カテゴリー「野鳥」の1000件の記事

2023年9月18日 (月)

江の島のハヤブサ巣立ち回顧録

 初めての江の島のハヤブサの巣立ち撮影は、①2005年4月27日、②2005年5月12日、③2005年5月15日、④2005年5月21日、⑤2005年5月27日、⑥2005年6月7日までの41日間に6回撮影記録の一部です。

18年前の昔、野鳥撮影を始めた頃、江の島のハヤブサ撮影は事前の準備として、釣り人と同じように釣り具の上州屋で江の島の一週間の潮見表「潮汐表(ちょうせきひょう)」を入手して、半日の周期で一日に2回ある満潮と干潮の潮位、毎日時間がズレる満潮と干潮時間を見てから磯渡りをする。天候だけでなく風向きも重要です。江の島の断崖に営巣するハヤブサの撮影地の裏磯までの磯渡は南風が強い日はもろに海水を被るので風向きによっても磯渡りを諦めます。

江の島の湘南港灯台のあるヨットハーバー駐車場の陸上ヨット置き場近くの有料駐車場に車を停めてから長靴に履き替える。釣り人のいる岩場の鍵の掛けてない入口から潮だまりが残る磯に降りる。ハヤブサの営巣する岸壁方向へと波をよけながら磯伝いに岩場を上ったり下りたりして、押し寄せる波のタイミングを見計らって波を避けて濡れないように、三脚とカメラを入れたザックが波を被らないように磯を渡る、ハヤブサの営巣する岩場のポイントまで進むのに重装備では一苦労でした。大潮などの時によっては命懸けになる危険な磯歩きでもある。こんな危険を冒しても初めてのハヤブサ繁殖の撮影は魅力的であった。野鳥撮影デビューから3年間も通ったハヤブサ撮影地の遠い昔の巣立ちの記録です。

撮影日2005年4月27日~6月7日の6回

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①2005年4月27日 雛がまだ小さいので全身が見えない

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①2005年4月27日 給餌に忙しいハヤブサ雌雄の給餌

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①2005年4月27日 子育て中のハヤブサが給餌に向かう

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②2005年5月12日 給餌中のヒナが見えた

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②2005年5月12日 給餌後は貯蔵庫へお持ち帰り

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③2005年5月15日 給餌中に雛が三羽見えた

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③2005年5月15日 給餌後の親の飛び出し

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④2005年5月21日 巣の中で羽を広げる雛が見えました

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④2005年5月21日 巣穴の中で親が給餌21-033jpg1

④2005年5月21日 見えない三番子に給餌する親の後ろ姿

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④2005年5月21日 親と同じくらいの大きさの一番子

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⑤2005年5月27日 巣穴の中で餌待ちのヒナ三羽

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⑤2005年5月27日 雛の羽ばたき練習風景

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⑤2005年5月27日 巣穴の中でハヤブサ雌雄(左♀ 右♂)

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⑤2005年5月27日 給餌後に♀親が餌を持ち去る

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⑤2005年5月27日 鳴き声叫ぶ雛たちと見つめる♂親

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⑤2005年5月27日 この日の最後は一番子の羽ばたき

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⑥2005年6月7日 巣立ちしたハヤブサ若鳥が飛び回っていた

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⑥2005年6月7日餌の保管場所で給餌を受ける巣立ち左の若鳥

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⑥2005年6月7日 巣立ちしたハヤブサ兄弟

本日は敬老の日、新聞の人口推計によると”80歳以上は10人に1人”
65歳の高齢者から始めた野鳥撮影は18年の83歳、7年目の2012年に目標400種達成。66歳から始めたブログは”継続は力なり 3944件”、掲載した画像は5万4千件以上、デスク容量も残り僅かとなりました。先日デスク容量を増やすためにブログに未使用のマイフォトを削除して僅かながらデスク容量を増やしてブログの延命処置を致しましたが自分の延命処置はわかりません。敬老の日に昔、65歳の初心者の頃に撮影した江の島の磯の断崖に営巣するハヤブサ巣立ちの回顧録です。

 

 

 

 

 

2023年9月 3日 (日)

利用可能ディスク容量は残り僅か

 今から17年前の2006年6月1日から野鳥撮影の記録で始めたNiftyのココログ。このブログ名称「ケンさんの探鳥記」は、利用可能ディスク容量10000MB(10GB)で始めましたが17年三ヶ月後の現在の2023年9月3日現在の使用量9954MB。
利用
率は9954÷10000=99.54%
10000ー9954=46MB 残り0.46%の46MBと残りが僅少となりました。この17年三ヶ月間にわたるブログは、208ヵ月間にわたり3944回の更新と17年間一ヶ月平均19回のブログアップと平均14枚の写真/頁、総数5万4千枚以上の写真を添付しました。しかし始めあるは終わりありの理通り終焉まじかです。残りデスク容量僅かとなり写真はお気に入りの一枚です。

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写真は野鳥撮影を始めた年の2005年の8月3日地元の菊名池のハスとのカワセミ♀。ブログを始めたのは2006年6月1日でした。

2023年8月11日 (金)

野鳥撮影の最初は公園のカワセミ

 18年6ヵ月前の2005年3月に野鳥の会・本部型会員(青い鳥会員)に入会してから、野鳥撮影を始めた頃の初撮影は近所の公園のカワセミでした。長いクチバシと青色に見える空飛ぶ宝石と呼ばれ、公園の池や小川の水辺に生息するカワセミは、水辺の木の枝などから水中を観察して一気に水中に飛び込み小魚などを捕えて、水中の小魚や虫などをエサとして食べてしまいます。

撮影日2005年3月

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菊名公園の菊名池でカワセミが小魚を飲込む寸前

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小魚を飲込む直後に目が飛び出すように色が変わる

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池の魚を観察するカワセミ、水中に飛び込み寸前

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小魚をゲットしてきた

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水中の次の獲物を探す

以上は野鳥撮影を始めた2005年3月地元の菊名池のカワセミ

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2005年4月9日菊名池の桜とカワセミ

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菊名池の翡翠と満開のサクラ

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満開の桜の下で池面を窺がうカワセミ♂

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2005年4月9日撮影 菊名池のカワセミと🌸

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カワセミの番

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雄が水中から魚を捕えてきた

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雄が獲物を持って雌に近づく

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給餌求愛のあとに交尾を始める

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♂がクチバシで♀の頭を押さえての交尾

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交尾の終了直前

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2005年4月9日 交尾から♂が離れる直後

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撮影日2005年8月3日菊名池のハスとカワセミ

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蓮の蕾にとまるカワセミ

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花が終わって花びらが落ちた後、たくさんの実を包んだ蜂の巣のようなグリーンの花托(かたく)が現れます。蓮の実の入った花托部分にとまるカワセミ

2005年7~8月に菊名池の一面に繁殖したハスの花は、この年で見納めとなり菊名池から蓮は撤去されましたのでハスとカワセミは菊名池では最初で最後となりました。

 

 

 

 

 

2023年8月 1日 (火)

初見・初撮の回想・茅沼のエゾフクロウ

 野鳥撮影に没頭した頃に、たった一言を耳にした初見・初撮りの話です。 今回はシマフクロウの回想ではなく、シマフクロウの撮影地で耳にした情報により行動を起こした話です。北海道遠征で一番多く十数ヵ所での撮影の機会があったエゾフクロウの初見・初撮りの記憶です。
2007年2月16~19日に知床羅臼で2
日目に泊まった漁師さんの「民宿よね丸」で、同宿の栃木県佐野市の人が食事中につぶやいた一言、”弟子屈から塘路湖に向かう途中の塘路湖の近くの道路端でエゾフクロウを撮影してきた”。この一言を耳にして四日目の19日は羅臼港から流氷観光船でオオワシ・オジロワシの撮影後にブログを作成してから、まだ未見のエゾフクロウを追って、羅臼から塘路湖方面に移動した。20日から塘路駅から塘路湖と茅沼駅周辺までくまなくエゾフクロウの洞を探したが、カメラマンは誰も見当たらず塘路駅前のネイチャーセンターに聞きに行ったが午後3時頃には閉店していた。新聞配達の人やカメラを持った人など誰に聞いても知らないとの返事ばかり、最後に塘路駅(無人駅)の中で喫茶店とお土産の売店のマスターに聞いたら、なんと知っていたのでラッキーでした。釧路市内からでは塘路湖の上にあるシラルトロ湖で地番は茅沼で茅沼総合農園の200m先の左側の沼地?道路から30m見下ろす位置にある雑木林のクヌギの洞でした。カメラマンが誰もいなくて、一人でよく見つかったと思います。茅沼総合農園の前あたりですれ違ったフランス人は見覚えがある羅臼で同宿した3人組、ガイド連れの2台の車でしたので、あと5分も早ければ簡単に見つけられ、30分は早く撮影出来たと思う。夕方4時ごろからの撮影開始で5時前に終了、撮影は独り占めでしたので、600mm望遠と三脚の位置はベストポジションを探して斜面でも3回も変更することが出来た。

撮影日2007年2月20日16:00~16:50PM

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夕方PM4時に撮ったシーン、目は丸く開いていない薄目でも満足

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横向きの居眠り状態

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最初に動きがあった、この時に目が開いたのは4時10分頃

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その後はまたぐっすり眠る

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西日の中で薄目を開く

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PM4:50カメラのアングルを変えて、雪景色を背景にもってきましたが、相変わらず目が開きませんでしたこの日の最終です、翌朝の撮影が楽しみです。

撮影日2007年2月21日 7:30~8:00AM

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茅沼の翌朝7時30分、昨日のエゾフクロウ

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茅沼総合農園前、エゾフクロウの棲む雪景色の雑木林に佇む

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朝8時頃まで佇むエゾフクロウを撮影してから移動する 

 撮影日2015年5月24日8年後の茅沼で初めての親子を撮影

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初見の洞に巣立ち前の親子のエゾフクロウを初見です

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巣立ち一日前の親子

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見つめ合う親子の会話?

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撮影日2015年5月24日 翌朝25日に巣立ちしていました

十数ヵ所のエゾフクロウの洞を撮影したがこの茅沼のエゾフクロウの洞が一番小さく、他の洞では子育て中のエゾフクロウは3~4羽が普通でした。

北海道遠征でエゾフクロウ初見の思い出の茅沼の回想でした。前回までのデスク残容量が80MBでしたが現在は75MBになりました。

 

 

 

 

2023年6月16日 (金)

初見初撮の回想・ギンザンマシコ

 12年前の2011年7月から知床峠でギンザンマシコの撮影を開始する以前は、2007年に初めて大雪山系の旭岳ロープウェイで姿見池駅(標高1600m)で下車してから約20分の第三展望台まで登山してここからの撮影が多かった。(以下は2006年6月15日旭岳で初見・初写のギンザンマシコのブログより転写)

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第三展望台からの旭岳とすり鉢池

北海道の朝は早い、日の出は4時前であり、夏季の旭岳ロープウエイの一番発はAM6時、これでも野鳥撮影には遅いのになんと更に遅く6月15日、旭岳ロープウエイは6/1~第三日曜日の前日までは始発は8:45分、約10分の所要時間で姿見池駅につき、そこから雪原を10分歩き第一展望台、ここで目指すギンザンマシコを探すがいない模様で、更に雪原を10分くらい登り、第三展望台につくと、先着のカメラマンが二人いたので、前評判のポイントと判り背負ってきたザックから600mmを取り出し1.4倍のテレコンを付けて、撮影開始まもなく雪原に♀がいるとの声で撮影したが露出をハイマツに合わせていたので、露出オーバーの写真になります。

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第三展望台から雪で覆われたハイマツ帯雪原のギンザンマシコ雌

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第三展望台から撮影した雪原のギンザンマシコ♀

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ハイマツが吐出する雪原で餌の松ボックリを探すギンザンマシコ♀

午前中は♀の出現はこれきりでした。11時までに♂が2回ハイマツの実を食べるところを見つけたが、50m位が2回で近づいてくれない11時過ぎに約25mの至近距離に来てのを撮ったのが最後に風が強くなり風速18mでロープウエイが止ると、二時間かけての歩いての下山になると事前に説明があり、巡視のスタッフが来たので確認すると今は15mで午後は更に強くなるとの返事を聞いて、カメラとレンズを仕舞い下山の準備をしてロープウエイ駅に戻りそのまま下山してしまった。重たい機材を担いで二時間も雪道を歩いて下山する恐怖心が強かったせいである。
♂3回♀1回の撮影で初見初写のギンザンマシコを撮れた満足感は十分あった。それにしても下界は20度もあり汗ばむ気温であったが、山は気温7度で風も強く体感温度は5度以下の寒さであった。夏でも高山は雨具と防寒服・手袋は必要と痛感した次第である。♀はあまり目立たない黄褐色ですが、雪原により露出オーバーとなり単なる証拠写真、♂は赤色というよりも赤銅色ようなドギツイ赤といった感じでした。
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ハイマツの実を採餌するギンザンマシコ♂の初撮り
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ハイマツの実(松ぼっくり)を採食するギンザンマシコ雄
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ギンザンマシコ雄
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ギンザンマシコ雄
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ギンザンマシコ雄の補正
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ギンザンマシコ雄の飛び出し
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ギンザンマシコ雄の飛び出し(補正拡大)

 

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ギンザンマシコを撮影した第3展望台にて、真夏とはいえ体感温度5℃位なので長袖の下着の上に厚手のスポーツシャツ、その上に冬用のフリースを着て更に雨具を着て持って来た衣類を全て着込んで朝の寒さを凌ぐとこのようなブザマになる。晴天の1600mあたりでもこの有様である。

2007年6月から2010年6月までの四年間ギンザンマシコの撮影で登った旭岳第三展望台の回想です

2023年6月 8日 (木)

初見初撮の回想・藻岩山のクマゲラ

 日本産キツツキ類中、最大の46cmで全身が黒く、虹彩と嘴が黄白色で♂は額から後頭にかけて赤い。♀は後頭から頭部の中ほどまで赤いのが成鳥クマゲラ成鳥です。今から17年前のクマゲラの初見・初撮りは、札幌市慈啓会病院前の藻岩山登山コースを50m位上った登山道の脇に営巣していた巣立ちまで約一週間といわれたクマゲラ親子です。ここもシマフクロウの撮影地の鷲の宿で同宿した時に初北海道の自分が撮影地の情報をいただいた愛知のベテランのI氏に教わった場所です。初見のクマゲラの雛は♂頭の赤い2羽、♀2羽の四羽です、♂はカラスやリスが近づくと、キョーキョーと甲高い警戒の鳴き声をします、この鳴き声で雛は頭を出していたのを引っ込めます。この鳥は樹に止る時や営巣に近づくとキョーンキョーンとよく鳴きますので存在はすぐ判ります。営巣木のそばで蟻(餌の8約割は蟻とその幼虫)を探す♀も撮れました。初めての北海道野鳥撮影で初めて見て!撮った!!クマゲラです。しかも藻岩山のクマゲラで初めて4羽のヒナの営巣でした。使用したカメラは手持ち撮影でNIKON D70と大型三脚に600mmレンズとNIKON DXの二台のカメラで小雨の中での撮影でした。

撮影日は17年前の2006年6月16日の初クマゲラ

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撮影日2006年6月16日クマゲラの初撮りは手持ちのD70

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D70の手持ちで撮影はピントが甘くなったがヒナ四羽の証拠写真

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ピントが合った写真もあります

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手持ちD70のピンアマ

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三脚とDXと600mmレンズ カラスを警戒

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Xの写真

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D70の給餌の写真

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♂親の給餌 クチバシに餌が見える

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カラスやリスを警戒する♂親

どこにもその土地の撮影地には仕切る人が存在します。藻岩山のクマゲラを守る会のS氏は雨の日も風の日も毎日この登山道からクマゲラ一家を営巣する時期は毎年毎月毎日のように見守っているので、何でもご存知の方である。彼によると、今年は卵は5つあったが4羽の孵化は5月28日、過去からの経験と計算では巣立ちは6月25日頃らしい。一度に4羽か毎日一羽づつかは不明。16日は午前10時半にここに到着した時は雨でカメラマンは誰もいなく、守る会のS氏と関東方面から来られたベテランの3人組みだけだったが、午後から雨が止むと3人組みもカメラを持ち出して撮影開始、他のカメラマンも集まるがここは登山道であるので、登山道の両側の溝の中から登山客や散歩する人に邪魔にならないようにして撮影、給餌する場面を撮れる位置はせいぜい10人くらいがベストポジションであった。写真の営巣木が濡れているところと乾いたところがあるのは雨天の証拠写真、明るい写真はD70の手持ちでボケ気味ですが雛4羽の証拠写真となった。17日も雨天の中で撮影、時々止むとまた降りだす、時には激しく降るが土曜日とあってそれでもカメラマンが多い、昨年も同じ木に営巣した巣穴があるが今年よりも6m位下で向きは登山道に対して斜めの位置で今年よりも見難い位置にあったようだ。守る会のS氏の話の続きでは5つあった卵の一つはなぜか親が持ち出して4羽孵ったが4羽は初めてであり、通年は2羽か3羽で今年は珍しい年である。雛の危険な時期は巣立ちの時にカラスの襲撃、雛の時期はヘビ、モモンガだそうです。新しい巣穴は深さが入り口の下から30-40cmも深く木粉も敷いてある。雛の声はジェジェは餌ちょうだいの鳴き声、親のキエーキエーと甲高い鳴き声は警戒の合図、雛に非難しろ、きつい鳴き声のキョキョは雛に餌はお仕舞いだから首を引っ込めろ!の合図らしい二日間とも雨天で傘をさしたり、コンビニのビニール袋でカメラとレンズを保護しながらの撮影であったが、暇な時はS氏の話を聞いていたので結構楽しく撮影できた、それもそのはずクマゲラは初見初撮しかも雛4羽の新記録で記録ずくめの野鳥撮影でした。
(当時のブログより転載)

登山道の札幌藻岩山のクマゲラはこれが最初で最後になりました。翌年からは登山道から撮影出来る場所に営巣しなかったようです。

 

2023年6月 1日 (木)

初見・初撮りのシマフクロウの回想

 本日でこの「ケンさんの探鳥記」は満17周年となります。現役引退後の61歳からはそれまでの会社組織の方針ややり方に縛られず、自分の意思で好きな旅行や趣味に生きる人生80年を楽しむ絶好の機会を得た。引退直後の四年間は全国の桜を追いかけていたが2005年3月誕生月の65歳から野鳥撮影をはじめて、翌年の2006年6月1日から野鳥ブログも開始した。ブログのカテゴリーも野鳥・桜・趣味・観光・温泉・鉄道・100名城と自由勝手気ままにブログのジャンルを増やしてブログのタイトルが増えました。このカテゴリーの増加が最盛期に毎日のようにブログ更新の糧になりました。
明日から18年目がはじまりますがこの数年間に人生100年時代の到来を迎えて、満17年間の長期に渡る遠征や野外活動で体力の維持を図ってきましたが、コロナ過の三年間は2006年から15年間も継続していた北海道への長期滞在が直近の三年間は途切れました。これによりコロナ過の直近三年間は野外活動は減少しましたので80歳代の高齢化とともに体幹の衰えが足腰にあらわれました。歳月人を待たずで体幹と体力は年々歳々雪崩の如く落ちていきました。コロナ過の直近三年間はそれまで5年間継続していた春先から初夏かけての三ヶ月間の北海道滞在中の北海道道の駅スタンプラリーも中断しました。もしかすると中断ではなく最後となり終了の恐れもあります。

写真は初めての北海道遠征で撮影した樹上のシマフクロウ

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2006年6月11日知床羅臼・鷲の宿・シマフクロウの初撮り、当時はストロボ撮影が許されていました。  

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初撮りのシマフクロウの撮影地、鷲の宿の庭先を流れる清流の中に池を作り、生簀のヤマメを7,8匹入れてシマフクロウの餌にする

 いつまで続くのかとブログを管理しているNIFTYのココログスタッフも気にしているようです。「ケンさんの探鳥記」は17年前の2006年6月1日にスタートしましたこのココログのブログは初めは無料のココログ・ベーシック 使用可能なディスク容量は2GB(2000MB)でした。次のステップはディスク容量5GB(5000MB)の有料のココログ・プラスでした。最後はディスク総容量は10GB(10000MB)の契約で月額950円有料のココログ・プロで現在に至りました。これらのディスク容量は無料当時からの継続しているトータルの容量ですので継続してきた容量は10GB(10000BM)です。
ブログ開始から満17年後の2023年6月1日現在の契約ディスク容量は、
10000MB(10GB)のうち使用容量は9880MB、残り容量は120MB 使用率98.80% 残り1.20% となっている。残り容量はほんの僅かとなりました。

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暗くなる午後7時頃から池のヤマメをシマフクロウが鷲掴みする

因みに過去17年間の1回あたりの平均使用容量は3920回のブログで写真は54000枚の実績。ブログ更新3920回。ブログあたりの写真平均枚数は、54000÷3920=13・7枚となっている。ブログを始めた頃は撮影場所からのモバイル通信でブログを発信したこともあり、写真が2~3枚のブログもかなり存在したが最近は最大30枚のブログもあり、開始~現在の17年間のブログを平均すると約14枚となります。使用したディスク容量は9880MBを3920頁の平均は9880÷3920=2・5MB/頁 この数字を使用してブログが書ける回数は残りの120MB÷2.5=48回となります。

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初めてのストロボ撮影、直射光が目に入ると赤目になります

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三台のストロボを使用するが同期発光が出来ないとカメラ直付けのストロボの発光だけでは赤目になります、ストロボ撮影の素人でした

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初めてのストロボ撮影は要領が分からず思うような写真が撮れず

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稀に他のカメラマンのストロボと同期すると黒目が撮れる
タンチョウなどを撮影した春国岱原生野鳥公園ネイチャーセンターの情報で宿泊した民宿風連の御主人に紹介されたシマフクロウの撮影地は、羅臼の鷲の宿は羅臼共栄町のひかりごけ洞窟PAの先にある小さな橋を渡り左折して50m位のところにある。10人も泊まれば満員の宿に時期がくると連日10数人が相部屋に泊まるそうです。12日は愛知県のI氏と二人で同宿。川幅10m位の清流に 池を作り川岸にある生簀から7,8匹くらいのヤマメを入れる。100mも下れば海に流れ込む川はかなりの急流で岩盤と岩がところどころに有り、生簀から取り出したヤマメを網に入れて暗くなると池に入れる作業はかなり危険な作業と思える、12日は経験者が2,3回入れてくれたが、自分でやるとなると懐中電灯を持ちながらの川の中での深夜作業となる。川岸に沿って車5台位が置けるポジションとベテランはストロボ台を常設している模様である。自分はカメラにストロボ(ガイドナンバー38)を直付けして撮影したが、全て光量不足とシマフクロウが赤目になる。経験者はストロボを外付けで被写体に近づけたりシマフクロウの目に直接光が行かないように二灯以上のストロボを使用している。夕食は蟹とサシミ付きで5700円(プラス餌代1000円)は良心的な女主人の経営である。風呂はここから6キロ6分位の無料の露天風呂熊の湯に朝夕入り天然温泉を満喫できる。夕食後7時半頃からヤマメを池に入れるが、待ちきれずにシマフクロウが来ている時もある、今は子育て中なので頻繁に餌獲りに来るようだ、最初に♂が来て二匹食べてから一匹を嘴に咥えて巣に戻るが5回に一度、日に2回位は番いで餌獲りに来る、♂には青い標識が左足についているが、♀にはないので♀の方を写真を撮りたいが、頻繁に来るのは♂である。最初のうちは20分位の間隔が段々と間隔が開いて2時間も来ない時もある。池の中のヤマメが無くなると池の縁をウロウロ捜しますので撮影チャンスも多くなりますので、一度に多く入11~12時前後にはまた間隔が狭まるが深夜1時頃には撮影を中止して、投光器を消すが、11日はその後も餌を探しに来ていたようだ(当時のブログより)


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池の中のヤマメの様子をうかがうシマフクロウ

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撮影日2006年6月11日池の中でヤマメを掴んだシマフクロウ

世界自然遺産の知床半島・羅臼の鷲の宿には番のシマフクロウと子供の3羽が日が暮れると、餌を捕りに毎晩のようにやってくる。♂には足管はないが♀には空色、子供には金色の標識がある。天然記念物、国内希少種、北海道RDB絶滅危機種

17年前の6月に北海道初遠征で初見・初撮りのシマフクロウでした、残りのブログ容量が少なくなったので写真を減らしています。


 

2023年4月10日 (月)

宮古島・來間島の回想録

 宮古島で陸上自衛隊のヘリが消息を絶った事故で15年前に宮古島の来間島で三泊四日の野鳥撮影を思い出す切っ掛けになりました。下図は陸自ヘリの飛行経路と墜落地点と捜索海域。沖縄県の宮古島付近で10人が搭乗した陸上自衛隊ヘリコプターが6日に行方不明となった事故で、自衛隊や海上保安庁は態勢を拡充し、9日も捜索を続けている。8日夜には伊良部島(沖縄県宮古島市)の海岸で「人が浮いている」との情報があったが確認されず、9日正午の時点で防衛省に新たな情報は入っておらず、乗員の安否は分かっていない。(4月9日毎日新聞ストーリー)

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宮古島の南西にある青線の橋(来島大橋)が架かる來間島(SNSより転載・来島大橋を加筆)

 

2005年3月から野鳥撮影を始めて400種類の目標に向かって意気盛んに撮影していた時期。2008年7月までの3年4ヵ月で320種類を撮影済であった。先輩の鳥友からは十年はかかるのでスピード違反と揶揄されていた。このような時期に2008年7月7日~10日に三泊四日の宮古島へいつもながらのソロ野鳥撮影でした。現地(宮古島空港)からのモバイル送信でのブログ発信などを含めて、宮古島と來間島で撮影したこのブログを10回更新しています。

①2008年7月9日「リュウキュウづくし」リュウキュウ名の野鳥

②2008年7月10日「宮古島のハト」キンバトなど

③2008年7月11日「水浴のリュウキュウアカショウビン」

④2008年7月12日「農道を闊歩する野鳥」ミフウズラなど

⑤2008年7月13日「リュウキュウアカショウビン」

⑥2008年7月14日「宮古島のカラスバト」

⑦2008年7月15日「宮古のキンバト」

⑧2008年7月16日「リュウキュウコノハズク」

⑨2008年7月17日「リュウキュウサンコウチョウ」

⑩2008年7月18日「水場のオオクイナの親子」

⑪2008年7月19日「向日葵畑の風景と野鳥」 

撮影開始から3年4ヶ月で320品種の野鳥撮影後に宮古島でこのような野鳥を毎日ブログ更新していたので野鳥撮影とブログの最盛期?でした。ブログのまくら(落語家が落語の本題に入る前のフリートークをまくらと呼ぶそうです。ここでは前書き部分)の一例をあげると
2008年7月11日 「水浴のリュキュウアカショウビン」
 ツアーで行けば探鳥場所は現地講師が案内するので何も苦労せずに目的の野鳥のポイントに行けます、今回はYバードの7/3~5の宮古島リュウキュウアカショウビン・リュウキュウサンコイチョウなどの撮影ツアーは気がついたら満員でしたので、これらの野鳥は初見になりますので単独でも行く気になり7/7の七夕の日に旅立ち、7/10に帰るスケジュールで空路は貯まったマイルを使いANAで、宿はこれもネットで来間島のペンションたかおか(訂正:たきなか)、レンタカーは会社の照明灯具製品を搭載している車をマツダレンタカー宮古島店で4日間の予約を入れておいた。7日の午後からネットに出ていた目指す熱帯植物園は直ぐ行けたが、大野山林のどこに行けば良いのか全くの不明、山林の周りを車で捜しても目当ての場所は判らず、不安な時を過ごすが、道路脇にベンチに飲み捨てたペットボトルのゴミの山を発見、車を道路脇のスペースに置いて山歩きの開始、散策する人影もなく暫く山道を進むと前方に池らしきところに到着する、カメラマンは居ないが池の縁に野鳥撮影のマナーが書かれている掲示板を発見、人工の池は中州があり水は緑色の藻で覆われ流れている様子は全く無かったが、野鳥の鳴き声がかなり聞こえるのでここに三脚を据える。ここで池の縁に採食に来たキンバト(若らしい)を幸先良く撮影するも後が続かない、アカショウビンが池の上を3回通過したので全く感触が無い訳では無かったが、夕方引き揚げるまで収穫は無かった、散策する地元の方に野鳥撮影のカメラマンを見なかったかと挨拶すると、もう一つ池がありそこでカメラマンが居たとの返事が返って来たので翌日はもう一つの池に行くことに決めた。翌朝は夜明け前(宮古島は東京から2000kmも南、日の出は5:55と遅い夜明けである)からもう一つの池を捜して森の中を彷徨する、一時間以上も歩いてようやく発見、ネットでは大野山林と漠然と書いているが野鳥ポイントのいやらしさである、有名なポイントであるのでハッキリ書くと宮古少年自然の家の裏庭から石段を下りて行くハイキングコースを歩いて10分位の所である。ここでは朝・夕の野鳥の水浴びが撮れるがブラインドが必要であると東京から来られた先着の人に言われて、持参した幅2m高さ1mの迷彩の布を出してカメラの前に張る。ナイフで縦に二箇所を切りレンズを通す穴を二つ作成して撮影開始である。(誤字脱字もあったがこののブログのまくらの一部です、野鳥写真は省略しましたので前掲⑪のバックナンバーを検索願います)

2023年4月 8日 (土)

18のフクロウの置物

 昨年の花まつりの4月8日は菩提寺の東林寺や総本山総持寺に参拝しました。本日は朝の天気予報が芳しくなかったので家内で野鳥の撮影会です。野鳥と呼んでも置物のふくろうです。家内がお友達から頂いたお土産のふくろうが一番多くあります。旅行の記念品や野鳥撮影のお土産、骨董市の掘り出し物、海外旅行のお土産品として頂いた物、ソラーパネルで首ふる玩具など「ふくろうの置物」などが種々様々のふくろうです。

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家中のふくろうの置物をテーブルの上にあつめての撮影です

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白米千枚田は石川県輪島市白米町にある棚田です。2009年5月珍鳥の舳倉島に遠征に行きましたが天気が晴天でも風の強い日と波が高い日などは舳倉島航路は欠航になります。そのような日は日本の棚田百選、国指定文化財名勝に指定され、奥能登を代表する観光スポットとして親しまれている白米の千枚田の観光に行きました。その時に地元土産物露店で購入したふくろうの貯金箱です。陶器の上にタケノコの皮を貼った民芸品です。小さいふくろうは偶然にも家内がお土産にいただいた同じ作りの民芸品です。大は高さ10cmの貯金箱、小は5cmの置物です。

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セルロイドの箱入り玩具、ソーラーパワーで森のアイドル福くんが首を左右に振ることが出来る。MADE IN CHINAのおもちゃ

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2012年11月山陰・山陽を夫婦旅行中に秋吉台・秋芳洞を見物後に名物の瓦蕎麦(焼きそば)の食事後に土産物店で購入した石灰石のふくろう

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10年前に新横浜アリーナの骨董市で見つけた九谷焼のふくろう、陶器の底にある九谷焼とある。高さ12cm

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同じ日の骨董市の木製・無銘のふくろう 高さ14cm

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野鳥撮影を始めた十数年前にヨーロッパ旅行してきた友人ご夫婦からお土産に頂いたクリスタルガラスのフクロウ、高さ60mm、目の色は薄いグリーン

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クリスタルガラスの底にSWAROVSKI スワロフスキー とスワンのマークがあるフクロウ の 置物  現在は廃盤品と思われますので貴重品です。

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H=80mm 頭の小さい白糸は芯、中国製ふくろうのローソク

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H=80mm民芸品の陶土鈴・振るとチリン・チリンと梟が鳴く

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倉敷大原美術館などの旅行土産、備前焼のふくろう高さ55mm

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新横浜アリーナの骨董市の木彫りのふくろう H=97mm

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お腹に穴がありライターなどの小物が入るSAN-EITO木製

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一番小さいH38mmの北海道土産

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家内の友達からお土産の頂き物H67mm布製品の軽いふくろう

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同じく家内の友達からのお土産の頂き物H48mm布製品Dsc01301

家内の頂き物、友達の旅行土産H50mm木彫り

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家内の頂き物友達のお土産品H45mm石製品

自分が買い求めたふくろうは能登半島白米の千枚田の竹の子製のふくろう貯金箱だけでした。

 

 

2023年4月 4日 (火)

病者の祈りとフクロウの回想




「未来は回想によって予見される。過去をふり返らない者には明日はない。」これは作家五木寛之の「回想のすすめ」の一節です。野鳥撮影を始めてから近所のFクリニックにお世話になった過去から現在までの回想とその深遠にあるのはこのブログの記録と過去のアクセスが一番多いエゾフクロウの回想です。
コロナ禍になってからは2020年7月以降から今日まで約3年間は北海道への遠征は中断しています。ブログを始めた2006年6月から毎年野鳥撮影旅行をしてきた北海道遠征はコロナ禍が始まった年にも諦めが悪いのか、未練がましく一度目の2020年は4月は一週間の滞在をしたがコロナにより道の駅スタンプラリーは中止となっていました。この時は北海道便のフェリーは往復ともがら空きでした。
4年連続で継続してきた北海道「道の駅スタンプラリー」は6月19日からの再開となり、この年は6月に二度目の北海道遠征をしました。スタンプラリーをしながらエゾフクロウなどの野鳥撮影をして124駅をめぐり、2020年は5年連続北海道道の駅スタンプラリー完全制覇を7月14日に達成しました。
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函館駅から大沼公園方面へ国道5号線を車で約40分の七飯町の「道の駅なないろ・ななえ」でスタンプラリー全駅完全制覇の証明印をいただきました。2020年7月14日が北海道滞在最後の日となりました。
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撮影日2020年6月13日 道の駅スタンプラリー中に阿寒町で撮影した巣立ちの蝦夷フクロウ、北海道で撮影したエゾフクロウの最後の写真です。
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撮影日2020年6月13日 釧路市阿寒町の巣立ち間もないエゾフクロウの同じ幼鳥、三番子だったと思われます
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三兄弟の集合
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巣立ちの幼鳥を見守るエゾフクロウの雌親
回想から妄想に替わるが生活習慣病で十数年通院しているFクリニックの過去と現状です。六十代の頃は昔成人病とよばれた生活習慣病の薬は処方されていなかったが七十代になってからは毎月近所のかかりつけのFクリニックに通うようになり、先生の診断前に処置室で看護士による血圧計による血圧測定と血糖測定器で指先をチクリと刺し、ゴマ粒大の血液を血糖値測定、体重測定などの後に先生の診察を受けていた。毎年4月下旬には採血により血液検査を行い肝機能・善玉悪玉のコレステロール値・腎機能・糖尿などの血液検査を受診していたが糖尿以外は基準値内に収まっていたが十年前からは糖尿病・高血圧症・高脂血症などを下げる四種類の薬を処方されていた。コロナ禍までの北海道遠征前は三ヶ月分の処方箋をいただきました。十年後の現在の処方箋は気管支喘息と頻尿の治療薬が増えて七種の調剤となっている。コロナ禍により待合室の三蜜を避けるため三年前より月一の診察から二ヵ月に一度の診察となり、通院回数が半分になりましたがこの十年間で一番の変化点は車の運転中にトイレが一番気になるようになりました。 

Fクリニックの待合室の壁に掲示されている額の中に気になるある詩があります。

「病者の祈り」は十年前は月に一度の診察と4種の調剤明細書をいただく都度に何気なく見てきた。現在も待合室の一番目立つ同じ処に掲示されています。この詩にあやかって自分もこのような含蓄ある詩を生み出そうと無謀にも思いましたが能力不足と脳力の劣化は否めず、何も浮かびません。この十年間は毎年のように劣化する体力・気力の衰えを自覚していましたが、自分が知らぬ間のボケの進行なのか、脳力の衰えを自覚していませんでしたが近頃は直前のことまで忘れっぽくなり、この症状を脳力の衰えと自認するようになりました。

「病者の祈り」

 大事を成そうとして力を与えてほしいと
 神に求めたのに
 慎み深く従順であるようにと
 弱さを授かった

 より偉大なことができるようにと
 健康を求めたのに
 よりよきことができるように
 病弱を与えられた

 幸せになろうと
 富を求めたのに
 賢明であるようにと
 貧因を授かった

 世の人々の賞賛を得ようとして
 権力を求めたのに
 神の前にひざまずくようにと
 弱さを授かった

 人生を享楽しようと
 あらゆるものを求めたのに
 あらゆることを喜べるように
 命を授かった

 求めたものは一つとして与えられなかったが
 願いはすべて聞き届けられた
 神の意にそわぬ者であるにもかかわらず
 心の中の言い表せない祈りは
 すべてかなえられた
 私はあらゆる人の中で
 最も豊かに祝福されたのだ

 ニューヨーク大学リハビリテーション研究所の壁に刻まれている詩

十年前から気になっているこの詩は、Fクリニックの待合室の壁に掲示されている額の中にある詩である。タイトルは「病者の祈り」とあるがいつの間にか「賢者の祈り」と読み替えている通院患者の自分がいました。これもボケなのだろうか?

 

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一番人気のある新緑のエゾフクロウ親子

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このブログで一番アクセスが多い新緑のエゾフクロウ親子です

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巣立ち直前のエゾフクロウ親子です

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撮影日2015年5月24日 親子の会話?

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雌親が洞から出ていきました洞に残された幼鳥

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近くの枝から巣立ちを促す親

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巣立ち直前の幼鳥です

(ふくろう)は、森の賢者といわれます。森の時を見つめる大きな目、首をかしげて思案する姿が、賢者の佇まいを. 感じさせるからかもしれません。 一方で、愛嬌あふれる仕草やとぼけた. 表情はなんとも親しみやすく、身近な隣人を思わせます。また、ふくろうは、福篭(福がこもる)または不苦労に通ずるとして、幸福と安心を呼び込む縁起の良い鳥ともいわれます。アイヌや西洋の国々では神話や伝説に数多く登場し、昔から、森を護る最高の神や智恵の神とされてきました。

フクロウは語呂合わせや当て字で次のように言われています。

不苦労」…苦労を知らず

さらに「ふく」という読み方からはじまっているので「福来」という福がくる意味も込められています。

不老長寿」…ふろう、から繋がっている

福来郎」…福が来る

不苦老」…不老は不老長寿

福籠」…福を一つにまとめる籠

」…知恵袋

福路」…旅行の安全、人生の幸福

このように様々な当て字がありますが、どれも縁起が良く幸福を招くとされています。こんな編集は惚(とぼ)けなのか、呆(ぼ)け なのかボケには分からない。

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