万羽鶴
12月12日(土)出水のツル羽数調査結果は11637羽と前回調査(11月14日)の10663羽よりも+974羽でした、この羽数調査は地元の中学校のツルクラブの生徒によって行われています。なぜこのように端数まで数えられるのか不思議に思っていましたがツル展望所の説明員の説明ではツル保護区域の塒近くで4か所で隠れて朝の塒立ちの時に数えるそうです、一斉に飛び立つガン・カモ類と異なりツルの塒立ちは家族単位で飛び立ちますのでこの時に各班の中学生達がカウンターでカウントするそうです、なかには飛び立った後に塒に戻る家族もいますのでこの戻って来たツルを専門に数える班があるそうです。ツル羽数=飛び立つ数-戻り数+朝寝坊(塒にいるツル)、この羽数調査は12月19日と来年1月9日も予定されています。
12月10日小雨のち曇りの日にこのツル展望所の二階から4人の説明員にクロヅルがどこにいるのか依頼しましたが、クロヅルと言っても羽色は灰色をしているので晴天では見やすいがこのような日には難しいと小一時間探してもらいましたが見られませんでした。
上の写真の飛来数の拡大写真です、これは11月14日の調査結果を12月10日に撮影、12日の調査ではナベヅル9695羽(-773羽)マナヅル1932羽(+1747羽)カナダツル6・クロツル3・ナベクロ1羽は変化なし
合計11637羽(+974羽)
写真中央の水田がツルが一本脚で休む塒(ねぐら)です、この水田が一万羽のツルの塒です、水の中では四足動物が侵入してくると振動が足に伝わるので危険を察知出来る。
12月10日は表示板の185羽しかいないマナヅルが非常に多いと不思議に感じましたが、12月12日の羽数調査で1932羽と増えていましたので実際は185羽ではなかったようです。
今朝早朝に九州遠征から戻りましたが12日からPCの通信機能が不調でブログを休みました。
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