リュウキュウコノハズク
7月初旬の宮古の日の出は関東と比較して2時間くらい遅い6時である、そのかわり日の入りは午後7時半すぎである、関東では4時には活動開始する時間だが宮古の朝はまだ真っ暗である、宿には夕べの内からオニギリを毎日用意してもらっていたので、夜明け前からレンタカーを宮古少年自然の家方面に走らす、3日目になると走り慣れた国道ではあるが野鳥の幼鳥の死骸が道路に転がっている事がある車のライトに目が眩んだのか悲惨な事である、ミフウズラかクイナ類と思われる、これが沖縄本島の絶滅の危機に扮しているヤンバルクイナであれば新聞記事ものである。駐車場に車を置いてまだ夜明け前の森に向かう途中に車道の両側から「コホッ、コホッ」と鳴き交わすリュウキュウコノハズクの声、暗い広葉樹の中で鳴き声の持ち主を目を凝らして捜すと、枝の上に少し動くシルエットを発見、明るくなるまで約15分その場で待機しているとリュウキュウコノハズクの幼鳥?らしき姿が見えるが、ISO6400の世界である。
黒目を大きく開けてカメラの方向を見ていた、額の灰色部分頭と耳のあたりは茶色、大きく見開いた目の回りは黒味が強い、体は灰褐色、羽には白点が見える、この子が鳴き声の主であった。姿形は幼鳥か若である。後で気づいたが暗い内は見えなかったが前に枝があった。
二日目の真昼に撮ったリュウキュウコノハズク、ほぼ全身が撮れた、この写真は先に池に来られていた東京の人が見つけてご相伴に預かったものです
羽角の様子を見るために横向きを撮影、写真の周囲の前ボケは広葉樹の木陰から狙うので一部の枝葉がボケで入る
角度を変えての撮影です、胸にしわを寄せて下を見ていました
三日目の朝7時に撮影したリュウキュウコノハズク、二日目と同じ松の木にいたが場所は少し違うようだ、前日の上の写真と比べると、こちらは赤みが強いので別の固体と思われる、この朝は宮城県からこられたご夫婦が私の次に池に来られたので、アカショウビンを撮る前にこのリュウキュウコノハズクの撮影ポイントを教えてあげました、「情けは人のためならず」こんな期待よりも「受けた恩は石に刻み、与えた恩は水に流し」こんな心境でしょうか、それよりも折角いただいた名刺が見つかりません、お二人に申し訳ありません、落し物と忘れ物の名人?になりました、もしかするとそれ以上の無くし物の免許皆伝???
ズームアップした写真です、目をまん丸に開けてカメラを見ていました、以上でリュウキュウコノハズクの三日間の写真です。
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