急が共同で発売。「相鉄・鉄道全線1日乗車券」「相鉄線記念カード」、オリジナルデザインの「東急線ワンデーパス」がセットになったもので、新横浜駅北口東広場のイベント会場で7~16時に1000セットを発売。発売額は1700円で、1人2セットまで購入できる。鉄道ファンの孫が5時起きで買いに行ってくれましたが大混雑で短時間で売り切れになったそうです。

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東急新横浜線・相鉄新横浜線 路線図のトリム

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「記念カード」のトリム 記念乗車券ではありません

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東急一日乗車券 9月30日までのうち一日限り

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相鉄一日乗車券 3月18日相鉄線全線 乗り降り自由

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最後の一枚は相鉄線「記念カード」の注意書きでした

2023年3月18日 (土)

早咲き桜の寒緋桜にヒヨドリ

 早咲き桜の寒緋桜(カンヒザクラ)にヒヨドリの吸蜜です。三ッ池公園の早咲き桜は修善寺寒桜の次に寒緋桜が開花期となります。花は中輪の一重咲きで、釣り鐘状の下向きに閉じたような半開きの形で咲き、濃い紫紅色の花弁を付け多くの桜とは異なり花弁は散らず、顎のついた状態で落花する。

撮影日2023年3月10日

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寒緋桜は台湾桜、緋桜、緋寒桜などの別名があります

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ヒヨドリと寒緋桜のノントリです

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「ピーィピーィピーィ・・・」きつい鳴き声はうるさい時もあり

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嘴は既に花粉で黄色く変色している

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下向き釣り鐘状の寒緋桜に下からクチバシを入れての吸蜜

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クチバシが黄色い

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釣り鐘の花弁を仰ぎ見るように

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青空に向かっての吸蜜

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黄色くなった嘴を花弁に差し込む

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暫しの嘴休めの体制

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隣の花は白椿のオシベ、メシベに眼もくれず

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寒緋桜の隣は椿の白い花

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釣り鐘の蜜が好きなヒヨドリでした

2023年3月16日 (木)

早咲き修善寺寒桜のヒヨドリ

 ソメイヨシノは開花したばかり花見の見頃は来週のお彼岸あたりでしょうか、今回も早咲き桜の修善寺寒桜に吸蜜にきたヒヨドリです。

撮影日2023年3月10日

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二倍にトリムした早咲きの修善寺寒桜とヒヨドリの吸蜜

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修善寺寒桜と鵯(ヒヨドリ)オリジナルの画像

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ヒヨドリの吸蜜

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嘴(くちばし)が花粉で黄色い

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オリジナル

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二倍のトリム

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オリジナル 嘴の先が花粉まみれ

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花粉まみれの二倍のトリム

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修善寺寒桜の下の枝から青葉の葉桜になります

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葉桜と吸蜜

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5枚の花弁とオシベとメシベ(中心の一本)とヒヨドリの嘴

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修善寺寒桜の吸蜜で黄色くなった嘴のヒヨドリでした

2023年3月13日 (月)

早咲き桜・修善寺寒桜に目白の吸蜜

 三ツ池公園の桜は染井吉野が開花する前に、早咲きの桜に野鳥が吸蜜に来ます。南門・上の池前の水の広場に早咲き修善寺寒桜に吸蜜に来たメジロです。今回はコンデジのサイバーショット撮影から、従来のD500に150-600mmレンズを手持ちで撮影してきました。

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三ツ池公園HPより、今頃は早咲きの修善寺寒桜、緋寒桜、枝垂桜やオカメという早咲きの品種が満開です。

撮影日2023年3月10日

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吸蜜するメジロを2倍のトリム

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嘴に黄色い花粉が付着しています

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花粉で黄色くなった嘴を4倍にトリム

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オリジナルの大きさの写真

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吸蜜の体制に背伸びする前

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背伸びの吸蜜

県立三ツ池公園は「さくら名所100選」に選定され、ソメイヨシノなど78種1600本の桜の名所です。

2023年3月10日 (金)

ブログのデスク容量3%以下(再編集)

  今年の三ツ池公園の早咲き桜は昨年よりも一週間早く開花したようです、コンデジを首にぶら下げて早咲き桜のフォト散歩です。春の3K「花粉・風埃・気温差(朝と晩)」と五十年も患っている花粉症のH.K.Kの鼻水・クシャミ・目が痒い、の嫌な症状を我慢して強行突破してきました。
撮影日2023年3月9日 サイバーショット撮影
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三ツ池公園・南門・水の広場・修善寺寒桜
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修善寺寒桜
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修善寺寒桜の吸蜜に来たヒヨドリのコンデジ撮影

いつまで続くのかこの「ケンさんの探鳥記」2006年6月1日から始めたこのココログのブログはホップ・ステップ・ジャンプの三段跳びに例えると初めのホップは無料のココログ・ベーシック 使用可能なディスク容量は2GB(2000MB)でした。次のステップはディスク容量5GB(5000MB)の有料のココログ・プラスでした。最後のジャンプはディスク総容量は10GB(10000MB)の契約で月額950円有料のココログ・プロで現在に至りました。これらのディスク容量は積み重ねではなくトータルの容量でした。
ブログ開始から17年後の2023年3月10日現在の契約ディスク残り容量は287MB 使用率97.13% 残り2.87% となっている。残り容量は僅かとなりました。使用ディスク容量は逆算すると9713MB。

因みに過去17年間の1回あたりの平均使用容量は3900回のブログで写真は53600枚の実績。53600÷3900=13・7枚となっている。ブログを始めた頃は撮影場所からのモバイル通信でブログを発信したこともあり、写真が2~3枚のブログもかなり存在したが最近は最大30枚のブログもあり、開始~現在の17年間のブログを平均すると約14枚となります。
使用したディスク容量は9713MBを3900頁の平均は9713÷3900=
2・5MB/頁 
この数字を使用してブログが書ける回数は残りの287MB÷2.5=115回となります。
365日÷115=3.2日/頁 約3.2日に1回のブログでは1年間で終わります。一週間に一度のブログでは約2.2年間でこのブログは終了します。現在の平均間隔3
日に1度のペースではでこのブログは年内に終焉となります。
契約ディスク容量10GBを平均ディスク容量2・5MBで計算すると
10000÷2・5=4000 4000頁のブログが予想されます。

契約ディスク容量は残り287MBあるが、1回当たり14枚のフォトブログを継続すると想定しても、傘寿を過ぎてからの気力と脚力の落ちる速度が早まっていると自覚している現況では、持続力の継続が可能かどうかは神のみぞ知ることになりました。継続は力なりの杖ことばとポールなどのフィジカルの杖が必要になるかも。


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三ツ池公園・丘の上の広場・寒緋桜
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寒緋桜は下向きの花弁 撮影中にはヒヨドリもメジロは来ません

 以前にもふれたがブログの語源も判らずに始めたが、語源をインターネットで調べるとブログ(blog)は「WebにLogする」のウェブログ(weblog)をブログ(Blog)と略称しているものです。このブログの執筆者としてブロガー(blogger)と呼ばれるたことは一度もありませんが、個別記事はブログエントリーと呼ばれるそうです。野鳥写真家を直訳するとwild Bird Photographerですがアマチュアなのでアマの野鳥フォトグラファーとして始めたころは、野鳥写真が専門でしたが目標の野鳥撮影400種達成後は野鳥以外のカテゴリーが増えていきました。それぞれの記事の内容や中身はコンテンツとも呼ばれます。ブログのコンテンツは個人的な体験や日記・備忘録など、メモなどの覚え書きやニュースや時事などの論評と読書の感想などの文章やイラスト、絵や写真と動画などの表現すべてがインターネットに公開されるとコンテンツとなります。(動画のブログはまだ未体験ですが動画も撮れる高性能のコンデジ、サイバーショットRX100Ⅶを今年から使い始めてたが野鳥撮影はあまり撮れないと自覚した)

野鳥撮影から始めたコンテンツも現役時代からの座右の銘にしていた「継続は力なり」の杖ことばの信念により、この17年間に更新したコンテンツは三千九百号を達成、終活の貴重な資産となる写真は五万三千枚以上、カテゴリーも百花繚乱の如く、野鳥・桜・温泉・観光・趣味・鉄道・日本100名城などの写真は、事実に基づいたノンフィクションの記録です。写真の3つの機能は記録・伝達・表現といわれます。フォト・ルポルタージュ(略してフォト・ルポ)の対象が広がりフォトブログ(略してフォトログ)が終活の生き甲斐となって今日の三月を迎えました。残り少なったディスク容量は貴重なものになりました。年齢を重ねると記憶は減ることはないが薄れていくものです、記録に残せる資産は出来るだけ多く残したいと思います。しかし呪文のように聞こえてくるのは「始めあるものは必ず終わりあり」

 


2023年3月 7日 (火)

転ばぬ先の杖と杖ことば

 今日は83回目の誕生日です。今日からヤーサンになります!
八のヤー、三のサンでヤーサンです。凄みの無い年老いたヤーサンです。誕生日祝いに貰えませんでしたが必需品は杖とまだ思われていないようです、杖はまだ先の話の様ですが関心はあります。

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ヤーサンになったココログの@niftyからの誕生祝です。

最近、杖について関心を持つようになりました。広辞苑第七版で「杖」を検索すると①歩行の助けに携える細い長い棒。転じて、たよりとするもの「ーにすがる」「ーをつく」②拷問や罪人を打つのに用いる棒。③丈とも書く

先日、三ッ池公園などの起伏の多い公園内の坂道などで杖をついて歩く人の様子や杖の種類、杖そのものが気になるようになりました。杖を必要とする年代になったせいだろうか?三ッ池公園中の池の上にある坂道でT字杖をついて散歩する同年代の老人と目が合いまして目礼、自分よりも年長者と思い不躾ながら御歳をお聞きしたら自分よりも二歳年下の方で自分の見立てと異なり、動揺してしまい杖の効用などを尋ね損ねました。同じ日に花の広場で探鳥をしていると30~40代に見える(~と思えたかも)女性四人組がスキーのストックのような杖で速足でウオーキングしている姿が目の前を通過した。この時は何だかな?と思いましたが明らかに杖を使った運動かスポーツと感じましたが後で判明したのは下図の二本の杖(ポール)を使った最近はやりのウオーキングポールを使ったウオーキングでした。 

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杖の種類や選び方のポイント LIFULL介護のHPより転載

このブログは17年間の蓄積がある3900ページの過去の体験が豊富にあります。現在の記事は多少はありますが肝心な未来はあまり望めないようです。今となっては当時の出来事が日記替わりや回想録とになっている過去の頁をめくると野鳥撮影を始めてから四年目、ブログを書き始めて三年目の四月に都内の公園でコマドリを撮影中に70cm程の石垣の上から飛び降りて右足首を捻挫してから歳をとったと自覚した記憶があります。帰宅後に腫れ上がった足首を近所の整形外科でレントゲンなどの処置後にアルミ製の松葉杖のお世話になった記録があります。野鳥撮影での怪我により暫くは松葉杖のお世話になりました。三鳴鳥のコマドリがこまどり姉妹ならぬ困鳥(こまどり)始末(しまつ)に足首の痛さで悲鳴をあげたようです。これは松葉杖の秘話記録と記憶でした。

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昨年5月に四国八十八ヶ所をめぐる巡礼のお遍路さんの遍路杖を見かけたのは、5月15日~26日に横浜から約三千五百キロ走破した時です。山陰と山陽の中国地方5県の日本100名城をスタンプラリーで12城を巡り、天守閣や櫓などの遺構が存在しない日本100名城の山城などには、受付などの窓口では、竹の杖などの無料貸し出しの杖が置いてあります、上り坂や深い空堀などの起伏が多い山城の攻城にはこの杖は助かりました。
しまなみ海道(西瀬戸自動車道)を尾道から入り四国の今治北IC降りて今治城に直行、登城したのは5月23日であった。愛媛県の日本100名城は五城もある、今治城⇒松山城⇒湯築城⇒大洲城⇒宇和島城を巡り、5月25日に高知県の高知城⇒徳島県の徳島城⇒5月26日AM10時に香川県の高松城を攻城してから2時間後に香川県の丸亀城へ登城した。四国の日本100名城は天守閣の残る平山城や海城などで杖のお世話になりませんでしたが三日間で四国四県の九ヵ所の日本100名城スタンプラリー車旅の道中で稀に見掛けたのはお遍路の正装白衣に「同行二人」の文字と菅笠のお遍路さんでした。持つのは白木の立派な杖は遍路杖と呼ぶのか金剛杖と呼ぶのかお遍路さんの一番大切な携行品が遍路杖は長距離を歩く杖です。

四十数年前の現役時代に羽黒山最寄り駅の山形県鶴岡にある子会社に出張で通った頃に、白装束の山伏姿に頭にお皿のようなものを載せて金剛杖に法螺貝の出で立ちの山伏を稀に見掛けた記憶があります。山伏姿の記憶がまぎれたので羽黒町観光協会のHPより下図を参照しました。

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山伏修行「羽黒町観光協会」HPより

山伏修行体験は、白装束を身に纏い、俗世界から離れて修行の一端を体験し、出羽三山の自然、そして修験道を学びます。
参照:羽黒山ガイドの解説:古くから山岳修験の山として知られた出羽三山(月山・羽黒山・湯殿山)のひとつ羽黒山は、標高約414mの山です。山頂までの表参道は、石畳が2,446段続き、山頂の出羽(羽黒)神社は、全国的にも珍しい「三神合祭殿」で、出羽三山の神々が祀られています。この三神合祭殿は東北一の木造建造物で、2000年に国の重要文化財の指定されています。電車でのアクセス:鶴岡駅(JR)からバスで約53分。その後はANAで出張するようになり見掛ませんでした。

二十数年前の現役の最晩年に麓から下千本、中千本、上千本、奥千本といわれる谷や尾根に群生する吉野山のヤマザクラの山を見物した際に、修験道発祥の地と言われる蔵王堂の桜と修験者と金剛杖の記憶を思い出しました。この時に読破したのが日本の山岳宗教である修験道(しゅげんどう)の開祖と呼ばれる「役行者 えんのぎょうじゃ」の当時の新刊書であった。 

時代劇の「杖」と言えばTBS時代劇の「水戸黄門」を直ぐ思い浮かべます。水戸黄門の杖は杖にすがる老人ではなく助さん格さんとともに立ち回りに使用した護身用の杖でした。TV時代劇の水戸黄門は、SNSの情報では初代から六代まで6人の俳優が演じてきたそうです。自分の記憶に強く残るのは初代の東野英治郎の水戸黄門と現役を退いた時の時間を持て余していた頃の五代目の里見浩太朗の水戸黄門でした。黄門を演じたの俳優は二代目の西村晃、三代目の佐野浅夫、四代目石坂浩二、六代目武田鉄矢が演じています。
SNSによる史実では
実在の徳川光圀は「アカザ」という植物の根を材料にした杖を使用していたという。しかしこれはすぐに折れてしまうため立ち回りシーンでは使えず、撮影では竹でできた杖を使用。杖は代々の黄門さまの身長に合わせて3~4本用意したという。(NEWSポストセブン・女性セブン2011年12月22日号)

時代劇の盲目の杖と言えば仕込杖、勝新太郎主演の人気映画シリーズの盲目の座頭市が仕込み杖で悪人を次々と、体を回しながら逆手で一瞬に斬り倒す痛快な仕込み杖でした。転ばぬ先の杖というよりも殺される前の仕込み杖です。物騒な仕込み杖の物語をお終いにして、杖は杖でも今日まで言葉の杖にすがってきた思いがします。

愛読書の著者 五木寛之の「杖ことば」4,5年前に読みました。
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杖は杖でもことばの杖があります。2014年に学研より刊行された著者五木寛之の「杖ことば」~ことわざ力を磨くと逆境に強くなる~

「あるとき、〈杖ことば〉という言い方を耳にしました。ともすれば、しゃがみ込みたくなるようなとき、人生の苦難の旅路を共に歩き、その一歩一歩を杖となってささえてくれる言葉をさすのだといいます。私自身、もうダメだと思うとき、いくつかの言葉によって、ささえられて、ここまで生き延びてきました。崩れ落ちそうな自分、もう諦めてしまいそうな自分をささえ、再び立ち上がらせ、もう一歩進んでみようかという気にさせるのが杖ことばなのです」 「(著者の枕ことば)とは、まえがきにかえて より」

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まえがきの次の頁は目次です、第三章は「よりよい日々をひらく杖ことば」第四章は「苦難をのりこえる杖ことば」最終章の第五章は「老いをささえる杖ことば」。
幾つかの読後の解説・書評には 心に残る、支えになっている諺をもとにした、著者初の語り下ろしエッセイ。 ”人生に迷ったときの杖ことば”や”人間関係をささえる杖ことば”、”苦難をのりこえる杖ことば”、”老いを支える杖ことば”というテーマで、諺を引用し、ご自身の経験と照らし合わせながらわかりやすく解説。 心が折れそうなとき、災難がふりかかってきたとき、老後の不安におしつぶされそうなときなどに読みたい一冊です。

このブログも老後の17年間3900頁を続けていますが「枕ことば」は「継続は力なり」にすがっていますが著者も同じように「継続は力なり」を枕ことばにしています。 重い荷物を背負って山に登らなくてはならないとき、ヨッコラショと自分自身に掛け声をかけて、立ち上がる。 そのヨッコラショ、に当たるのが枕ことばなのでないでしょうか。 と記述しています。

頼りにするものの表現で「杖にすがる」「老後の杖とする」「杖とたのむ」の言い回しも終活の杖ことばになります。 杖にまつわる話は取り敢えず、ここら辺でドッコラショと重い(思い)荷物を降ろして今後も、身体にあった自分らしい杖探しの終活を続けたいと思います。
「継続は力なり」

 

 

 

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