宮古島・來間島の回想録
宮古島で陸上自衛隊のヘリが消息を絶った事故で15年前に宮古島の来間島で三泊四日の野鳥撮影を思い出す切っ掛けになりました。下図は陸自ヘリの飛行経路と墜落地点✖と捜索海域。沖縄県の宮古島付近で10人が搭乗した陸上自衛隊ヘリコプターが6日に行方不明となった事故で、自衛隊や海上保安庁は態勢を拡充し、9日も捜索を続けている。8日夜には伊良部島(沖縄県宮古島市)の海岸で「人が浮いている」との情報があったが確認されず、9日正午の時点で防衛省に新たな情報は入っておらず、乗員の安否は分かっていない。(4月9日毎日新聞ストーリー)
宮古島の南西にある青線の橋(来島大橋)が架かる來間島(SNSより転載・来島大橋を加筆)
2005年3月から野鳥撮影を始めて400種類の目標に向かって意気盛んに撮影していた時期。2008年7月までの3年4ヵ月で320種類を撮影済であった。先輩の鳥友からは十年はかかるのでスピード違反と揶揄されていた。このような時期に2008年7月7日~10日に三泊四日の宮古島へいつもながらのソロ野鳥撮影でした。現地(宮古島空港)からのモバイル送信でのブログ発信などを含めて、宮古島と來間島で撮影したこのブログを10回更新しています。
①2008年7月9日「リュウキュウづくし」リュウキュウ名の野鳥
②2008年7月10日「宮古島のハト」キンバトなど
③2008年7月11日「水浴のリュウキュウアカショウビン」
④2008年7月12日「農道を闊歩する野鳥」ミフウズラなど
⑤2008年7月13日「リュウキュウアカショウビン」
⑥2008年7月14日「宮古島のカラスバト」
⑦2008年7月15日「宮古のキンバト」
⑧2008年7月16日「リュウキュウコノハズク」
⑨2008年7月17日「リュウキュウサンコウチョウ」
⑩2008年7月18日「水場のオオクイナの親子」
⑪2008年7月19日「向日葵畑の風景と野鳥」
撮影開始から3年4ヶ月で320品種の野鳥撮影後に宮古島でこのような野鳥を毎日ブログ更新していたので野鳥撮影とブログの最盛期?でした。ブログのまくら(落語家が落語の本題に入る前のフリートークをまくらと呼ぶそうです。ここでは前書き部分)の一例をあげると
2008年7月11日 「水浴のリュキュウアカショウビン」
ツアーで行けば探鳥場所は現地講師が案内するので何も苦労せずに目的の野鳥のポイントに行けます、今回はYバードの7/3~5の宮古島リュウキュウアカショウビン・リュウキュウサンコイチョウなどの撮影ツアーは気がついたら満員でしたので、これらの野鳥は初見になりますので単独でも行く気になり7/7の七夕の日に旅立ち、7/10に帰るスケジュールで空路は貯まったマイルを使いANAで、宿はこれもネットで来間島のペンションたかおか(訂正:たきなか)、レンタカーは会社の照明灯具製品を搭載している車をマツダレンタカー宮古島店で4日間の予約を入れておいた。7日の午後からネットに出ていた目指す熱帯植物園は直ぐ行けたが、大野山林のどこに行けば良いのか全くの不明、山林の周りを車で捜しても目当ての場所は判らず、不安な時を過ごすが、道路脇にベンチに飲み捨てたペットボトルのゴミの山を発見、車を道路脇のスペースに置いて山歩きの開始、散策する人影もなく暫く山道を進むと前方に池らしきところに到着する、カメラマンは居ないが池の縁に野鳥撮影のマナーが書かれている掲示板を発見、人工の池は中州があり水は緑色の藻で覆われ流れている様子は全く無かったが、野鳥の鳴き声がかなり聞こえるのでここに三脚を据える。ここで池の縁に採食に来たキンバト(若らしい)を幸先良く撮影するも後が続かない、アカショウビンが池の上を3回通過したので全く感触が無い訳では無かったが、夕方引き揚げるまで収穫は無かった、散策する地元の方に野鳥撮影のカメラマンを見なかったかと挨拶すると、もう一つ池がありそこでカメラマンが居たとの返事が返って来たので翌日はもう一つの池に行くことに決めた。翌朝は夜明け前(宮古島は東京から2000kmも南、日の出は5:55と遅い夜明けである)からもう一つの池を捜して森の中を彷徨する、一時間以上も歩いてようやく発見、ネットでは大野山林と漠然と書いているが野鳥ポイントのいやらしさである、有名なポイントであるのでハッキリ書くと宮古少年自然の家の裏庭から石段を下りて行くハイキングコースを歩いて10分位の所である。ここでは朝・夕の野鳥の水浴びが撮れるがブラインドが必要であると東京から来られた先着の人に言われて、持参した幅2m高さ1mの迷彩の布を出してカメラの前に張る。ナイフで縦に二箇所を切りレンズを通す穴を二つ作成して撮影開始である。(誤字脱字もあったがこののブログのまくらの一部です、野鳥写真は省略しましたので前掲⑪のバックナンバーを検索願います)
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