カンムリワシふたたび
石垣と言えばカンムリワシの異名を持つ石垣市出身のサウスポー具志堅用高を思い出す、昭和51年世界Jrフライ級王座に輝いた以後13度の防衛は日本歴代世界チャンピオンの中でも最多防衛記録を持つ、石垣市名誉市民第一号でもある、今日は「昭和の日」である、戦前の昭和生まれには敗戦にうちひしがれた日本人にとって昭和27年5月ダド・マリノを下して日本人初の世界チャンピオンになった白井義男氏(自分と同じ東京市荒川区の出身)を忘れることが出来ない昭和生まれの人が多いと思う、当時の大きな希望の光であった。今は亡き白井義男氏が晩年にカンムリワシこと具志堅用高と二人で後輩の育成のために設立したのが、白井・具志堅スポーツ・ジムである。偉大な世界チャンピオン二人がこのような絆で結ばれていたのも昭和の薫りである。最近人は人によって育てられると言うCMを聞く度に偲ばれる。今日はカンムリワシ再びとして先月末の石垣のカンムリワシです。
カンムリワシ若です、これが石垣で最初に撮れたものです、石垣の自然環境がいずれ立派なカンムリワシに育てくれると思います。
発信機を付けていた雌です、足に標識が見えます、ガイドさんの仲間の鳥獣保護員の受信機にはこの鳥から発信する電波が聞こえていました、そばにいた雄が獲物を持って来るのを待っているところです、しかし見ている時間には雄が持って来ることがないので、交尾を見ることは出来ませんが、止まっている曲った樹の上にいる雌をみていると想像は出来ましたが妄想でしょうか傍には孟宗竹はありません。
雌のそばにいた雄です、下にいる獲物の方向なのか、それとも下にいる雌を気にしてか人には分からない気配である。
松の枝にいたカンムリワシです真下で上を見上げて撮影、この後直ぐに飛ばれてしまいました松にいても待ってくれません、隣の松ちゃんは待っていた場所で飛び出しが撮れたとニコニコ顔。
別の場所では後頭に白い羽が混じる冠羽が立っている威風堂々の精悍な姿を見せてくれました、目先と目は黄色、褐色の胸には白い小斑がある。尾にある白い太い帯が見える。
牧草地の散水機に止まるカンムリワシです石垣では自然な風景です、隣の牧草地の散水機の上にもいました、ガイドさんの説明では雌雄のようです。何故か黒目が白目と言うよりも銀目をした瞬間です。
もう一羽は牧草地の散水機の上からここに飛んできました、不安定な細い枝の上です、雨覆いにも白斑が見えます。先ほどの散水機の隣の牧草地です、傍で農家の人が牧草を刈っていましたが気にしていません、ここで充分に撮れたので正面向きを撮ろうと少し移動した時に飛ばれてしまいました、カンムリワシを何回も何枚も撮ると欲が出てきます、エコの時代にエゴでしょうか、エコは良くてもエゴは鳥友に迷惑を掛けます反省しています!Mさん。
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