南硫黄島の海鳥、アカオネッタイチョウ
シルバーウイークの高速道路は30km以上の渋滞がGWを上回ったそうです、そんなSW後半の22日は鳥友が作品を出品している武蔵関公園に車で出掛けたが高速の渋滞の影響か環八の渋滞で往復4時間も掛かる始末であったが、野外に展示されていた61点の作品はどれもベテランの腕前で見ごたえがあった、10月4日まで開催されているので野鳥に興味がある方は晴天の日(雨天は中止)に行かれる事をお勧めします、私は小1の孫と行ったので帰りはここの公園の池でボートを漕いでひと汗かいて孫にボートの漕ぎ方をコーチしてきました。翌23日の秋分の日は父母の墓に墓参です、家から5分も歩けば菩提寺に墓地がありますので墓住近接の距離です。墓参と言えば太平洋戦争で玉砕の島、硫黄島を含む小笠原諸島が返還されて今年で41年目、敗戦からは64年目です。今回の硫黄島三島クルーズでは硫黄島墓参目的の人々に混じって鳥見のツアーも一緒におがさわら丸には乗船していました。そのおが丸が父島を出港したのは12日19時、最初に目指す南硫黄島まで約333km翌13日朝6時の予定、日の出は5:19分、同床異夢ならぬ同船異夢の船中ではPM8:30からミニ講演会が開かれる「はじめての海鳥の識別」硫黄島や北硫黄島での各種調査や活動に参加した小笠原自然文化研究所などの研究者やスタッフがPCとOHPを駆使しての解説であったが海鳥のの特徴は理解出来たが鳥の識別までは認識出来るまでには至らなかった、タイトル「はじめての海鳥の識別」は自分にとっては「難しい海鳥の識別」となった。午前4時前から起きだしてAデッキ左舷の撮影場所取り始まるが、島の周囲を回る時は貨物甲板を開放すると説明があったので日の出の5時19分に間に合うように起床した。
雲の中からの日の出、太陽の上にも黒い雲、黒い海上を船側に向かって走る淡い光線、これが南硫黄島へ進む方向の左舷から撮影した日の出、船は南下の最中である。
午前6時頃前方に見えるのが南硫黄島と船上の鳥見の人々の後ろ姿、飛んでいるのは船首が進む波に群がるカツオドリ
6:06分頃、海面からそのままにょきっと立った916mの頂上はいつも雲に覆われて見えた事がないと隣にいた5回も訪れた人がつぶやいた。この島は人が定住した記録がなく、手つかずの自然が残された世界でも貴重な火山島、日本でも初めて「原生自然環境保全地域」に指定され全島が立ち入り制限中。国の天然記念物(天然保護区域)
オナガミズナギドリの飛び立ち
オナガミズナギドリ
アナドリ
南硫黄島を飛翔する白い鳥は詳細不明でした、全て初見・初撮りです鳥名も自信がありません、もし間違いがあればご指摘を頂ければ幸いです。
南硫黄島から船に向かって飛翔するアカオネッタイチョウ、船首の貨物甲板からの撮影、この後は船上を超えて右舷後方に飛び去りました、これでもかなりトリムしてあります。
島を二周して次は鎮魂の島、硫黄島に向かいました。
最近のコメント