二羽のマミジロ
この白くて太い眉斑のマミジロは昨年は「マミジロらしい」程度の写真しか撮れていませんでしたが、今回はバッチリ撮れましたが残念ながらミールワームの餌として容器の中に入っている”ふすま”が嘴を汚していますので嘴の綺麗な写真を捜すのに苦労しました。このふすまを取り除くには相模原の大先輩であるSさんから教わった方法は100金ショップなどで売っている直径10cm位の小さな金網のザルというかフルイでミルワーム容器の中のふすまとミールワームのフンを振る落としミールワームだけを取り出して、元の容器に入れてキャベツのような葉物か食パンを餌にして撮影現場に持って行くとミールワームが短時間で取り出しやすく、撮影場所も汚さないで済む。今回はどこの撮影場所もやたらにふすま粉が多くそれが野鳥の嘴に付いたり撮影場所を汚して環境汚染にもなっていました、自然のままに写真を写るのに困ったものでした。極端な例では島帰りの人が残ったミールワームをふすま容器ごと撒いてある餌場もあった更に悪質なのは容器をその場に捨てて行く恥知らずもいます、こんな最低マナーの鳥撮りがいるとは同じ鳥撮りとしては情けなく思いました。さてこのフルイの方法が出来なければせめてミルワームを指先で掴まず、100金ショップでも売っているピンセットで掴んで欲しい、もしピンセットの持ち合わせが無ければ割りばしで代用出来るが指先で掴むよりは粉は少なくなる程度の効果しかない。時々ミールワームを掴んだ指でおにぎりを食べている人を見掛けるがこれは無頓着な自分でも出来ない技であるのでやるのは個人の自由であるが、ふすまを散らかす事は厳に慎んでもらいたいものである。同様にアワなども写真に写らないように草の陰に撒いて欲しいものである、今回の水場の縁は泡ではなく粟が絨毯のようにバラ撒かれていたので折角の珍鳥の写真が台無しであった。駆け出しを自認する者として偉そうな事を書けるような立場ではありませんが、隣でマミジロを撮影されていたプロの写真家が嘴のふすま汚れを気にされていましたので義憤の思いで書いてしまいました。
観察舎の後ろで昆虫を探していた初日に撮った若いマミジロ、以下の写真はこの子よりも成鳥のマミジロです
シマゴマも現れた竹藪の中の場所、5月16日以降雨の17日と抜けたと思われる20日を除いて3日間この場所でマミジロを撮りました
手前の石の上まで近づいた時
島じゅうに咲いていた白いカジイチゴの花がこの藪の中でも咲いていましたが石の上にふすまが撒かれておりお立ち台は残念ながら汚れていました
餌を探して苔の上までほじくる喰い辛抱さんでした
カジイチゴの白い花とのショットです、この写真は暗いなかでも目が出た方です
餌を求めてカメラマンのいる5,6mまで近づいてきました
ペットの生餌としてチャイロコメノゴミムシダマシの幼虫の商品名がミールワーム、いつもミールワームを購入しているペットショップのミールワームの商品棚は先入れ先出しの在庫管理をしているので、売れ行きが悪い時は商品棚の手前のミールワームはふすまの量が極端に少なくなっている時があります、このような時は奥の方にあるミールワームを取り出して、ふすまの量を確認してからレジに持って行きます。先入れ先出しの基本が守られていないお店もありますが、ミールワームには製造日表示が必要と感じているのは自分だけでしょうか。あるスーパーのペットコーナーにあったミールワームはふすまの量が半分以下のものがありましたが、殆どがミールワームのフンと脱皮した抜け殻でした。
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