人生は旅
今日も過去ブログである、正月4日、旅の途中で新湘南バイパス茅ヶ崎中央付近のニューイヤーフジであるがこの日の目的地は熱海ニューフジヤホテルである。バブル崩壊前の豪華ホテルが今では格安ホテルチェーンの「伊東園ホテルグループ」の傘下にある。
タイトルの「人生は旅」は伊東園ホテルグループ共通の宿のタオルの文字である。
旅館・ホテル業界では当たり前であったシーズン料金を導入せず「365日同一料金1泊2食付、6800~8800円、仲居無し、食事はバイキング」という独自の料金システムするなどして、繁忙期にもこの値段で泊まれることがクチコミで広がり大成功。ウイキペデアで伊東園ホテルグループの生い立ちを調べると、パチンコ・サウナ・キャバレーなどの複合施設の運営を経営していた在日韓国人の実業家が2001年に倒産した伊東園ホテルを買収した、バブル崩壊後の倒産や経営不振に陥った宿泊施設を次々に買収、格安ホテルとして再生させていった。この手法を用いることによって、2012年9月現在、伊豆(静岡県)を中心に、北海道から滋賀県まで、計43館の温泉旅館・ホテルが、「伊東園ホテルグループ」として運営されるに至っている。
1月4日に熱海ニューフジヤホテルのロビーで撮影した本館と隣の別館(アネックス)の模型である。
本館と別館(アネックス)との2棟からなり、客室総数は350室である。かつては、熱海の大規模ホテルを代表する豪華ホテルだったが、経営が悪化、2005年には、カラオケ店チェーンなど在日韓国人が経営するクリアックスに買収され、「伊東園ホテルグループ」の格安ホテルとしての再生が試みられている。同グループホテルの特徴である、365日統一料金、宿泊料9800円、夕食バイキング、麻雀・囲碁・将棋・カラオケ無料、などが当ホテルでも採用されている(出展:ウイキペディア)
熱海ニューフジヤホテル・ロビーの正月飾り
別館アネックス1階の大ホール麗峰入口、麗峰は朝晩の食事バイキング会場となっている。
麗峰は25メートルの大舞台の舞台も備えており、舞台の上にも食卓が置いてある、収容人数が2000名可能の熱海では最大である。また舞台にはせり上がり機能もある。普段は夕食・朝食のバイキング会場に使われている。買収される前はディナーショーが行われていた。
展望露天風呂「初島」の丸窓からの温泉街の風景
本館11階の展望露天風呂「大島」「初島」の他に5ヶ所の無料貸切展望露天風呂がある。
本館地下二階には大浴場とサウナがある
別館アネックスの3階にある、露天風呂『家康の湯』は、源泉「大湯」より引湯している泉質が自慢の露天風呂。徳川家康候も、その効能を大変気に入ったため居城まで運ばせたそうです。チェックイン後に最初にこの温泉に入り、夕食のバイキング開始まで温泉のハシゴが始まった。
娯楽施設は卓球・麻雀・囲碁・将棋・ビリヤード・カラオケなど全て無料が当ホテルでも採用されている。マージャン室も広く、カラオケン室も多数あり、アルコール類飲み放題付きの食事は昔を懐かしむ同窓会、クラス会、会社のOB会などに最適かと思われます。
安価な宿泊費の実現のため、人件費は徹底して削減されており、仲居無し、食事はバイキングであり、8名でチェックインした部屋にはすでに布団が8名分敷かれていた(伊東園グループのホテルはこれがスタンダード)。
昨年の夏にはローマ風呂で一世を風靡した大野屋へ、8月の花火見物には薬石岩盤浴の熱海館へ、この二館ともバブル景気以降の団体客の減少などにより、資金繰りが悪化して2010年以降に伊東園ホテルグループに買収されたホテルであり、365日同一料金、仲居なし食事はバイキングの同じシステムのホテルである。これらのホテルは大人数の家族旅行には便利であるがまだ夫婦二人では利用したことがない。ビール党には飲み放題の生ビールが魅力の一つである。また温泉好きにはチエックアウトの12時まで熱海温泉で癒される。
タイトルの「人生は旅」は伊東園ホテルグループのホテル共通のタオルである。「人生は旅、伊東園ホテルグループ」の名入りであるがホテル名がない、全国共通のコスト削減に徹する格安リゾートホテルを象徴するタオルである。
正月三が日、お盆休み、花火などのイベントのある日などは予約が取り難いが人気のあるホテルでもある。
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