自然保護にコアカゲラ・アリスイの写真が掲載されました
この度 財団法人 日本自然保護協会(以下NACS-J)の機関紙(奇数月発行の会報誌)の自然保護 No.512 2009年11月・12月NOV. / DEC. 2009 No.512(通巻512号) 特集アリから見た自然のつながり にアリを食べるコアカゲラが裏表紙(2頁)目次と見出しの横に掲載されました、また「特集アリから見た自然のつながり」本文の5頁にアリスイの写真2枚と合計3枚の写真が掲載されました。
この会報誌11・12月号は会員でなければWEBで見られませんが、このNACS-JのHPは以下のURLですのでここの活動状況が見られます。
このHPにある活動状況を見ると野鳥との接点が数多くあり日頃からここの活動にお世話になっていた事を認識しました、会報2009年9・10号ではモリタリングサイト1000は、動植物の生育生息状況などを100年にわたって同じ方法で調べ続けるサイト(調査地点)を全国に1000ヶ所程度設置し、日本の自然環境の変化をとらえようという環境省のプロジェクトです。生態系タイプ(森林、里地里山、陸水域(湖沼、湿原)、沿岸域(砂浜、干潟、藻場、サンゴ礁等)、小島嶼)ごとにサイト設置、調査項目及び調査手法が検討されており、このうち里地里山タイプの調査をNACS-Jが担当しています。9月に遠征した小笠原でも自然保護活動をしていました、世界自然遺産登録を目指す小笠原では、さまざまな自然再生事業や外来種対策が行われています。しかし、こうした事業の設定範囲の多くは、実際の生態系の広がりと十分合っているとは言いがたい状況にあります。そこでNACS-Jでは、小笠原の生物多様性保全を確実に進めるために、自然の成り立ちを重視した「生態系区分」が必要だと考え、独自にジオエコタイプ(GET)による区分図づくりを進めてきました。地形や地質と生きものの分布を重ね合わせGET区分で表すと、小笠原の環境がいつ、どのようにして成立してきたのかが読み取れてきました(9・10月号)。この他にも私が昨年撮影に行った奄美群島・奄美大島の固有の生態系を守る保護地域つくる活動など、今年4月に遠征した沖縄本島北部・山原(ヤンバル)のノグチゲラの生息分布と林道の相互関係などを明らかにし、やんばるの現状を社会に知らせるとともに、やんばるの自然を守る方策を国や県、ほか関係者に提案、またNACS-Jは、米軍北部演習場の返還後の森の扱いを検討するなど、また自分の目で確認したヤンバルにおける米軍北部演習場が占める大きさや、いまでも高江地区住民がヘリパッド(ヘリコプターの発着帯)6か所の建設に反対する座り込み運動の実態やヤンバルの森に縦横に走る舗装道路ではヤンバルクイナが犠牲になっている。その他にも西表島の森林生態系保護地域周辺の農地開発事業の中止を求めて実現するなど、このように私の野鳥撮影の遠征先などで大変お世話になっていたようです、HPを見てNACS-Jの自然保護活動の一部を垣間見た気がしました。日本野鳥の会に入会して5年目を迎えているがこの機会に生涯学習の一環として自然保護の実態も学ぶことにしました。
早速下記のURLにて申し込み手続きを完了、各種会員特典の他に会報誌「自然保護」が年6回配付されます、個人年会費は5000円。
https://www.nacsj.or.jp/nyukai/nyukai_thanks.html
育雛中に給餌のアリを咥えるコアカゲラ雄(北海道・弟子屈)
コアカゲラの写真は今年6月に宿泊した北海道・弟子屈・温泉民宿・北の大地のオーナーに教えていただいた温泉民宿近くの公園です、今の時期はオーナーの宮さんがタンチョウ・フクロウ・オオワシ・オジロワシなどの場所に案内していただけると思います。
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