初見・初撮の回想・茅沼のエゾフクロウ
野鳥撮影に没頭した頃に、たった一言を耳にした初見・初撮りの話です。 今回はシマフクロウの回想ではなく、シマフクロウの撮影地で耳にした情報により行動を起こした話です。北海道遠征で一番多く十数ヵ所での撮影の機会があったエゾフクロウの初見・初撮りの記憶です。
2007年2月16~19日に知床羅臼で2日目に泊まった漁師さんの「民宿よね丸」で、同宿の栃木県佐野市の人が食事中につぶやいた一言、”弟子屈から塘路湖に向かう途中の塘路湖の近くの道路端でエゾフクロウを撮影してきた”。この一言を耳にして四日目の19日は羅臼港から流氷観光船でオオワシ・オジロワシの撮影後にブログを作成してから、まだ未見のエゾフクロウを追って、羅臼から塘路湖方面に移動した。20日から塘路駅から塘路湖と茅沼駅周辺までくまなくエゾフクロウの洞を探したが、カメラマンは誰も見当たらず塘路駅前のネイチャーセンターに聞きに行ったが午後3時頃には閉店していた。新聞配達の人やカメラを持った人など誰に聞いても知らないとの返事ばかり、最後に塘路駅(無人駅)の中で喫茶店とお土産の売店のマスターに聞いたら、なんと知っていたのでラッキーでした。釧路市内からでは塘路湖の上にあるシラルトロ湖で地番は茅沼で茅沼総合農園の200m先の左側の沼地?道路から30m見下ろす位置にある雑木林のクヌギの洞でした。カメラマンが誰もいなくて、一人でよく見つかったと思います。茅沼総合農園の前あたりですれ違ったフランス人は見覚えがある羅臼で同宿した3人組、ガイド連れの2台の車でしたので、あと5分も早ければ簡単に見つけられ、30分は早く撮影出来たと思う。夕方4時ごろからの撮影開始で5時前に終了、撮影は独り占めでしたので、600mm望遠と三脚の位置はベストポジションを探して斜面でも3回も変更することが出来た。
撮影日2007年2月20日16:00~16:50PM
夕方PM4時に撮ったシーン、目は丸く開いていない薄目でも満足
横向きの居眠り状態
最初に動きがあった、この時に目が開いたのは4時10分頃
その後はまたぐっすり眠る
西日の中で薄目を開く
PM4:50カメラのアングルを変えて、雪景色を背景にもってきましたが、相変わらず目が開きませんでしたこの日の最終です、翌朝の撮影が楽しみです。
撮影日2007年2月21日 7:30~8:00AM
茅沼の翌朝7時30分、昨日のエゾフクロウ
茅沼総合農園前、エゾフクロウの棲む雪景色の雑木林に佇む
朝8時頃まで佇むエゾフクロウを撮影してから移動する
撮影日2015年5月24日8年後の茅沼で初めての親子を撮影
初見の洞に巣立ち前の親子のエゾフクロウを初見です
巣立ち一日前の親子
見つめ合う親子の会話?
撮影日2015年5月24日 翌朝25日に巣立ちしていました
十数ヵ所のエゾフクロウの洞を撮影したがこの茅沼のエゾフクロウの洞が一番小さく、他の洞では子育て中のエゾフクロウは3~4羽が普通でした。
北海道遠征でエゾフクロウ初見の思い出の茅沼の回想でした。前回までのデスク残容量が80MBでしたが現在は75MBになりました。
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